アンガールズ山根の新種昆虫発見に科博の研究者「人生に一度、あるかないかの珍事」

 

「昆虫MANIAC」のオープニングセレモニーが12日、会場の上野・国立科学博物館にて行われ、公式サポーターを務めるアンガールズ(山根良顕、田中卓志)が登壇。山根による新種発見のケースを研究者が「レア」と太鼓判を押した。

 国立科学博物館の研究者によるマニアックな視点や昆虫標本、最新の昆虫研究を通して、普段はなかなか注目することが少ない昆虫の世界を紹介する展覧会。

 展覧会のオリジナルグッズを身に着けて登場したアンガールズの2人。今回の公式サポーターのオファーは、山根が番組で新種の昆虫(モトナリヒメコバネナガハネカクシ)を発見したことがきっかけだったとのことで、相方の田中は「だからオレは山根のバーター」と自虐かと思いきや「バーターされるってこんなに楽しいんだと思いました。誰かのバーターって気が楽です」。

 この日は、国立科学博物館動物研究部の5名の監修者も登壇。新種を発見した山根に、コウチュウ類担当の野村周平氏は「研究者にとっては仕事なのでわりと日常茶飯事ですが、山根さんのようにタレントさんが見つけるというのは、人生に一度、あるかないかの珍事」と言い「「しかも新種発見の瞬間が映像に残っているのが貴重です。だいたい(虫を採る現場には)自分一人しかいないので」と語り、田中と山根もびっくり。

 そんな2人は、本展のマニアックでレアな展示や体験コーナーに大興奮。最後に、司会から「昆虫になり切って展覧会をアピールして」と頼まれると、虫のようなポーズになり「僕たちが国立科学博物館で待ってるよ!」と呼びかけてから「おかしいでしょ、僕たちが虫になりきるって…」とツッコミを入れていた。

 特別展「昆虫MANIAC」は7月13日から10月24日まで、東京・上野の国立科学博物館にて開催。

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