デビュー戦で敗れた相手とのリベンジマッチに臨む若松佑弥がメンタル面を大改革。“こいつには負けたくない”から“俺は俺”へ【ONE】
アジア最大級の格闘技団体「ONE Championship」の2019年10月以来の日本大会となる「ONE 165: Superlek vs. Takeru」(1月28日、有明アリーナ)の大会を前にした取材会が1月25日、都内で開催された。
今大会ではフライ級MMA 4位の若松佑弥(Tribe Tokyo MMA)がフライ級総合格闘技(−61.2kg契約)で2018年のONEデビュー戦で敗れたダニー・キンガッド(フィリピン/Team Lakay)とのリベンジマッチに臨む。
若松はONE参戦後、キンガッド、デメトリアス・ジョンソンに連敗もその後5連勝で2022年3月にはONE世界フライ級王者のアドリアーノ・モラエスへの挑戦を実現させるも一本負け。再起戦となったウ・ソンフンにTKO負けを喫し、連敗となったが、前戦ではシェ・ウェイにTKO勝ちを収め復活を果たしている。
若松は「当日120%にできる自信がある」と仕上がりに自信を見せる。そして今回の試合に向けては「“楽しむ”というか。日々楽しむ。全力でやって、その中で自分と向き合って、楽しんで、自分を肯定する。そこが依然と比べて変わっている。今までは修行ではないが“やるしかねえ”みたいな感じで自分を追い込んでいた。生きるか死ぬかくらいの感じで考えていた。今回ももちろんそういう気持ちもありますが、自分を肯定して“よし、よくやった”みたいな感じ。自分の中に2人いて、その2人が話し合っている感じで、ここまで楽しんで来れました」とこれまでとのメンタル面の大きな違いを口にした。