大学ラグビー アカクロへの思い【アフロスポーツ プロの瞬撮】

 スポーツ専門フォトグラファーチーム『アフロスポーツ』のプロカメラマンが撮影した一瞬の世界を、本人が解説、紹介するコラム「アフロスポーツの『フォトインパクト』」。他では見られないスポーツの一面をお届けします。

撮影/文章:長田洋平(2025年1月13日 第61回 ラグビー 大学選手権 決勝 早稲田大学vs帝京大学)
この写真は今年のラグビー大学選手権決勝、キックオフ前の一幕だ。
15人が1列に並んで、一斉に走り出す。球技屈指の肉弾戦を繰り広げるラグビーにおいて
静かな闘志を感じる瞬間だ。決して狙って撮ったわけではないが、たまたま居合わせたところを
とっさに構えて撮影することが出来た。冬らしい青い光がアカクロのジャージを引き立ててくれたと思う。
秩父宮での開催となったことも写真的には良い方向に転んでくれたのではないだろうか。
客観的な視点を大事にしたい気持ちは山々であるが、アカクロがカッコよく見えてしまうというのが
嘘偽りない正直な気持ちだ。それは母校であるが故に他ならないが、そういう思いもまた写真を特別な
ものにさせてくれる要因であるように、今は思える。
 
■カメラマンプロフィール
撮影:長田洋平
1986年、東京出身。かに座。
早稲田大学教育学部卒業後、アフロ入社。
2012年ロンドンパラリンピック以降、国内外のスポーツ報道の現場を駆け回っている。
最近では平昌オリンピック、ロシアW杯を取材。
今年の目標は英語習得とボルダリング5級。
★インスタグラム★
アフロスポーツ

1997年、現代表フォトグラファーである青木紘二のもと「クリエイティブなフォトグラファーチーム」をコンセプトに結成。1998年長野オリンピックでは大会組織委員会のオフィシャルフォトチーム、以降もJOC公式記録の撮影を担当。
各ジャンルに特化した個性的なスポーツフォトグラファーが在籍し、国内外、数々の競技を撮影。放送局や出版社・WEBなど多くの報道媒体にクオリティの高い写真を提供し、スポーツ報道、写真文化の発展に貢献している。

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