池松壮亮「カンヌより韓国行きたい」という若手俳優に苦笑
映画『ぼくのお⽇さま』(9月13日公開)の先行上映舞台挨拶が7日、都内にて行われ、俳優の越⼭敬達、中⻄希亜良、池松壮亮、主題歌を手がけたハンバート ハンバート(佐野遊穂と佐藤良成)と奥⼭⼤史監督が登壇。一同がカンヌ国際映画祭に参加した思い出を爆笑トークで振り返った。
第77回カンヌ国際映画祭オフィシャルセレクション「ある視点」部⾨ 正式出品作。吃⾳のあるホッケーが苦⼿な少年、選⼿の夢を諦めたスケートのコーチ、コーチに憧れるスケート少⼥の3⼈が紡ぐ⼩さな恋の物語。
映画初主演となる主⼈公役の越⼭と、本作が映画初出演となるヒロイン役・中⻄。15歳と13歳というフレッシュな2人に、スケートコーチ役の池松は「可能性のかたまり」と太鼓判。
そんな2人と池松、奥⼭監督、そしてハンバート ハンバートの佐藤良成はカンヌ国際映画祭にも出席。カンヌでの思い出話に花を咲かせた一同。
越⼭はホテルのお風呂のドアの締め方が分からず脱衣所を水浸しにしてしまったエピソードで笑いを取りつつ、カンヌで初めて食べたという生ガキに「ドはまりしちゃいました」。中⻄は「レッドカーペットで、前がミシェル・ヨーさん、後ろがケビン・コスナーさんで」と、2人とも初のカンヌ体験に大感激。
すると池松が「(越⼭)敬達に“誰に一番感動した?”と聞いたら、ゆりやんレトリィバァさんでした」と暴露。さらに「公式上映にも感動して、2人とも泣いていたし、帰りの車の中で、本当によかったね、いい経験になったねと3人で話していて。これで終わりじゃないかもよ、この後、釜山(国際映画祭)とかもあるかも…と言ったら“え、韓国のほうが行きたい!”って。カンヌより韓国でした、2人は」と苦笑していた。