柳楽優弥、35歳の抱負「『ガンニバル2』を世界へぶちかます。Jドラマの新しい時代を築きたい」

配信ドラマ『ガンニバル』シーズン2のイベントが18日、都内にて行われ、俳優の柳楽優弥、笠松将、吉岡里帆ら豪華キャスト陣と片山慎三監督が登壇。35歳を迎える柳楽が日本のドラマの世界発信へ並々ならぬ意気込みを語った。
二宮正明による同名コミックを実写化。一見、穏やかな供花村(くげむら)の謎に翻弄されていく警察官の戦いを描く戦慄のヴィレッジ・サイコスリラー。
配信されるや、日本ドラマのクオリティーを超えたサスペンスとして大いに話題を呼んだ本作。完結編となる待望のシーズン2の開始に、主人公の警察官・阿川大悟役の柳楽優弥は「1からのファンの皆さんに背中を押してもらった形で2が仕上がりました」と胸を張り、妻・阿川有希役の吉岡里帆も「ディズニープラスの日本の作品で今最も見られている作品と聞き誇らしく思ってます」。
その完結編となるシーズン2について柳楽は「物語のペースも進み、アクションも増えます。実は2から始めて1に行くのも意外とあり…って言っちゃダメかな(笑)」と笑いを誘いつつ「いろいろな見方ができるクオリティーになっている作品です」。
供花村を支配する後藤家の新当主・後藤恵介役の笠松将が「片山監督の狂気と柳楽さんの執念に必至で食らいついてきました」とハードな撮影を振り返るも、印象的な苦労話を聞かれた柳楽は「チームワークがあって僕は居心地がよくて。新潟ロケでは焼き肉とカラオケに行ったことが一番印象に残ってます」とケロリ。
この日は、3月26日に35歳を迎える柳楽を祝うべく吉岡と娘役の志水心音から柳楽にバースデーケーキのプレゼント。“妻”と“娘”からのお祝いに柳楽も「最高です!」と大感激し、35歳の抱負を聞かれると「『ガンニバル2』を世界へ、ぶちかましたいですね。Jドラマを皆で盛り上げて、新たな時代を築きたいです」。
さらに柳楽は、同じくディズニープラスの配信作品で、ゴールデングローブ賞や全米映画俳優組合賞などのドラマ賞を席巻した『SHOGUN 将軍』に言及し「ものすごく刺激を受けました。日本のドラマを、ディズニーさんを通して世界に見せていきたい」と重ねて意欲。
するとそこで突如、場内が暗転し、“あの人”役の澤井一希がサプライズで登場。観客から悲鳴が上がる中、ノリノリで怪人ぶりを披露し、キャストたちも大いに盛り上がっていた。
この日の登壇者は柳楽優弥、笠松将、吉岡里帆、志水心音、吉原光夫、恒松祐里、倉悠貴、澤井一希、片山慎三監督。
『ガンニバル』シーズン2はディズニー公式動画配信サービス「Disney+(ディズニープラス)」の「スター」にて3月19日より配信。