杉咲花「性的マイノリティーの方々に連帯の気持ちを」GQ MEN OF THE YEAR 2024受賞
「GQ MEN OF THE YEAR 2024」受賞会見が5日、都内にて行われ、その年に活躍した文化人やスポーツ選手が表彰。俳優の杉咲花が、今年公開された主演作『52ヘルツのクジラたち』を通して得た思いなどを語った。
メンズファッション・ライフスタイル誌『GQ JAPAN』(コンデナスト・ジャパンが刊)が毎年、各分野において圧倒的に活躍をした人を称えるアワード。
ベスト・アクター賞を受賞した杉咲は「個人に贈られる賞なのかもしれませんが、作品に携わった方々と一緒にここに立たせていただいているような気持ち」と周りのサポートにも感謝。
「今年はずっと記憶に残り続けるんだろうなという素晴らしい巡り合わせの連続でした」と振り返った杉咲。自身が特にたたえたい人は?と聞かれると、今年公開された主演映画『52ヘルツのクジラたち』でトランスジェンダーの表現をめぐる監修を手がけた若林佑真氏をあげ「当事者そして有識者としてたくさんのアドバイスをいただきました」と感謝。
さらに「私自身、LGBTQの方々に対する差別に反対していて、性的マイノリティーの方々に連帯の気持ちを表したいと思っています」と語った。
そんな杉咲は「リラックス方法」を聞かれると「運転ですかね。去年、免許を取って。運転してます。今年も北海道へ行って、大移動しました。何かでっかいものを操っている感じがうれしいなって思います(笑)」と照れ笑いしていた。
この日の登壇者は岡村和義(ベスト・コラボレーション賞)、北口榛花(ベスト・アスリート賞)、杉咲花(ベスト・アクター賞)、仲野太賀(ブレイクスルー・アクター賞)、Number_i(ベスト・ミュージックグループ賞)、ファーストサマーウイカ(ブレイクスルー・エンターテイナー賞)、堀米雄斗(ベスト・アスリート賞)、村上隆(ベスト・アーティスト賞)。