来日アリアナ・グランデ、シンシア・エリヴォに日本語レッスン「アリアナ・センセイ」

 

 映画『ウィキッド ふたりの魔女』のジャパンプレミアが19日、日比谷にて行われ、キャストのシンシア・エリヴォとアリアナ・グランデ、ジョン・M・チュウ監督が登壇。久しぶりの来日にアリアナが喜びを爆発させた。

 20年以上愛され続けている不朽のミュージカル「ウィキッド」の映画化。アカデミー賞でも作品賞をはじめ、主演女優賞(シンシア)、助演女優賞(アリアナ)でもノミネートされている注目作。

 後の“悪い魔女”エルファバ役のシンシアが「日本は4、5年ぶりになるでしょうか。日本は大好きな国で、日本の方も大好き。この作品を分かち合えて幸せです。アリガトウゴザイマ~ス!」とチャーミングにおじぎ。後の“善い魔女”グリンダ役のアリアナ・グランデも「日本は世界の中でも最も好きな国。久しぶりになってしまいましたが、また帰って来れてうれしいです」と満面の笑顔。

 トークでは、ネタバレしそうになったジョン・M・チュウ監督にすかさずツッコミを入れたり、通訳にちょっかいを出したり、お茶目な姿で観客を魅了したシンシアとアリアナ。

 今回の来日でしたいことを聞かれ、監督が「日本語吹き替え版を日本の観客の皆さんと一緒に見たいですね。あとは原宿で買い物(笑)」と言うと、シンシアとアリアナも“買い物”にノリノリで共感。

 シンシアが「ファッションと、物を書くのが好きなので、ヴィンテージショップや文房具のお店に行きたい」と言うと、アリアナも「ラッキーなことに、日本で楽しみにしていたことの2つはもうやってきました。一つは両親と一緒にショッピング。父は今回、日本が初めてなんです。もう一つは日本のファンの皆さんとお会いしたこと。長い間お会いできなくてさみしかったので」と言い「買い物は一番最初にしました(笑)」。

 最後に、シンシアが「実は今日、ずっとアリアナに日本語を教わっていたんです。ニホンダイスキ!アリガトウゴザイマス」と言い、司会から「アリアナ・センセイ」と言われたアリアナは照れ笑い。「あとどれくらいで日本に行けるかなとずっと楽しみでした。感謝でいっぱいです。ダイスキ!」とファンにメッセージを伝え、大きな拍手で見送られた。

 この日は、日本語吹き替え版キャストのエルファバ役・高畑充希、グリンダ役・清水美依紗や、友人役のkemioとゆりやんレトリィバァもかけつけ、来日陣と和気あいあいでトーク。感涙する清水にアリアナがほほを寄せたりハグし、観客を沸かせていた。

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