有村架純が8年ぶりの月9! 目黒蓮主演の『海のはじまり』

有村架純


 俳優の有村架純が7月スタートの月9ドラマ『海のはじまり』(フジテレビ系)に出演することが決まった。ドラマは親子の愛をテーマにした完全オリジナル作品で、目黒蓮(Snow Man)が主演。

 人がいつどのように“父”になり、いつどのように“母”となるのか。“親子の愛”を通して描かれる“家族”の物語。主人公の月岡夏(目黒蓮)が、大学時代の友人からの連絡で、大学時代に付き合っていた水季が亡くなったことを知る。彼女の葬式で水季の娘だという海と出会い、自分が海の父親だと聞かされたことで、描き始めた未来が変わっていく。

 有村は「約一年前にこの物語に出会った時、人は円滑に生きていくために痛みに蓋(ふた)をするのかな、と感じました。誰かを思うことは決して楽ではない。私はこの作品が教えてくれることを知りたくなりました」とコメント。

 有村が演じるのは、主人公の夏と交際中の恋人・百瀬弥生役。夏とは付き合って3年になり、そろそろ結婚も、なんとなくではあるが考え始めているが、ある日、夏の部屋で一緒にご飯を食べていると、夏のもとに一本の電話が入ったことで人生が変化していく。

 有村は「一つ一つを見落とさないように弥生を考え続けたい」としたうえで、「キャストスタッフの皆さんと良い作品作りができるよう丁寧に向き合いたい」と意気込んでいる。

 月9への出演は『いつかこの恋を思い出してきっと泣いてしまう』以来で8年ぶり。また同作で組んだ村瀬健プロデューサーと再びタッグを組む。 

「今回の弥生は、とてつもなく難しい役」と、村瀬プロデューサー。「愛しているからこそ抱える感情、そして自分自身の人生と向き合いながら抱える誰にも言えない思い。このドラマのもう一人の主人公ともいうべき弥生を、有村さんがどのように演じてくださるのか。誰よりも信頼している彼女だからこそ、目一杯ハードルを上げてお迎えしています」と期待を寄せている。

 脚本は生方美久、演出を風間太樹。