オク・テギョン、続編『グランメゾン・ソウル』を希望するも木村拓哉が「でも君、パティシエだからね」
映画『グランメゾン・パリ』の大ヒット御礼舞台挨拶が15日、都内にて行われ、主演の木村拓哉らキャスト陣と塚原あゆ子監督が登壇。来日した韓国俳優オク・テギョンが続編『グランメゾン・ソウル』を希望した。
2019年に放送の人気ドラマ「グランメゾン東京」の続きを描く劇場版。木村拓哉が演じる型破りなシェフ・尾花と仲間たちの挑戦をフランス料理の本場・パリを舞台に描く。
映画から参加しながらも流ちょうな日本語でドラマレギュラー陣の輪にすっかり溶け込んでいる様子のテギョン。この日も「水曜日なのに、このようにたくさんの人が…皆さん仕事大丈夫? 春のような今日の日のように皆さんの心も温かくなったら」と笑いを交え巧みな日本語で挨拶し、横から沢村一樹が「本当に日本語上手だよね。覚えたんじゃなくて、普通にしゃべってるんですよ。すごいね」と感嘆。
グランメゾンのメンバーたちとのコミュニケーションも問題ない様子のテギョン。「今年の目標は?」というフリップトークで、塚原監督が自動翻訳機能を生かして外国語に挑戦したいと言うと、木村は「僕らのLINEだと、テギョンが韓国語で打ったメッセージをきれいな日本語に変換してくれて、僕がすぐ理解できる」と明かし、塚原監督も「自動翻訳すごいよね」。
さらに沢村が「『グランメゾン・鹿児島』を撮りたい」と言うと、鈴木京香も「出来たら『グランメゾン・宮城』もお願いできますか」と言い、木村が「みんな出身地にグランメゾンの支店を構えたいというのが続々でてくるかも」と苦笑。
するとテギョンが笑いをこらえながら「僕は(みんなの)答えを知らなかったんですけど…」とフリップを出し「『グランメゾン・ソウル』を。僕はこのメンバーとソウルに行って撮影したらいいなと思って。パリでも楽しかったんですけど、僕のふるさとに行ったら、僕がお見せできることたくさんあるから」と笑顔。
そこに木村が「でも君、パティシエ(役)だからね」と『グランメゾン・ソウル』がフレンチレストランではなくパティスリーになる可能性を指摘し、会場の笑いを誘っていた。
この日の登壇者は木村拓哉、鈴木京香、オク・テギョン、沢村一樹、及川光博、正門良規(Aぇ! group)、塚原あゆ子監督。