広瀬アリスらが七夕のお願い『完全無罪』舞台挨拶


 俳優の広瀬アリスがが主演する連続ドラマW『完全無罪』(WOWOWプライムなど、日曜22時、7月7日放送・配信スタート)の舞台挨拶が7月4日、都内であり、広瀬、共演の北村有起哉、奥田瑛二、大森立嗣監督が登壇した。ドラマの見どころをアピールするなかで、
ドラマが7月7日から放送・配信開始となることから、イベントでは短冊に願いをしたためるという演出もあった。

 広瀬の願いは「ライブに沢山行けますように」。音楽好きで「寝てる時以外はずっと音楽聞いてるような人間」だという広瀬は「夢なんですけど、いつか自分主催の音楽ライブとか音楽イベントやりたいなと思っていて、それも含めて楽しみつつお勉強しつつ、ライブにたくさんいけたらなって思ってます」と、にっこり。

左から、奥田瑛二、広瀬アリス、北村有起哉


 北村は「適応したい」で、「人間関係とか仕事とかもっと適応したい。日々成長する子どもたちに適応したいとか妻ともちゃんと適応していきたいとか……戦争と平和を繰り返しますけども、いろんな意味でちょっと適応したいです、とにかくこの暑さですね」と話し、笑わせた。

 奥田は「百一歳まで空をみていたい」とポエティックにしたためた願いを読み上げると、「僕は自分の寿命を決めているんですよ、101歳で死ぬんですね。だから101歳まで空を見ていたい」。

 願い事を書いたのは今日が初めてだといい、「幼稚園保育園、小学校も中学校高校もその後も書いたことないんですけど、急に書けって言われたから冗談じゃねえよってちょっと腹立たしく思ったんですが、真剣に朝からずっと考えてて。どうしようかな、願い事はないって書く……それだとダメだろうなって。この歳で願い事を書いたって、あと何年なんだろうと。これからの世の中、世界は大変。ただみんなが平等に見られるのは空だな。101歳まで空を見たい、これだと」

 寿命を101歳と決めているのは、映画監督の新藤兼人さんとマノエル・ド・オリヴェイラさんに尊敬の念を込めてとのこと。「俳優はあと5年ぐらいでセリフを覚えられなくなると思うんですが、監督は寝てても用意スタートはかけられるぞというのがある」としたうえで、「皆さん楽しみにしていてください。絶対に101 歳まで生きてやります」と語った。

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