勝てばペットパノムルンの持つGLORY王座への挑戦はほぼ確実の原口健飛が一撃での失神KO勝ちを予告【RISE】

原口健飛(左)とエイブラハム・ヴィダレス

「RISE WORLD SERIES 2023 Final Round」(12月16日、東京・両国国技館)の前日計量が12月15日、都内で開催された。

 RISEとGLORYの対抗戦で対戦するISKA世界ライトウェルター級王者・原口健飛(日本/FASCINATE FIGHT TEAM)は64.85kg、GLORY世界フェザー級1位のエイブラハム・ヴィダレス(メキシコ/Living legacy)は64.75kgでともに規定体重をクリアした。

 原口は昨年8月にRISE世界スーパーライト級王座決定戦でGLORY世界フェザー級王者のペットパノムルン・キャットムーカオ(タイ/Kiatmoo9)に延長の末、判定負け。その後、セルゲイ・アダムチャック、ジェレミー・モンテーリョ、アンバー・ボイナザロフを相手に3連続KO勝ちを収めている。

 ヴィダレスは昨年10月にペットパノムルンの持つGLORY王座に挑戦も判定負け。前戦ではアフマド・チクサークに1RKO勝ち。原口が勝利を収めたアダムチャックには2019年に敗れている。

 原口は「去年、ペッチ選手に負けてからアダムチャック選手、ジェレミー選手、アンバー選手と世間では強豪と言われていたが、自分の中では元王者とか元1位とかなんか微妙な勝って当たり前の相手だった。ようやく世界が認めるGLORYの1位と戦える。久しぶりにワクワクとかドキドキとかヒリヒリとかいろいろな感情が芽生えている感じ。GLORYでベルトを獲れるように、まずは明日、ヴィダレス選手に圧倒的に勝ちます」と今回の試合の先にペットパノムルン・キャットムーカオの持つGLORY世界フェザー級王座を見据えた。今回の一戦で原口が勝てばペットパノムルンへの挑戦がほぼ確実となっている。

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