初参戦のANIMAL☆KOJI 山籠もり修行で鍛えたメンタルを武器にイゴール・タナベ狩りを誓う【RIZIN LANDMARK】

イゴール・タナベと対戦するANIMAL☆KOJI

「RIZIN LANDMARK 6 in NAGOYA」(10月1日、愛知・ドルフィンズアリーナ)の前々日インタビューが9月29日、愛知・名古屋市内で開催された。

 今年4月までK-1グループで戦い、今回がRIZIN初参戦となるANIMAL☆KOJI(HI ROLLERS ENTERTAINMENT)が山籠もり修行で鍛えたメンタルを武器にイゴール・タナベ(ブラジル/セラヴィー)からの勝利を誓った。

 ANIMALはイゴールとの対戦を前に山籠もりを行ったのだが「3~4日前に出てきた。試合が決まってからすぐ山に篭っていたので、1カ月ないくらい。トレーニングに関してはサンドバッグの代わりに太い木を蹴ったり叩いたりタックルを打ったり。基本的には森の中にあるものを使ってのトレーニングをしてきた。ちょっと持っていった道具を木につないでパンチを強化するトレーニングもした。雨が降ると足元が悪くなって、シャドーやったりするのもすごい大変だったのでそういうところでバランスが鍛えられた。『臥薪嘗胆』って言葉が好きなんですけど、硬いところに寝て、大器晩成じゃないから、絶対に格闘技で成り上がろうと思い、山に行っていました」と山でのトレーニング内容を明かした。

 トレーニング以外でも「ご飯が食べれない時や水が飲めない時があったので、心が折れそうになった時もあったが、期間を決めていてやり遂げた気持ち、カエルを食べたのですけど、今まではヘビとかカエルとか食べられなくて。でもそういったものも食べれたので、苦手なことをいろいろ克服できた」と精神力の強化が一番の成果だったよう。

 その過酷な修行中には「雨の日に水が入ってきて、足とかがびちゃびちゃになって皮がめくれたり、虫以外食べられないときは危機感があった」という。そんな中で「試合前にこんなことやってていいのか?」という考えが浮かび、電波が入ったり入らなかったりでたまに見るSNSで「俺の対戦相手は絶対いい練習をして、いいサプリを摂っている」と思う時もあったが「伝説を作った偉人は人と同じやり方じゃない。サプリじゃない。一番は心」と自らを奮い立たせたという。そして「心だけで勝てないのはもちろんなんですけれども」とも付け加えたANIMAL。

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