芝浦エリアの大規模再開発が「ブルーフロント芝浦」に決定!空を写すツインタワーが目印
野村不動産とJR東日本は5月30日に都内で「芝浦プロジェクト」記者発表会を行い、共同で推進する「芝浦プロジェクト」の街区名称を「BLUE FRONT SHIBAURA(ブルーフロント芝浦)」に決定したことを発表した。
舟運サービス「BLUE FERRY」から見た「BLUE FRONT SHIBAURA」S棟(中央)
「芝浦プロジェクト」は野村不動産が保有する「浜松町ビルディング」、JR東日本が保有する「旧東海道貨物支線 大汐線用地」を合わせた4.7haの敷地にツインタワーを段階的に開発。最先端の設備と仕様を備えたオフィス・ホテル・住宅・商業施設などからなる延床面積55万㎡の複合施設で、東京ベイエリアにおける国内最大級のプロジェクトとなる。設計は槇総合計画事務所が手がけ、竣工は南側の1棟目「S棟」が2024年度、2棟目「N棟」が2030年度を予定。
「BLUE FRONT SHIBAURA」は同プロジェクトの “空と海の最前列” という圧倒的な開放感を表現し、芝浦エリアの価値を高めることで東京の発展にも寄与。ニューヨーク「4ワールド・トレード・センター」などを手がけた槇総合計画事務所による建築デザインは、世界最大の水都だった江戸の歴史を踏まえ、東京の陸と海の調和を取り戻す開発を目指した。
特徴的なタワーは見る角度によりさまざまなフォルムに変化し、季節のうつろいや天候、時間による光の加減に呼応しながら多様な表情を見せる。