一木美里です。
12月もいよいよ中盤、年の瀬が近づいて、
年末だからこそ会える人たちもたくさんいて嬉しい毎日です。
今日は最近自炊で心がけているグルテンフリーのスイーツレシピを紹介します。
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一木美里のおいしくたべようの会 vol.17『きれいな空気の味』#朝ごパン #札幌
一木美里です。
本日お誕生日を迎えました?
親友たちにカウントダウンでお祝いしてもらって幸せいっぱいです。
今週のテーマは「朝ごパン」。
先日訪れた札幌で見つけたパン屋さんをご紹介します。
【DJダイノジ あなたの好き、肯定します!】第8回:すごい「大」ノジ、編曲家の大村雅朗さん
大地:11月も終わりですけど今月の「深回」、もりだくさんだったね。冒頭の『湯を沸かすほどの熱い愛』からの映画の話、大村雅朗(まさあき)さん特集で90分。前に大谷さんから新しい音楽を教えてもらってるって話をしたことがあるけど、今月の「深回」はまさにそういう回だったよ! 大村さんという人を知ることができただけですごい収穫でした。
大谷:すごい「大」の字、すごい編曲家の大村雅朗さんを特集したんだよね。大村さんはすごい編曲家。1997年に46歳で亡くなられてるんだけど、手掛けた作品を並べたらド名曲ばかりなんだよ。八神純子さんの『水色の雨』、佐野元春さんの『アンジェリーナ』とか、大澤誉志幸さんの『そして僕は途方に暮れる』、吉川晃司さんの『ラ・ヴィアンローズ 』、渡辺美里さんの『My Revolution』…!
大地:すごい人!エピソードにもグッときたし。ところで大谷さん、なぜ大村さんを特集しようと思ったのか聞いてなかったけど?
大谷:それはね、ちょっと前に、大澤誉志幸さんと大村雅朗さんという2人のすごいダイノジ、過少評価されてるんじゃないかって、ブログで書いたことがあるんだけど、いつかどこかでちゃんと話したいなって思ってたんだよね。
大地:それが今だったってことなんだ。収録しながら思ってたんだけど、自分たちは、大村さんが編曲した曲を聞きながら育ってきたんだなって。
大谷:俺もさ、最初は気にして聞いてなかったよ。だんだん、この曲もあの曲もって、自分の好きな曲は大村さんが編曲していることに気づいた。DJをやるようになってそれを再確認したりもしたしね。
大地:松田聖子さんの『SWEET MEMORIES』では作曲をされているけどってエピソードはぐっと来たねえ。
大谷:大村さんは自分は編曲が専門だからこの曲はA面にはしないでって言って、カップリングとして収録されていた曲だった。あの曲の後は、また編曲者の方向へっていうね。
大地:恥ずかしさもあったのかもしれないけど、編曲者としてプライドもあったと思うんだ。
大谷:この曲ってさ、CMで流れて、口コミでどんどん広がっていって話題になったんだよね。
大地:うわ?覚えてるよ、それ?! 誰が歌っているんだってなったね。
大谷:作詞は松本隆さん。この頃はさ、松田聖子さんが新しい一歩を出していこうって時代で、そこで出してきたのが松本さんと大村さんが組んだ、ちょっと大人びたこの曲だったんだよね…。スティーリー・ダンとか、ドナルド・フェイゲンとか、あのテイストが入っている。洋楽のアレンジメントを入れ込みながら…。
大地:歌謡曲にも落とし込んでる!
大谷:それを歌う松田聖子さんもすごいですよ。松田さんの作品に『櫻の園』という曲がありますけど、この曲は大村さんが松田さんに歌ってほしいと託した曲。作詞は松本隆さんなんです。この曲もね…。
大地:ねえ。番組でも言ったけどさ、大村さんにはもう本当に頭が上がらないです。
※次回放送は12月25日。
江戸瓦版的落語案内 火焔太鼓(かえんだいこ)
落語の中には、粗忽、ぼんやり、知ったかぶりなどどうしようもないけど、魅力的な人物が多数登場。そんなバカバカしくも、粋でいなせな落語の世界へご案内。「ネタあらすじ編」では、有名な古典落語のあらすじを紹介。文中、現代では使わない言葉や単語がある場合は、用語の解説も。
脱こじらせへの道 第35回 舐めるのはもちろん、見せるだけでも痴漢です
つい先日、「女性を車に乗せて35分間足を舐め続けた」という事件がありましたよね。
なぜそんな異様な行為を……と人々の記憶に強烈に残ったことでしょう。
ネットなどで変な盛り上がりを見せているこの事件ですが、これも立派な痴漢行為です。
というわけで今回は、「痴漢にあったことはありますか?」というテーマでアンケートをとってみました。
驚いたことに、75%もの方が痴漢にあったことがあるとのこと。
そしてどの方も、克明にそのときの被害状況を書いてくださっています。
それほど女性にとって痴漢とは、つらい、不快な体験だったのでしょう。
私は今まで痴漢にあったことがないと思っていたのですが、皆さんの回答を読んでいて、ひとつ思い出したことがありました。
それは大学生の頃、バイトを終えて帰宅しているときのことでした。
その頃は遅い時間まで営業をしている飲食店で働いていたので、帰宅時間は終電になることがほとんど。
駅から徒歩十分の暗い道を歩いて帰る途中、後ろから男性が乗った自転車が、私を追い越していきました。
かと思うと、自転車はくるっとまわって私のほうへ向くのです。
見ると、乗っていた男性が下半身を露出して、自慰行為をしているではありませんか。
私は驚いたのと同時に恐怖を感じ、一瞬動けなくなりました。その後、なんとか相手の隙をついてその場から猛ダッシュで逃げました。
その出来事は一度だけだったのですが、その体験をしてからというものその道が怖くなり、遠回りをしたりするようになりました。
もっと早い時間に働けるバイトを探そうとも考えましたが、金銭面や勤務時間などから諦め、それ以降同じ体験をすることもなかったので、その体験自体が記憶から薄れていったようです。
私の場合はもう大人だったので、そういう風に忘れていってしまいましたが、小学生くらいの小さい子にとっては大きなトラウマになってしまう出来事なのではないでしょうか。
実際にアンケートでも、「子供の頃にこういう体験をした」という内容のものがありましたよね。本人にとって、強く記憶に残っているに違いありません。
それにしても、アンケートの回答でも「見ているだけでいいから」と言われて自慰行為を見せつけられたというようなものがありましたが、改めて、いわゆる見せつけ系の痴漢というものの存在を思い出しました。
(子供の頃はあんなに学校から注意喚起されたのに……)
捕まった男性の中には「見せているだけなのになぜ犯罪になるのか」としらを切る人もいるかもしれません。
あるいは実際にそういう行為をしない男性にとっても、「見せているだけだからすぐ逃げればいいのに」という考えの方もいるかもしれませんね。
でも女性からしたら、「本当に見るだけで終わるのだろうか」「見たら同意したと思われてこれ以上のことを求められるのではないか」
と、恐怖でたまらないのです。
「触る痴漢」は犯罪行為として広く認識されていますし、知らない人に触られる不快感や恐怖は想像ができるかと思いますが、
「見せる痴漢」も女性にとっては同じく怖いのです。
女性は腕力では男性には勝てません。
だから女性にとって、力づくが怖いのはもちろんのこと、力づくを連想させることに恐怖心を抱くのは当たり前のことではないかと思います。
それだけでなく、声をあげることで別の痴漢にも目をつけられるのではという恐怖感もあるのかもしれません。
それは冒頭に書いた「足舐め男」のケースでも分かっていただけるかと思います。
男性の中には「なんで35分も声を出せなかったのか?」と思われる方もいるかもしれません。「逃げれば良かったじゃないか」とか。
でも被害にあった女性は、恐怖心から声を出すことができなかったのだと思います。思考停止してしまうんです。
ましてや足を舐められるという、ある種の異常的な行為ですから、余計に。
もしかしたら私のように「痴漢と気づいていない」という方もまだまだいるかもしれません。
それを含めれば、「痴漢にあったことがある」という回答はもっと多くなるかもしれませんね。
もちろんすべての男性が痴漢やそれに類似するような行為をするわけではありません。
でも、男性には誰しも「ふと性欲を抑えられなくなるとき」がありませんか?
そんなときは一度、「痴漢=犯罪」ということを思い出して、自分の将来を考えてみてください。
一木美里のおいしくたべようの会 vol.16「まんまるココナッツとスーパームーン」
一木美里です。
ハワイからイベント出演のため札幌へ行くと、その寒暖差に驚き!
EDM NEXT in the HOUSE mixed by DJMISATO発売されたのでぜひ、チェックしてくださいね!
#夜お茶 #ハワイ #デザート
一木美里のおいしくたべようの会 vol.15『ハワイから、クリスマスの赤を』
一木美里です。
先週末は、ハワイへ行ってきました!
ハワイの海と空の青さにいっぱい癒されながら、友人のお祝いしてきた今回の旅。
何度行っても帰りたくない!と思わせるハワイ、すっかわたしも虜です。
#わたしのおもたせ #クリスマス #ハワイ
鈴木寛の「2020年への篤行録」 第38回 教育も「外交力」が必須の時代
前回のコラムで、日米の大学・研究機関がトランスパシフィック(太平洋横断)での医療イノベーションに関する取り組みについて取り上げましたが、ヒトとチエのグローバル化はどんどん進んでいます。
私も8月初旬、広島県の高校生80名と一緒に、ハワイEast West Centerで行われた「広島創生イノベーションスクール」のプログラムに参加しました。そこでは、広島、ハワイ、ニューヨーク、フィリピン、インドネシア等の高校生たちが一緒にワークショップやプログラムに取り組むことで持続可能な社会の在り方について学びます。オバマ大統領の妹であり平和をテーマにした国際比較教育学者のマヤ・ストロさんにもワークショップを行っていただきました。
また、9月には戦後ロックフェラー家がニューヨークに立ち上げたアジアソサエティ財団が60周年を記念して、グローバル教育センターという新組織を立ち上げ、開設記念のシンポジウムがありました。アンヘル・グリアOECD事務総長やユネスコのイリナ・ボコバ事務総長、ニュージーランドのトレバー・マラード教育大臣などが集まり、私は、同センターのアドバイザーに就任し、このシンポジウムにも参加しました。
10月にも、スポーツ文化ワールドフォーラムが京都と東京で開催されました。これは下村博文元文部科学大臣のイニシアティブで開催が決定され、文部科学省が中心となってダボス会議事務局と協力して準備しました。IOCのバッハ会長、世界経済フォーラムのシュワブ会長も来日され、文部科学省参与の藤澤久美さんはじめ民からのメンバーと地方自治体からと官からのメンバーによる混成チームが文部科学省に作られ、彼らの大活躍のおかげで、大盛会に終了しました。
実は世界的には学力のひとつの指標として、「グローバル・コンピテンシー」、つまり国際的に一緒に問題を解決する能力が明示化されようとしています。15歳の学力を世界的に比較したOECD(経済協力開発機構)のPISA調査のことは、日本の順位が出る度に報道があるので、みなさんもご存知と思いますが、2018年に向け、あのPISAに「グローバル・コンピテンシー」が追加される方向なのです。
いま20代の方が40代になる頃、日本人ばかりの職場は減ってくるのは間違いありません。課長や部長になったら、部下の何割かは外国人になっていたという人も増えると思います。新たな創造力も生まれる一方で、カルチャーギャップやコンフリクトもあるはず。外国人と一緒に仕事をするための力をどう身につけるか、教育現場でも重要なテーマになっているのです。
さて11月も私はアジアに出かけます。北京で行われるOECD教育2030、ドバイで行われるダボス会議関連のシンポジウムに、それぞれ参加します。教育でも「外交力」が必須の時代、私自身も磨いていかねばなりません。
(文部科学大臣補佐官、東大・慶応大教授)
長島昭久のリアリズム 国家と安全保障を考える(その13・完結)
これまで12回にわたって、国家と安全保障について考えてきました。その前提として、地政学、リアリズム、国際秩序という3つの視点の重要さをまず強調しました。その上で、古代の聖徳太子以来の日本外交史を紐解きながら、大陸に対しては「和して同ぜず」の姿勢を貫きながら、「海洋国家」として自国の平和と繁栄、国際秩序の安定に努力すべきことを説いてきました。
最終回は、今日の地政戦略的な環境における我が国の安全保障戦略のポイントを述べていきます。そこでは、「三つの安定」がカギを握ります。第一に、我が国安全保障の焦点である中国との関係の安定。第二に、地域の国際秩序の安定。第三は、その土台としての日米同盟関係の安定です。
第一の中国との関係を安定化させるためには、勢力均衡(バランス・オヴ・パワー)の再構築が急務です。急速な経済発展を背景に圧倒的な軍事力と強硬な対外姿勢を隠さない中国の政治指導者に対しては、力の空白や後退の姿勢を示してはなりません。そのためには、日米を中心とする動的(ダイナミック)な抑止体制をインド・パシフィックの友好国と共に再構築して行く必要があります。ただし、強硬策に強硬策では、「安全保障のディレンマ」に陥ってしまい、地域はますます不安定化するでしょう。そこで、その愚を回避するため、第二に、中国やロシア、インドなど、私たちと必ずしも基本的な価値観や政治体制、国家目標を共有していない地域の大国も取り込む形で信頼醸成を基盤とした安全保障協力のネットワークを築く努力も並行して行う必要があるでしょう。最初は、災害救援活動など出来る協力から始めるのです。
それらの基盤となるのが、「国際公共財」としての日米同盟です。台頭著しい中国との勢力均衡点を見出し、地域秩序を安定させるためには、日米同盟の強化はもちろんのこと、その基本構造を安定化する不断の努力が求められます。じつは、日米同盟の基本構造は、極めて脆弱な均衡によって成り立っています。それは、日米安保条約の5条と6条を読めば一目瞭然です。5条で、日米が共同対処する契機は、日本の領域が侵害された場合に限られています。「欧州や北アメリカ」における加盟国への侵害を契機とするNATOや、「太平洋地域」における締約国のいずれかに対する侵害を契機とする米韓、米豪、米比同盟と比べても不公平な条文です。しかし、日米安保では、6条で日本が基地を提供する義務を負うことで、その不公平を解消する立てつけとなっているのです。これを私は、「有事のリスクは米国、平時のコストは日本」と言ってきました。この責任分担の非対称性を是正することこそ、両国民の中にある不公平感を払拭する唯一の道だと考えます。私は、政治家として、いつの日かこの不均衡条約の解消を実現したいと考えます。 (衆議院議員 長島昭久)
江戸瓦版的落語案内 阿武松(おうのまつ)
落語の中には、粗忽、ぼんやり、知ったかぶりなどどうしようもないけど、魅力的な人物が多数登場。そんなバカバカしくも、粋でいなせな落語の世界へご案内。「ネタあらすじ編」では、有名な古典落語のあらすじを紹介。文中、現代では使わない言葉や単語がある場合は、用語の解説も。
脱こじらせへの道 第34回 AVはあくまでエンターテイメント。教科書ではありません。
今回はちょっと変わったアンケート結果から。
皆さんは、知人のセックスを見たことはありますか?
知人どころか、他人のセックスを目の前で見る機会もほとんどないのではないでしょうか。
複数プレイの性癖があったり、ハプニングバーなど複数の人がセックスを目的に訪れる場所以外、日常で他人のセックスを見る機会はありませんよね。
いつもなら、「知人のセックスも知るべき」という結論になりがちなこのコラムですが、今回ばっかりは、そうあるべきとは落ち着かないのがこのテーマです。
セックスの目的を生殖とするのであれば男女一組だけで行えばいいですし、それ以外の人が介入してくるのは、人類にとっては不都合がおきてしまうと思います。
たとえば、「誰の子かわからない子供を育てる」「自分の産んだ子供は愛する人の子供ではないかもしれない」という状況になった場合、疑心暗鬼になり安定した家庭生活を営めませんよね。
そういう観点からも、知人のセックスを「見る」あるいは「参加する」ということの利点を見出すことはできません。
(性癖としてはあるかと思いますが)
さて、この連載では何度も、「女性は同性同士でエロの話がしにくい」という話をしてきました。
そんな状況ですから、今回のアンケートをとるまでもなく、知人、つまりは一般人のセックスを見たことがないという人がほとんどだと思います。
それに対して、男性向けのアダルトビデオでは、現実離れしたプレイが繰り広げられています。
こういった現状から、男女ともに、「実際のセックス」に関する知識って実はほとんど持っていないんですよね。
そもそも、これを教科書とすればいい!というものもない。
もっと言うと、日本では性教育というものがきちんとされていないというのが問題ですよね。
民間伝承といいますか、もっともらしいことを言う人がいたとしても、それが果たして正しいのか? だいたい何をもって正しいというのか…。ものさしは時代とともに変わるということもあります。
中学校の性教育って、保健体育の時間に男子を締めだして、女子に生理の話をする、というイメージが強いですよね。私のときは、避妊と性感染症の話も一応聞いたのですが、なにせ当時はそういう経験がないから、そもそも何の話をしているかがわからない。具体的に全くイメージができない。性行為ってなに?どんなことをするの?避妊って何?というような状態です。
だからこそ、中途半端な知識だけをもった中高生(だけではなく大人もですが)は、自然とエロ本やAVを参考にしてしまいますよね。