勝村周一朗が木髙イサミとのSOG世界無差別級王座戦に意気込み「シングル、タッグと2本のベルトを持ってたらかっこいい」【ガンプロ】
団体史上初のスピリット・オブ・ガンバレ(SOG)王座の2冠王を目指す!
“リアルタイガーマスク”と呼ばれ、現在SOG世界タッグ王座(パートナーは和田拓也)を保持する勝村周一朗がガンバレ☆プロレスの今年最後のビッグマッチ「BAD COMMUNICATION 2023」(12月27日、東京・後楽園ホール)でSOG世界無差別級王者の木髙イサミ(BASARA)に挑む。大一番を控えた勝村に決戦前の胸中を聞いた。
12・27後楽園で今年最後のビッグマッチ「BAD COMMUNICATION 2023」開催
ーーイサミ選手が7・9大田区でSOG王座を獲って、YuuRI選手、冨永真一郎選手、今成夢人選手、翔太選手と仲間から4連続防衛して、自分がそろそろ名乗りを挙げなきゃと思ったんですか?
「僕はSOGタッグのベルトを持っているから、なかなか行けなかったし、誰かが獲り返してくれるだろうなくらいの感覚でした。でも、いい加減獲り返さなきゃと思って。タッグのベルトがあっても、行っちゃいけないルールはないよなということで、そろそろかなって思いました」
ーーイサミ選手がベルトを獲って5カ月ちょっと経ちました。他団体の選手が長期間ガンプロの象徴を持っているという状況は、やはり面白くないですよね?
「(ハートリー・)ジャクソンがベルトを持っていたときは頼もしかったですけど…。木高イサミに関しては、大田区で渡瀬(瑞基)が獲られて、渡瀬のところに寄ろうとしたとき、リング上から“上がるな”と言われたんです。戦闘民族3人でリング占拠して、俺らガンプロの所属が上がろうとしたとき上がれなくて。あれが忘れられなくて。自分にとっては外敵なんで、デカい顔してベルトを持ってるのは面白くないですね」
ーーイサミ選手をどういうイメージで見ていましたか?
「インディーといえば、木髙イサミみたいな感じで、インディーの顔というか。何でもできるし、デスマッチもできる、ちゃんとしたレスリングもできる。きっとあの人はインディーが好きでインディーにいるけど、今年の『ジュニア夢の祭典』(3月1日)とか出ても、メジャーの選手に引けを取らない存在感、実力を発揮していた。その部分では尊敬できるし、いろんな意味で強い選手かなと思います」