納谷幸男が1・28後楽園でのKO-D無差別級王座獲りに気合「上野勇希という強大な敵を倒さなきゃいけない」【DDT】
王者・上野勇希の持つKO-D無差別級王座に挑戦する納谷幸男
“昭和の大横綱”大鵬さんを祖父に、大相撲元関脇・貴闘力氏を父にもつ納谷幸男(DDTプロレス)が初のKO-D無差別級王座獲りに燃えている。
納谷は1月3日、東京・後楽園ホールで開催されたDDTのシングル最強決定リーグ戦「D王 GRAND PRIX 2023」優勝決定戦で遠藤哲哉を破って初制覇。試合後、KO-D無差別級王者・上野勇希に挑戦表明し、同月28日、後楽園大会でのチャレンジが決まった。
1年前の「D王」で納谷は初めて優勝決定戦まで進んだが、上野に敗れて準優勝に終わった。その悔しさをバネに1年間戦ってきた。昨年3月21日、後楽園での「DDT旗揚げ26周年記念興行」ではKO-D無差別級王座(当時の王者は火野裕士)に初挑戦するも敗退。直後に右足首を骨折し、4カ月欠場する事態となったが「足のケガは僕にとってはよかったと思っていて。逆に今までできなかったプロレスを見るということにすごく時間を使えた。DDTだけじゃなく、他団体、昔の試合だったり、いろんな試合を欠場期間中に見ることができて、自分にとってプラスになったと思います」と話す。