中島健人「忙しい時にパートナーの頼みを聞くか断るか」の回答に女性陣から冷ややかな目

 

 公開中の映画『知らないカノジョ』の大ヒット舞台挨拶が12日、都内にて行われ俳優の中島健人、milet、中村ゆりか、円井わんが登壇。恋愛NG行動の話題で、中島が女優陣にダメ出しされる一幕があった。

 人気小説家の夫リク(中島)と、歌手の夢をあきらめた妻ミナミ(milet)。ある朝リクが目を覚ますとそこは、自分が文芸誌のいち編集部員に、ミナミが天才シンガーソングライター“前園ミナミ”として活躍する世界だった…奇跡の感涙ラブストーリー。

 冒頭、司会から「中島さん、めちゃめちゃいい匂いしますね。これがスターの香りかと。体臭?」と言われると中島は「これが体臭だったらすごい(笑)。ぜひ“香って”いただければ」。miletが客席に香りを飛ばそうと手を振り、香りを引き寄せようとする観客に中島も「浅草寺じゃないんだから(笑)」。

 大きな反響と大ヒットに一同も感激。ミナミ役のmiletが「一緒に見に行った友達が号泣しちゃって」と明かすと、中島も「オレが一緒に行った親友も顔を見せないようにして男泣きしてましたね。名前は控えますけど…“あかん!”って」と口真似して笑いを誘う一幕も。

 この日は、劇中でリクが取った行動が「あり」か「なし」か、一同が○×で回答。

「ウェディング中にかかってきた仕事の緊急電話をとる」というお題には全員が×。続いて「仕事が佳境のときにパートナーから頼み事をされたら仕事を後回しにするか」は中島だけ「しない」。自分優先?と言われた中島が「仕事を後回しにしたとしても、話を落ち着いて聞ける自信がない」と説明するも、miletから「あのセリフは傷ついた」、円井は「私はパートナーじゃなく友達でも話を聞くと思う」、中村は「大事な時こそ寄り添いたいですよね」。女性陣の言葉に中島も「これが僕の現状なんです」と苦笑。逆にパートナーが自分の頼みを後回しにしたら?と聞かれると「僕は自分で抱え込む性格なので、忙しそうな人には相談を持ち掛けないですね」と回答した。

「仕事相手の女性に献身的になるあまり勘違いをさせる」というお題では、全員が「×」と回答しつつ、劇中のリクの行動は「思わせぶり」というほどでもなかったと意見が一致。miletが「作品を作るためには、ある程度距離が近くなることもある。それを恋愛感情として考えないようにというのは、おのおの持っていないといけない意識だと思います」と言うと3人も同意。

 最後の「好きになったらすぐ伝える」は中島とmiletが「○」。中島は「言えなくて小学校のときから後悔してきた」と言い、miletは「もともとは絶対に無理なタイプだったんですけど、この映画を経て変わりましたね」。

 さらにこの日は、明日13日に31歳の誕生日を迎える中島に、サプライズでバースデーケーキのプレゼント。中島は「サプライズをすることの方が多くて、され慣れていないのですごくうれしい」と照れつつ「この作品は俳優としてもターニングポイントとなった作品。こころから映画が大好きな自分にとって、こうして映画館に集まっていただけるのは光栄だしありがたいです」と観客に感謝していた。

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