EXILE THE SECOND「あんたたち、よかね!」6年ぶりのアリーナツアーを福岡でスタート
ダンス&ボーカルグループのEXILE THE SECONDが3月7日、福岡県のマリンメッセ福岡で、全国アリーナツアー「EXILE THE SECOND LIVE TOUR 2024“THE FAR EAST COWBOYZ”」をスタートした。グループにとって、アリーナツアーは約6年ぶりとなる。
メンバーのEXILE AKIRAがプロデュースする10人組ダンス&ボーカルグループのTHE JET BOY BANGERZ(以下、TJBB)がステージを温めた後、メンバーが登場。
ツアータイトルでもある「THE FAR EAST COWBOYZ」のストーリーを伝えるオープニングムービーに続いて、最新EP『THE FAR EAST COWBOYZ E.P.』収録の新曲「We are the best」で幕開け。同曲のミュージックビデオのなかで印象的なシンボルとなっていた2つの光の輪をバックにしてのパフォーマンスで、SHOKICHIが壮大な世界観を美しく歌い上げれば、NESMITHの深い声が重なり、橘ケンチ、TETSUYA、AKIRAはそれぞれの内なる熱を放つようなパフォーマンスで楽曲の世界観を表現した。サビで繰り返される「We are the best」の部分ではオーディエンスも声を合わせての大合唱となり、感動的な景色が広がった。
事前の取材で、SHOKICHIが、この曲について「静かな曲なのに心が奮い立つような力がある。みんなで歌う楽しさ、一緒に創り上げるライブの楽しさを感じてもらえたら」と語っていたが、その言葉通り、ステージと客席がひとつになる最高の瞬間が生まれた。
2曲目は「Winner」で、先日開催された「東京マラソン2024」の公式イメージソングとして書き下ろされた楽曲。疾走感のある爽やかなサウンドが会場を包み込み、5人それぞれの表情豊かなダンスやハリのある歌声、バンドが生み出すグルーヴ、そしてオーディエンスひとりひとりと心を通い合わせるかのようなパフォーマンスなど、ライブならではの魅力がダイレクトに伝わってきた。