小栗旬「子どもの育て方を改めて教えてもらった」“トットちゃん”パパ役「この声に自信を持って」

 

 映画『窓ぎわのトットちゃん』の初日舞台挨拶が8日、都内にて行われ、声優を務めた子役・大野りりあな、小栗旬、杏、滝沢カレン、役所広司と八鍬新之介監督が登壇。トットちゃんのパパ役の小栗が本作への思いを語った。

 黒柳徹子が、激動の時代を背景に自身の幼少期を自伝的に描いた同名ベストセラーを、原作出版より42年の歳月を経て初めて映像化した話題作。
 
 本作で小栗が演じたのは、トットちゃんこと黒柳徹子の父であり、NHK交響楽団の前身・新交響楽団でコンサートマスターも務めたヴァイオリニスト黒柳守綱氏。

 小栗は「すごい勇気を持っているお父さん。とても大変な役を頂いたなと思ったんですが、オファーを頂いたときに黒柳さんが、僕の声の雰囲気がお父様に似ているということで。黒柳さんがそう言ってくれてるなら、とこの声に自信を持って演じさせていただきました」。

 そんな小栗は、本作を見た感想を聞かれ「子どもの育て方を改めて、小林先生から、僕は教えてもらうような映画になったなと思いました。最後はグッと来て、多くの方にこの映画が届いたらと思いました」と語った。

 この日は、原作者・黒柳徹子からキャスト陣への手紙が読み上げられ、一同大感激。黒柳からの「父の声と小栗さんの声がピッタリでうれしかった」というメッセージに小栗も笑顔を見せていた

 映画『窓ぎわのトットちゃん』は公開中。

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