平泉成、若手に愛される80歳「変な絵文字つけちゃってごめん」“追いLINE”にAぇ! group佐野もメロメロ?

 

 映画『明日を綴る写真館』の初日舞台挨拶が7日、都内にて行われ、平泉成、佐野晶哉(Aぇ! group) らキャスト陣と秋山純監督が登壇。平泉が若手俳優たちに囲まれての80歳のお祝いサプライズに感激した。

 あるた梨沙の同名漫画を原作に、さびれた写真館を営む無⼝なカメラマン・鮫島(平泉)と、彼の写真に⼼を奪われ弟子入りを志願する気鋭カメラマン・太⼀(佐野晶哉)の交流を描く感動作。

 初主演作の初日に「昨日はドキドキして眠れませんでした」と言う平泉。うれしそうに「今日、佐野くんがメンバーカラーのネクタイをプレゼントしてくれたので、付け替えました」と見せ、佐野も「つけてくれるかな、と思ったらすぐ付け替えてくれた」と感激。

 そんな佐野が「成さんが現場に入るとみんなをリラックスさせてくれつつ、しめる所はしめてくれる」と振り返ると、平泉は「ちょっとほめ過ぎだろ」。

 今や「メル友」という2人。佐野が「成さんの誕生日、夜11時ごろにおめでとうございますってメールを送ったら、僕より長い返信が来て。今日はもう遅いから明日の朝に返信しようと思ったら、次の日起きたら“ごめんな、酔っぱらったまま打ったから読みにくくて。変な絵文字もつけちゃって”って。成さん“追いLINE”するんや、好きな子にするやつ、って(笑)」。

 平泉は、佐野をはじめ、嘉島陸、咲貴、田中洸希といった若手キャストたちとの共演について聞かれると「若い人はいいな~って。細いし、セリフ覚えもいいし、顔も小さいし…。僕も(佐野と同じ)22歳のことはそこそこかわいかったと思うけど」と笑いをさそいつつ「礼儀正しくてね。学ぶことだらけでしたね。若い人みんな芝居が上手い!」と手放し。

 この日は、6月2日に80歳を迎えた平泉を祝うためサプライズでバースデーケーキが登場し登壇者が会場と一緒にバースデーソングで祝福。

 若い俳優たち一人ひとりから思いのこもった言葉を贈られた平泉。佐野も「僕が主演するとき、絶対に成さんに出てもらうんで!」。

 平泉の若い世代への温かなまなざしに、秋山監督も「100歳までこきつかいますんで(笑)。こんな時代だから今、成さんの優しい、皆に対しての温かな空気が大事だと思う。それをこの映画から感じてもらえれば」。

「僕の好きなものばかり」とケーキに感激していた平泉。最後は「お客さんが入ればパート2をやりたい」とさらなる意欲を見せていた。

 この日の登壇者は平泉成、佐野晶哉、嘉島陸、咲貴、田中洸希、秋山純監督。

『明日を綴る写真館』は公開中。

 

1 2>>>