チャトリ氏の「最後の試合」に青木真也は「全然ラストマッチではない」と否定。試合については「これこそやり直し」【ONE】

エドゥアルド・フォラヤンと対戦する青木真也
 ONE Championshipが1月31日、都内で約1年2カ月ぶり4度目となる日本大会「ONE172:TAKERU VS RODTANG」(3月23日、埼玉・さいたまスーパーアリーナ)の追加カード発表会見を開催した。
 
 会見にはすでにエドゥアルド・フォラヤン(フィリピン)との対戦が発表されている青木真也(日本)も出席した。
 
 青木は昨年1月の日本大会に出場。当初、セージ・ノースカット(米国/Evolve MMA/Team Alpha Male)と対戦の予定だったのだが、大会中に対戦相手がジョン・リネカー(ブラジル/American Top Team)に変更となるという前代未聞のアクシデントに見舞われるも1Rで一本勝ち。その後、ONEとの契約を更新したのだが、なかなか試合が組まれず、次戦は昨年12月の「ONE Fight Night 26」でのコール・アバテとのサブミッション・グラップリング戦。その試合は1R2分25秒、ヒールフックで敗れている。
 
 今回対戦するフォラヤンとは過去3回戦い2勝1敗。
 
 会見の冒頭、ONEのチャトリ・シットヨートンCEO兼会長が「レジェンド対決。青木真也選手の最後の試合になる」と発言。これに青木は「気がついたら1年以上試合をしていなくて。“あっ、ファイターなんだ”って思い出しました。それは冗談として、ラストマッチと言われたが僕の中では全然ラストマッチではないし、これからも試合をしていくつもり。ラストではなくスタートだと思っている。今回はフォラヤンと出汁のある試合をしたいと思っているので、お付き合いいただけたら幸い」とラストマッチということについては完全否定。
 
 試合について問われた際には「これこそやり直しだと思う」と27日に行われたフジテレビの会見の際に使われた「やり直し」というワードを引用した。