仲間由紀恵、不安なときは「ご飯」!11年ぶりタッグ堤幸彦監督と『TRICK』のノリで爆笑トーク

公開中の映画『STEP OUT にーにーのニライカナイ』の舞台挨拶が15日、都内にて行われ、主演の仲間由紀恵、共演の橘ケンチ(EXILE)と堤幸彦監督が登壇。仲間と堤監督が2人の代表作『TRICK』をさながらの掛け合いで会場を楽しませた。
堤幸彦監督と仲間由紀恵が11年ぶりに再タッグ。仲間の出身地・沖縄を舞台にダンスを通して成長していく少年と母親の姿を描く感動作。
20年以上の親交を持ち『TRICK』シリーズをはじめ『天空の蜂』数々の作品でタッグを組んできた仲間と堤監督。上映後の舞台挨拶ということで、堤監督が「犯人とか言ってもいい?」とボケると、すかさず仲間が「犯人とか出ないです」とツッコミ。
仲間が、橘に「監督に無茶ぶりとかされませんでした? 踊ってくれとか」と尋ねると橘は「今回僕は踊らなかったですね」と言い、堤監督は「今回はノーダンス、ノーギャグです」と涼しい顔。すると仲間は「私には過去、相当な無茶ぶりがありましたけど。爆発するとか、海に入れとか」とぼやき、会場も大笑い。
『トリック劇場版 ラストステージ』(2014)以来11年ぶりの再タッグながら変わらぬ『TRICK』のノリで会場を盛り上げた2人。その一方で、堤監督は仲間に「沖縄ご出身の持つ魅力というか、地に足の着いた感じ。仲間さんに演じてもらって本当に良かった」と感謝し、仲間も「監督は昔から沖縄を好きでいてくださった。純粋に沖縄が好きだという気持ちでご一緒してくださったことが本当にありがたいです」と堤監督への信頼をあらわに。
この日は、タイトルにちなみ「不安を乗り越え一歩踏み出す(STEP OUT)するために必要なことは?」と一同に質問。
堤監督は「Take it easy。人生、失敗も成功もありますから。気楽にいけ、と」。すると仲間も「私も同じような意味ですね」と言い「ご飯。不安を抱えたときもこれさえあれば乗り切れる」と回答。「20代、30代のころ仕事で寝る時間もなく大変だったときの自分を振り返ってみたんですけど、もう少し広い視野を持って周りを見れば、助けてくれる人たちの存在を感じられて、自分だけじゃないと思える。そのためにはご飯を食べて元気を出す。心の栄養という意味も込めて」。最後に橘が「一歩ずつ前進。不安なときこそ一歩ずつ」と回答。
三者三様の回答に、堤監督は「キャラが出ましたね。真面目、ご飯、いい加減」とまとめ、笑いを誘っていた。