甘党の西島秀俊「3カ月現場で甘いものを食べてない」舞台挨拶で食べたいスイーツ羅列「ドーナツ、ケーキ、プリン…」

 

 映画『蛇の道』(6月14日公開)の完成披露イベントが20日、都内にて行われ、俳優の柴咲コウ、西島秀俊、青木崇高と黒沢清監督が登壇。役作りの減量のため3カ月、甘いものを食べていなかったという西島が「食べたいスイーツ」の話で笑いをさそった。

 黒沢清監督が、98年に劇場公開された哀川翔主演の同名Vシネマをフランスを舞台にセルフリメイクしたリベンジサスペンス。

 フランス映画として、フランスチームとオールフランスロケを行った本作。黒沢組5度目という西島が「フランスでも日本と同じように尊敬されていて、現場に入っても、黒沢組特有の、監督がどんな演出をするんだろう、何を言い出すんだろうとワクワクしている雰囲気が満ちあふれていた」と振り返ると、黒沢監督は「けっこう皆さん、俳優の方もスタッフも文句を言わずやってくれてうれしいな、と(笑)」と苦笑。

 この日は、物語にちなみ「リベンジしたいことは?」という質問。謎めいたヒロインをほぼ全編フランス語セリフで演じきった柴咲が「昔の自分に対してバカって思うことが多い。でも乗り越えていくしかない。大人になって作法を学ぶとか。そいうことの繰り返し」と自戒すると、西島は「今の良い話の後に恐縮なんですけど…」と切り出し「今回の役が、体重を落とさないといけない役で3カ月くらい現場で全然甘いものを食べていなくて。現場で“甘いもの食べないんですね”と言われてくやしい思いをして。あと1日で終わるので、ドーナツとかケーキとか、いろんなものを食べようと。何から食べようかなと」と甘いものをリベンジしたいと語り、会場も大笑い。さらに一番食べたものはと聞かれると「悩んでるんですよね。プリンもいいですし、みたらし団子…マカロンもいいですね」と羅列し、甘党ぶりで笑いをさそっていた。

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