首都圏の住みたい街ランキング1位は8年連続で横浜。大宮が大きく得点伸ばし2強体制に。「東の渋谷」柏が20位圏内突入

SUUMOの池本洋一編集長、よしこ、まひる、河井ゆずる(左から)

 不動産・住宅サイト「SUUMO」が3月6日、都内で「SUUMO 住みたい街ランキング 2025 首都圏版」の記者発表会を開催した。

「住みたい街(駅)ランキング」では「横浜」が8年連続で1位を獲得した。2位は昨年に続き「大宮」。大宮は得点を大幅アップさせ横浜に迫る勢いを見せ、その一方で3位・吉祥寺、4位恵比寿は得点減で横浜と大宮の2強体制といえる結果となった。5位以降は東京、池袋、新宿、品川、目黒、渋谷と山手線の駅が10位まで続いた。

 大きく得点を伸ばした街(駅)ランキングでは東京が1位で2位・上野、3位渋谷、穴場だと思う街(駅)ランキングでは北千住が1位、以下、大宮、和光市、練馬、所沢と続いた。

 住みたい街(駅)ランキングの11位以下では「船橋」「立川」「桜木町」「柏」「藤沢」などが過去最高位を記録。特に19位の柏は初めての20位圏内に入った。

 この日の発表会では横浜、大宮、立川、柏、藤沢、上野の6つの街をピックアップ。横浜は「不動の人気で8年連続1位。Kアリーナ横浜、ぴあアリーナMMの登場で最強エンタメの街に!」、大宮は「働く女性の支持アップ! 氷川参道を中心に映えスポットが増加。御母屋の躍進が止まらない!」、立川は「過去最高15位、『立川で完結』。もう、休日に新宿に行く理由がない。駅北の“青空空間”は中核都市で唯一無二」、柏は「初のトップ20入り!『東の渋谷』はコスパ最強。ウラカシ・手賀沼・シン☆柏おどりでアガる街↑」、藤沢は「得点ジャンプアップで4位!“住むなら海を感じる街”と日帰り観光需要とともに流入急増」、上野は「女性人気上昇で得点ジャンプアップ2位。隠れ家的な『東上野』ガアツい!上野公園・銭湯の再評価も!?」などとそれぞれの地域の特徴や名所、自治体や民間の取り組みなどを織り交ぜながら紹介した。