17歳の久井大夢が2階級制覇成し遂げ「今年、僕にもう一つ何か挑戦させてください」とアピール【KNOCK OUT】
久井の左ハイキック(撮影・須山杏)
「KNOCK OUT 2023 vol.4」(9月16日、東京・後楽園ホール)のセミファイナルで行われた「KNOCK OUT-BLACKライト級 王座決定戦」で大谷翔司(スクランブル渋谷)と久井大夢(TEAM TAIMU)が対戦し、久井が判定勝ちを収め、王座を獲得した。
久井はKNOCK OUT-REDスーパーフェザー級王座を返上し階級を上げての王座決定戦。この勝利で17歳にして2階級制覇を成し遂げた。この日までの戦績は6戦5勝(3KO)1敗。前戦は7月のK-1両国大会で行われた対抗戦で、Bigbangフェザー級王者の龍斗に判定勝ちを収めている。
大谷は元JAPAN KICKBOXING INNOVATIONライト級王者。大谷は2020年12月にノンタイトル戦で当時、KNOCK OUT-BLACKライト級王者だったバズーカ巧樹に判定勝ちを収め、2021年5月に王座挑戦にこぎつけるも返り討ちに遭い、王座獲得はならず。今回は悲願のKNOCK OUT王座獲得を目指しての一戦だった。