『べらぼう』新キャストに渡辺謙、染谷将太ら 主演の横浜流星「身が引き締まる思い」2025年の大河ドラマ
横浜流星が主演する、2025年の大河ドラマ『べらぼう~蔦重栄華乃夢噺~』の出演者発表会見が10月5日、渋谷のNHKであり、新たに渡辺謙、染谷将太、宮沢氷魚、片岡愛之助の4名の出演が発表された。
『べらぼう~蔦重栄華乃夢噺~』は、江戸のメディア王とされる蔦屋重三郎(以下、蔦重)の47年の波乱万丈の生涯を描く。江戸中期に活躍した人物で、吉原に生まれ、喜多川歌麿、葛飾北斎、山東京伝、滝沢馬琴らを見出し、東洲斎写楽を世に送り出した。
発表されたのは蔦重に影響を与える4人だ。
渡辺は「この話を伺ったときに脚本家が森下(桂子)先生で、『ごちそうさま』で娘がお世話になったのでご恩返しをしたいと思った」と挨拶して場を和ませると、「いろいろなメディアが分散して配信も盛んになっているなかっで、良くても悪くても大河ドラマは話題になる。“てやんでぇ、べらぼうめ”って感じで1年間を走り抜けたいと思います」と意気込んだ。
演じるのは米から金へと商業重視の政策へと方針を変えた改革者・田沼意次 意次といえば一般に賄賂政治や腐敗というイメージにつながりがちだが、「世の中の方々の、お主も悪よのぉ~という感じのイメージを払拭してまったく別の人物像を届けたい」と話した。