引退の浅倉カンナが「みんなと切磋琢磨してきた時間が私の青春です」とジムの仲間に感謝の言葉。最後は「最高の格闘技人生でした」【RIZIN.48】

引退式で感謝の言葉を述べる浅倉カンナ
「RIZIN.48」(9月29日、埼玉・さいたまスーパーアリーナ)で浅倉カンナ(THE BLACKBELT JAPAN)の引退式が行われた。
 
 浅倉はこの日、RIZINスーパーアトム級王者の伊澤星花(Roys GYM)と引退試合を行い、激闘を繰り広げた末に0-3の判定で敗れた。
 
 その試合の直後に行われたセレモニーで浅倉は引退試合を受けてくれた伊澤、榊原信行CEOをはじめとするRIZIN関係者、家族、ジム関係者、ファンらに感謝の言葉を述べた。
 
 榊原氏には「RIZINという舞台に立てて、格闘家として本当にいい格闘技人生を送ることができました」、師匠である鶴屋浩氏には「鶴屋先生がいなかったら格闘技に出会えていませんでした。こうして格闘家としての人生を一緒に歩んでくれて、育ててくれて本当にありがとうございました」、扇久保博正らジムの選手たちには「みんなと練習して、強くなった、切磋琢磨してきた時間が私の青春です」、父親の洋平氏には「天才とも才能があるとも言われたことがない私をあきらめずに強くしてくれてありがとう」、母親には「どんな時も味方でいてくれてありがとう」、きょうだいたちには「いつも一番の応援団でいてくれてありがとう」と呼びかけた。
 
 そしてファンには「格闘家として勝ったり負けたりで、最強でもなんでもなかったですが、皆さんのパワーがいつも力になっていました。私を知ってくれて、応援してくれてありがとうございました」と感謝の言葉。
 
 最後は「最高の格闘技人生でした。ありがとうございました」と締めくくり、引退の10カウントゴングを聞いた。