クンタップと三度目の対戦の津崎善郎「お互いにやりたくないと思うんで、今回で終わりにしたい」【KNOCK OUT】

三度目の対戦が決まったクンタップ・チャロンチャイ(左)と津崎善郎

 KNOCK OUTが3月18日、都内で「KNOCK OUT 2025 vol.3」(5月18日、東京・後楽園ホール)の第1弾カード発表会見を開催した。

 3つのタイトル戦が発表され「KNOCK OUT-REDスーパーウェルター級タイトルマッチ」では王者クンタップ・チャロンチャイ(タイ/TEAM KUNTAP)に津崎善郎(LAILAPS東京北星ジム)が挑戦する。

 2人は2022年12月に「第2代KNOCK OUT-REDスーパーウェルター級王座決定戦」で戦い、クンタップが勝利を収め王座を獲得。しかしクンタップが昨年2月の大会で予定されていた防衛戦を拳のケガで流してしまい、同大会で行われた暫定王座決定戦で津崎がMASATO BRAVELYを破り、悲願の王座獲得を果たした。そして昨年12月の後楽園大会で統一戦が行われ、接戦の末、クンタップが2-0の判定で勝利を収めている。

 山口元気代表は「このカードは3回目。三度目の正直で遺恨なく決着をつけてほしい。前回の判定については審判団に任せている。お互いの陣営がこっちが勝ったと思うような微妙な内容だったと思っている。REDルールも変わった。オープンフィンガーグローブになったし、判定基準も明確に変わった。そういう意味では言い逃れができない決着戦になるのかなと思うし、してもらいたい。そしてこの先はクンクメールには70kgの強い選手がいるので、そういう選手たちとやってほしい。お互いにこの先のことを考えてもらって、決着戦にしてほしい」とこのカード実現の経緯を口にした。

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