推定4.5億円!『オズの魔法使』“ルビーの靴” 銀座で公開へ 米オークション大手日本上陸で

 世界最大級のオークションハウスで知られるヘリテージ・オークションズ戦略発表会が10月23日、都内で行われ、1939年公開のミュージカル映画『オズの魔法使』で使用された “ルビーの靴” を公開した。

映画『オズの魔法使』(1993)でドロシー役のジュディ・ガーランドが履いた “ルビーの靴”

 1976年にアメリカで設立されたヘリテージ・オークションズは、米国発として最大、世界では第3位の規模を誇るオークションハウス。ポップカルチャー、希少コイン、ラグジュアリーなど50種類以上の幅広い分野でオークションを展開し、主に米ダラス本社を中心に部門によって香港やビバリーヒルズなどでも開催。昨年の年間売上高は17.6億ドル(約2640億円)、今年上半期の売上高はすでに9.24億ドル(約1450億円)に達し、年間オークション開催数は約1100回、年間落札点数は約41万5000点、入札登録会員数は195カ国183万人に及ぶ。

 米国各都市だけでなくロンドンや香港にオフィスを構え、今年4月に虎ノ門に日本オフィスを開設。同社エグゼクティブ・バイス・プレジデントのジョー・マッダレーナ氏は「次の拠点を決めるうえで、弊社で取り扱うポップカルチャーの分野と親和性の高い日本を選んだことは必然。アニメやポケモンなどメイド・イン・ジャパンのアイテムは世界中に人気で、今後取り扱いを増やしたいと考えている。また、日本の収集品市場は今後成長を続けると予想されており、日本全国のコレクターの皆さんにより一層のサポートを提供していけるよう、東京オフィスの開設を決定した」と説明。

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