山田幸代「“夢はラクロス選手” と言えるスポーツに」ラクロス国際マッチ「SEKAI CROSSE」開催

 ラクロスの世界最高峰マッチ「KMPG SEKAI CROSSE 2025(以下、SEKAI CROSSE)」記者会見が2月27日、都内で行われ、日本初のプロラクロスプレーヤーで株式会社Little Sunflower代表取締役の山田幸代が登壇した。

左から「KMPG SEKAI CROSSE 2025」記者会見に登壇した播磨柚葉さん、増田漣さん、山田幸代、片岡愛海さん、KMPGジャパンの山田裕行氏

 今回で6回目の開催となる「SEKAI CROSSE」は、世界最高峰のラクロスプレーヤーが集まる日本で唯一の国際マッチイベント。日本各地から厳正な審査を得て選ばれた「Cross Cross選抜」と、アメリカプロリーグ「PLL All stars(男子)」、「WLL All stars(女子)」、南オーストラリアのオールスターチーム「South Australia All stars」が対戦。日本と世界のトッププレーヤーが激闘を繰り広げるエキシビジョンマッチで、山田と共に128人の現役大学生が企画・運営に当たる。

 大会代表を務める山田は、開催への思いを「この大会は、ラクロスを日本の子どもたちに “夢はラクロス選手になりたい” と言ってもらえるスポーツにすること、それによって子どもたちの選択肢が広がる機会を作りたいという思いで2017年からスタートした。さらに国内外で活躍できる人材育成として、学生たちに成長の場を与えられるのではないかということで、2019年から彼らと共にプロジェクトを進めている。ラクロスというスポーツをコンテンツに、世界のトップ選手を扱いながら彼らがチャレンジする姿をサポートしていきたい」と明かす。

 学生代表である明治大学ラクロス部2年の増田漣さんは「2018年のロサンゼルスオリンピックに向け、ラクロスで日本中を盛り上げていくことを目標に日々活動してきた。この大会を通じてすでにラクロスを知っている層はもちろん、まだ知らない層にもラクロスの魅力を伝えていきたい。さまざまな学生団体がある中で、国際規模の試合を企画・運営できることに魅力を感じて参加を決意した。大会まであと2週間となったが最後まで突き詰めて頑張りたい」と意気込みを語った。

 大会は3月13日に大井ホッケー競技場サブピッチにてSouth Australia All stars対Cross Cross選抜戦、15日に富士通スタジアム川崎にてWLL All stars対Cross Cross選抜戦、PLL All stars対Cross Cross選抜戦を開催。ルールは男子は10人制、女子はロス五輪と同様の6人制。大会の前後には招聘した選手たちが近隣の小学校に訪問し、日本の子どもたちにラクロスの魅力を伝え、世界に挑戦していく楽しさを学ぶイベントも実施する。

 後援はスポーツ庁、東京都、アメリカ大使館。チケットはローソンチケットにて。

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