2012年の年末に行われた総選挙で自民党と公明党が勝利を収め、安倍晋三自民党総裁が内閣総理大臣に任命された。そして12月26日、第二次安倍内閣が誕生した。年が明けて2013年から本格的に動き出した内閣は「アベノミクス」を掲げ、経済政策に着手。デフレを克服し、長年続いた円高から脱却した。
さまざまな実績を重ね臨んだ夏の参院選では与党である自民党と公明党が圧勝し、長年の日本の政治の課題であった“ねじれ”を解消した。
秋には国家安全保障会議(日本版NSC)の設置、特定秘密保護法の成立と、ものすごいスピードで政治が動いた年だった。さて、明けて2014年はいったい日本の政治はどのように動いていくのか? 自民党の石破茂幹事長と本紙コラムニストの小池百合子自民党広報本部長にインタビューした。