THE RAMPAGE 川村壱馬、文字で吠える!「思っていることをありのまま」綴ったフォトエッセイ『PROMISE』は「大問題作です」

スタイリング・吉田ケイスケ、 ヘアメイク・oya、撮影・蔦野裕

 16人組ダンス&ボーカルグループ、THE RAMPAGEの川村壱馬が2冊目となるフォトエッセイ『PROMISE』(幻冬舎)を発売した。自ら「自分としては大問題作!」と笑って話す本作では、アーティストであること、応援してくれるファンのこと、推しというブームについて、そして生き方についてまで、川村自身が考えていること、川村のリアルをどストレートに文字にした。本書に込めた思いとは? 本人に聞いた。

『PROMISE』は「大問題作」?

 

ーー2冊目のフォトエッセイ『PROMISE』が発売されました。「大問題作」なんだとか。

川村壱馬:僕にとっては大問題作です。フォトエッセイって、これは自分の中でですけど、書いた本人のバックボーンであったり過去を赤裸々に話すようなイメージが強かったりするんですけど、この『PROMISE』は……何て言うんですかね、ある意味……哲学書(笑)? それは言い過ぎかもしれないですけど、自分の生き方をそのまま文字にしたみたいな。すごくストレートで突っ込んだことを書いています。その部分に該当する人からしたら「あ、やべ」みたいな気持ちになることもあるかもしれない。それによって僕に対しての印象が悪くなるとか、都合が悪いことを突っ込んできて嫌だなって思うことがあるかもしれないですけど、世の中が良くなるって、きっとこういうところからじゃないかって、はっきり書かせてもらいました。僕の印象がそういうことになったとしても、そう思われた方の心のどこかに刺さって、何か変化があったり、人生が少しでも豊かになったりしたら、いいなって思っています。

ーー読ませていただきましたが、「痛いところを突いてくるな」って思う方は、確かにいらっしゃるだろうなって。いろいろ書いちゃいましたねと思いましたし、それが川村さんらしさというか、川村さんのありのままだなとも思えました。

川村壱馬:このフォトエッセイが出て、いろんなご意見もいただくと思うんですが、これが俺の生き方だし、これで世の中変えてやるぐらいのコミットメント、強い思いがあるんで……そういう変わった内容とか作品という意味で大問題作なんです。

ーー『PROMISE』は、THE RAMPAGEのメンバーが月替わりでいろいろな書籍を出していく企画「GL-16~THE RAMPAGE BOOKS~」の第10弾として発売されます。個性を生かして、いろいろな書籍を出していいというなかで、フォトエッセイというスタイルを選んだのには理由がありますか?

川村壱馬:僕、幻冬舎さんからファーストフォトエッセイ『SINCERE』を出しているんです。発売からもう5年が経ってるのかな。その時に次は5年後ぐらいかなみたいな話をしていたんですよ、で、気づいたらもうそのくらい時間が流れていたんだなって。そんなこともあって、幻冬舎さんから出すのならフォトエッセイしかないなって思ったんです。

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