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もう、女の子だけのものじゃない!アニメ映画『プリキュアオールスターズF』を息子と観た!【黒田勇樹のハイパーメディア鑑賞記】

2023.10.11 Vol.web original

 こんにちは、黒田勇樹です。

 真夏から急に秋、そして冬に突入しそうな気配を感じる今日この頃です。

 現在、11月4日に初日を迎える、ボクらの罪団 第七犯公演『Island-売春島-』の稽古中なんですが、涼しくなると稽古が順調に進みそうな気がします。あくまで感覚的なものですが。

 先週も書かせてもらったんですが、多分、今年最後の「俳優 黒田勇樹」になると思いますので、ご興味のある方はぜひ!

 では今週も始めましょう。

将来世代のために、今なすべきことは何か?【長島昭久のリアリズム】

2023.10.10 Vol.web original

 私たちは、こども達にどんな未来を残せるでしょうか。

 こどもの貧困や児童虐待、いじめ、不登校、教育機会の格差、若い世代を追い詰める奨学金の返済など、こども・子育てを取り巻く環境をこのままにしておくわけにはいきません。このままでは、こども達が大切な未来を失ってしまう!

 私は、この10年、焦る思いで、こども子育て政策に取り組んでまいりました。

こども達の「未来保障」に取り組んだ10年

 国内で子育て政策で頑張っている明石市(泉房穂市長=当時)や和光市(松本武洋市長=当時)、福岡市(高島宗一郎市長)などに足を運びました。里親さんとして何人ものこども達を育て上げたご夫妻のお宅にも伺いました。

 児童養護施設のクリスマス会や運動会には毎年お邪魔しています。また、国会でも、塩崎恭久元厚労大臣から引き継いで「児童養護・虐待防止のための超党派議連」の会長として、児童福祉法の改正やこども基本法の制定に取り組みました。

 そして、5年前、“世界で最も子育てしやすい国”フィンランドにも自費で視察に行きました。そこで見学した「ネウボラ」という子育てファミリー・サポート事業は、目から鱗と共に涙が出るほど感動的な制度でした。

 フィンランドの子育て家庭の98%が利用している無償のシステム「ネウボラ」は、昨年で創設100周年を迎えましたが、妊娠から出産を経て子どもが就学するまでの約7年間を、一人の保健師さん(かかりつけ)が健康診断を通じて家族丸ごと(親も兄弟姉妹も一緒に)ケアする仕組みです。7年間も同じ保健師さんが家族と接するわけですから、気軽に愚痴も言えるし、悩みや不安の相談もしやすく、家庭の中で親でも子でもリスクが生じたら、その保健師さんが早期発見、即対応で、責任をもって適切な専門的支援につなげてくれるから安心なのです。

 たしかに、似たような「切れ目のない伴走型」の子育て支援の仕組みを“日本版ネウボラ”と呼んで導入している自治体はありますが、一番の肝である「かかりつけの保健師さん」が一定期間同じ家庭をケアする真のネウボラ制度は、未だこの国にはありません。

リスクを抱えている子育て家庭は、総じて社会から孤立しがち

  たとえば、1歳半と3歳時に行う(法定)乳幼児健診。この健診会場に現れない親子が全国平均で約5%います。それ以外の95%の家庭は大丈夫だから、で済まされる問題ではありませんね。3~5歳で幼稚園にも保育園にも通っていないこどもの数も全体の約5%です。この5%の家庭こそが、リスクを抱えて地域コミュニティから孤立し、もしかしたら児童虐待など厳しい環境に置かれている可能性があり、緊急に支援を必要としているのです。

 就学前の幼児期における教育投資の重要性を訴えるノーベル経済学者ジェームズ・ヘックマン教授の言葉を借りるまでもなく、日本には「三つ子の魂、百まで」という諺があるように、幼児期における成育環境は、こども達の成長に決定的な影響を与えます。この頃の逆境体験が発達障害を引き起こしたり、心に深い傷を残したり、虐待の連鎖につながってしまうとされます。親子の愛着関係がとても大切な(妊娠期から)幼児期においては、どんな境遇に生まれたこどもでも「家庭的な養育を受けられるようにすべし」というのが、平成28年の改正児童福祉法の基本ビジョンで謳われていますが、この理念を制度として徹底せねばなりません。

確実に成果を挙げるフィンランドの「ネウボラ」制度

  そこで、このネウボラ制度なのです。ネウボラ保健師さん(もちろん、保育士さんでも研修を受けた子育て経験豊富な保育ママでもいいと思います)が、親御さんが不安や悩みを抱える妊娠期から0~2歳までの「不安定な3年間」に、効果的なサポートを提供してくれるはずです。じっさい、児童虐待によって失われるこどもの数は、日本では年間60~70件(政府発表。これに対し、小児科学会では年間300件以上あるとしています)ですが、ネウボラの母国フィンランドでは、年間0.3件(つまり、3年に1人!)なのです。

すべては、こども達の未来のために

  今年の4月、こども家庭庁が創設され、こども関連予算が増額されましたが、どちらかというと、これから生まれてくるこどもへの支援メニューに偏った印象です。たしかに、児童手当の所得制限撤廃や、貧困率5割超のひとり親家庭への支援拡充、大学生や専門学校生への給付型奨学金拡大は、こども達の未来を保障するための大事な施策です。

 しかし、私は、すでに生まれて来たこども達を大切に育てることにもっと光を当てるべきだと考えます。増加するゼロ歳児の虐待死、こどもの自殺を未然に防ぐためには、孤独な育児など困難を抱えた親御さんへの手厚い支援が必要です。年末の「こども大綱」策定に向け、こども達の未来のために、真のネウボラ制度を全国に根付かせることができるよう、政府与党の中で全力を傾けて参ります。

 

ありがとうBiSHロス芸人。アインシュタイン稲ちゃんは、やっぱり男前なんだ。【徳井健太の菩薩目線 第184回】

2023.10.10 Vol.web original

“サイコ”の異名を持つ平成ノブシコブシ・徳井健太が、世の中のあらゆる事象を生温かい目で見通す連載企画「徳井健太の菩薩目線」。第184回目は、「BiSHロス芸人」について、独自の梵鐘を鳴らす――。

 9月21日に放送された、『アメトーーク!』の「BiSHロス芸人」をご覧になった皆さま、ありがとうございました。そして、今もまだ心のどこかにBiSHがとどまり続けている皆さま、一緒にがんばりましょう。

 どの番組に出るときも緊張感を抱えているけど、『アメトーーク!』となると、いつも以上に心臓がバクバクしてしまう。自分が好きなこと、自分が思い入れを抱いているものについて話す――、それってとても責任をともなうものだから。

 端から見ていると、好き勝手なことを言っているように見えるかもしれない。だけど実際には、公共の電波を使って、自分の思いを吐露したり、誰かの思いを乗っけて勝手に語ったりすることは、ものすごく神経を使う。結局のところ、自分が思っていることをそのまま吐き出す以外に解決策はないと分かっていても、うまく吐き出せるのか怖くなる。

 だからなんだろう、無事に終わったときの安堵感と言ったらない。自分が思っていたことを伝えることができ、収録そのものも皆さんのおかげで盛り上がったという実感があると、めちゃくちゃうれしいんです。

 興奮冷めやらぬまま、収録終わりにBiSHロス芸人の面々とお酒を飲みに行った。『アメトーーク!』収録後の飲み会でお酒を飲んでいると、いろいろなことを思い出す。ももクロ芸人として登場したものの、ももクロのヒストリーをうまく伝えることができずに後悔ばかりが頭によぎった反省酒。蒙古タンメン中本芸人として登場し、五明(グランジ)や向さん(天津)と夢が叶った歓喜酒。そして、前回の「BiSHドハマり芸人」でアインシュタインの稲田が放った覚悟酒。

 あの日、稲ちゃんは、「なんで、もっと頼ってくれないんですか? 今日の収録で『稲田頼むぞ』って言ってくれたら、もっとボケたし……俺、もっとやれますよ」と、酒を飲みながら話していた。

 少年マンガの主人公みたいなことを口にしていた稲ちゃんは、もちろん、今回の「BiSHロス芸人」にも名を連ねていた。

 をよぎり、今日の収録前は、4年前に放送された「BiSHドハマり芸人」のときのことを思い出していた。

 よく覚えている。

 BiSHロス芸人たちと、「今日の収録は良かったですね」なんて話をしながら、ノブさんの近況を聞いていると、あっという間に1時間くらいが過ぎた。そろそろお開きという雰囲気が漂うと、稲ちゃんが突然、「前回飲んだときのことを覚えてますか」と口を開いた。

「めちゃくちゃ覚えている」と、ノブさんも俺もうなずいた。覚えているどころか、ずっと気になっていた。

「だから、今回、僕は自分から前に出たんです」

 そう稲ちゃんは思いを吐き出した。収録中、「今日の稲ちゃんはものすごくボケるな。かっこいいなぁ」と感心していた。そうじゃなかった。前回のことを稲ちゃんも覚えていて、その思いに決着をつけるための今日の収録だったんだと思うと、僕たちは泣いていた。

 前回の反省を自分で越えていく。分かっているけれど難しい。できない。でも、稲ちゃんは4年越しで実現させた。あのときの忘れ物を取り戻したんだなって。

 飲み会が始まって、本当はすぐにでもその話を切り出したかったと思う。だけど、調子を合わせて一緒に笑って、ここぞというときにぶちまける。やっぱりアインシュタイン・稲田直樹は、男前だなと思った。本番前に、「あのときのことを覚えてますか。だから、今日は自分で攻めます」と伝えることだってできたはずなのに。心に秘めたものを抱えながら収録中、ずっと一人で戦って、俺たちを盛り上げてくれていたんだって思うと、言葉にならない。ありがとう、稲ちゃん。あなたは戦士です。

見て頂きたいもの諸々……〈Girls² 小田柚葉の柚葉24じ 第59回〉

2023.10.10 Vol.Web Original

こんにちは!柚葉です🍋
月が変わる事に言ってしまっていますが……

いやぁ

もう10月ですよ……笑笑

この前まで8月だったのに!!😂😂
10月といえばハロウィンの時期ですね!!
毎年、ハロウィンにあの仮装をしたい!って思うものがあるのに、いつも気づいたらハロウィン終わってます。爆笑

今年は仮装出来るかな〜〜笑
てなわけで!!本題へっ!

がるがるちゃんねるにて、Lucky²との「秋の運動会」企画が公開されています🎌💨
観てくれましたか〜〜???🤔

Girls²は、結構ほとんどが負けず嫌いなタイプなので、勝負事になるとだいぶガチになります笑笑
そしてそして〜〜

Lucky²の優和ちゃんと優來❤️🤍

2人合わせて「Wユー」というらしいです!!
覚えてあげてくださいっ笑

ちなみに!!
謎メンに見えると思いますが、実は高校が同じ組なんです!!
同校が5人もいた事に自分でもびっくり笑

あとは〜〜

りんごちゃん!🍎💚
私はりんごちゃんと呼んでしまっていますが、森朱里ちゃんです笑
キャラがだいぶ癖強くて好きです笑笑笑笑
ただ、私よりも年下なのに身長が素晴らしく高くて………
私も足だけでいいから伸びてくれたらいいんだけどな〜〜😅

妃希ちゃん💛
同じチームで、運動神経良くて頼もしかったです!!😂

そんなこんなで、中々楽しく運動会やらせてもらったので、ぜひハチャメチャがるらきをお楽しみくださいっ😂

 

名作歌劇を見事に現代版へコンバート!映画『ラ・ボエーム ニューヨーク愛の歌』を観た!【黒田勇樹のハイパーメディア鑑賞記】

2023.10.04 Vol.web original

 こんにちは、黒田勇樹です。

 10月に入って、やや涼しくなったかなと感じられてきました。あまりに暑いとぼーっとしたり、判断能力が鈍ったりでクリエイティブの面においても悪影響のような気もします。あくまで感覚的なものですが。

 ということで11月4日に初日を迎える、ボクらの罪団 第七犯公演『Island-売春島-』の稽古が始まりました。いい稽古ができそうな気がします。多分、今年最後の「俳優 黒田勇樹」になると思いますので、ご興味のある方はぜひ!

 それでは今週も始めましょう。

THE RAMPAGEの浦川翔平、リリパの余韻は激アツ !MA55IVEで手にした一体感!〈BUZZらないとイヤー! 第60回〉

2023.10.03 Vol.Web Original


撮影・田辺虎太朗

THE RAMPAGEのパフォーマーとして活躍する一方で、DJ Sho-heyとして、TikTokerとして、日々バズることについて思いを巡らせている浦川翔平が、BUZZの中心に乗り込んだり、その兆しを探りながらBUZZのワケを探る連載企画「BUZZらないとイヤー!」。本日3日、THE RAMPAGEの「THE RAMPAGE LIVE TOUR 2023 “16” NEXT ROUND」が愛知でスタートしましたが、BUZZらないとイヤーでは、翔平さんも参加するヒップホップユニット、MA55IVE THE RAMPAGE 案件をもう1回。翔平さんとリリパの余韻に浸ろうじゃないか!と思ったら、激アツトークになっちゃって……。(撮影・蔦野裕/田辺虎太朗)

 

ーー MA55IVEのリリパが終了しました。9月19日に東京で始まり、名古屋、札幌、大阪とあっという間でした。最後の大阪(29日)の盛り上がりはすごかったようで、東京まで届きましたよ。

それはマジでもう……ロックバンドの煽ったらお客さんみんなが頭振ってワーみたいになるのあるじゃないですか? それのヒップホップバージョンみたいな感じでした。自分らもこれがラストだってこともあってアドレナリンが出倒しているので、もうお客さん煽り倒して。まだまだ声出せるでしょみたいな感じでオラオラで。煽れば煽るほどファンの人たちもどんどん熱が上がって! THE RAMPAGEのライブも一体感はあるんですけど、また違った一体感なんです。内側からブワッと燃えるような。MA55IVEならではの一体感の生み出し方、ライブの作り方っていうのが確立できたって思えました。その場でファンの人たちにも言ったんですよ、「これがMA55IVEのライブだから! 次にライブに来た時もMA55IVEタイムの時にはこれをやってくれるよね!」って。そしたら「イェーィ」「フーゥ」「ウェーイ」とかのノリ。「キャー」じゃないんですよ(笑)。いいなあって。


撮影・蔦野裕

ーー大阪は「INVADERZ」のお代わり(2回披露)したんだとか。

やりましたね。なんなら「Determined」も? 最初一番ぐらいまでやったんですけど、LIKIYAさんが「全然声が出てねぇ」って演奏ストップ。ホールドオン、ホールドオンって……(長谷川)慎たちが乱入してくるみたいな。メンバーが来てるからお前らも出ちゃえよみたいなノリができるのはMA55IVEならではだと思います。

ーー豊洲PIT(東京会場)で「俺がMA55IVEの一番のファンだ!負けない!」とファンのみなさんにマウントして帰っていったTHE RAMPAGEの慎さん(笑)。あのくだりに会場は拍手して大喜びでした。大阪には岩谷翔吾さんに後藤拓磨さんの関西出身メンバーに、龍さん、慎さんもいてステージの上はぎゅうぎゅう(笑)。

……ちょっとあやかってましたよね。楽しみたいのは大阪ナイトなのかMA55IVEなのか、どっちがメインなんだみたいな感じでした。でもまあ彼らの大阪ナイトにMA55IVEを加えてくれてうれしかったです。

 リリパは、メンバーもラフに見に来られるし、メンバーも楽しめるようなライブができたなと思います。これが、後輩、先輩とかいろんなとこに広がって、さらには海外のラッパーだったり、日本のラッパーとかシンガーとかも客演してもらうとかそんなふうにしていけたら、MA55IVEとして広がるなとも思いました。

秋冬のしたく〈黒谷友香の友香の素。vol.362〉

2023.10.01 Vol.Web Original

皆さん、こんにちは! 寒暖差のある今日この頃ですがお元気ですか~?

秋になると何故かめっちゃお洒落がしたくなる(笑)ストールにコート、足元もショートブーツ、ロングブーツになって、アイテムのコーディネートが秋冬は楽しいですよね。

夏の間に何点か秋冬アイテムをゲットしてあるので、デビューさせる日が待ち遠しいなぁ。

食べ物も秋冬は美味しいですよね~。
天高く馬肥ゆる秋と言いますが、私は食べ過ぎに気を付けて、
ヨモちゃん(愛馬)には天高く馬肥ゆる秋のようにしっかりと食べてもらいたいと思います。

「衣」・「食」ときて、お次の「住」も大事ですよね~。
服装もストールやコートなどの小物で変化を出す様に、
お部屋もリネンの柄や素材で暖かみを出したり雑貨で秋冬仕様へ変えたりします。

例えばベッドのリネン類、枕やシーツ、クッションなんかの組み合わせをしていてる時に、
この花柄にタータンチェックって合うんだ!
なんてパッと凄く良いコーディネートが生まれた瞬間なんかは嬉しくなっちゃう(笑)

インテリアは大阪から上京して一人暮らしを始めてから自分で考えるようになりました。
東京と千葉の2拠点生活をしているので、それぞれのお部屋の雰囲気も違います。
例えばモダンとナチュラルみたいに。東京で可愛い雑貨を見つけたら、
あ、これは千葉のログハウスに合うから千葉用に買おう!

っという具合でそれぞれのお部屋に合ったものを少しずつ集め、
色々試行錯誤も繰り返しながら自分の世界観作りを楽しんでいます。

インテリアは私の好きなラルフローレンの写真集や本を参考にしていることが多いかな~。

ラルフローレンはライフスタイルの幅広さが魅力的で、
都会のスタイリッシュな世界観から、カントリーやウエスタンの世界観まで幅があるので、
「東京の私」「千葉の私」といったように、
それぞれのシチュエーションで参考になるものが沢山あるので、もう25年間ぐらいずっと好き。

写真は今回、また新しい本が出版されたので、その出版記念のイベントに行った時のもの。

読み応えのある一冊で、ページを捲る度にキュンキュンしちゃいました(笑)。夢が膨らむ一冊です。

永遠の師匠、元カリカ・林さんとの再会。歳を重ねるって、なんて尊いことなんだろう。【徳井健太の菩薩目線 第183回】

2023.09.30 Vol.web Original

“サイコ”の異名を持つ平成ノブシコブシ・徳井健太が、世の中のあらゆる事象を生温かい目で見通す連載企画「徳井健太の菩薩目線」。第183回目は、再会ついて、独自の梵鐘を鳴らす――。

 僕はいま、鈴木おさむさんが火曜ヒューマニスタ(パーソナリティ)を務めるbayfm『シン・ラジオ―ヒューマニスタは、かく語りき―』に、「週替わりパートナー」として出演している。

 その日は、おさむさんが体調不良ということで急遽欠席。ブースの中には、僕と、電話出演の予定だった南房総市議会議員の林よしはるさんの二人だけがいた。

 林さんは、南房総市千倉町出身のおさむさんと高校の先輩後輩という関係性であり、現在は、南房総市をPRするため奔走している。でも、僕にとっては、お笑いコンビ『カリカ』の林克治さんが、目の前にいる感覚だった。

 NSCを卒業し、「平成ノブシコブシ」を結成した直後から、カリカのお二方には本当にお世話になった。初めてコントを見たとき、衝撃が走った。こんなに面白いコントをする人たちがいるのか――。自分の中で、「コント=カリカ」という基本原理ができあがるくらいかっこよくて、腹を抱えて笑った。「この人たちと仲良くなりたい」、そんな甘い考えも働いて、お二方のライブを手伝った。

 当時の林さんは、猜疑心のかたまりのような、「来るものは拒まず」を真逆でいく人だった。心に鉄のカーテンが敷かれていて、勝手に懐こうとする僕は、いったい何度戸惑ったことか。

 連絡先を教えてくれたときは、飛び上がりそうになるくらいうれしかった。昨日のことのように思い出す。誰にでも心を開かない人。徳井健太の「陰」の部分を作り出したのは、林さんと言っても過言ではないし、僕の若手時代を振り返ったとき、絶対的なMy師匠だった。

 林さんからは、 “面白くないことを言うくらいだったら黙っておけ。逆に、面白かったらフルスロットルで飛び込め”、そんなデッドオアラフな姿勢を教わった。今思えば、完全に間違った教育なんだけど、僕は嬉々としてそのイズムを体と頭に叩き込んでいた。楽しくて、夢中で、狂っていた時代だったと思う。売れることに固執することもなかった。面白ければそれでいい。そんな時代が長く続いたような気がする。

 平成ノブシコブシが、『(株)世界衝撃映像社』でちょっとだけテレビに出るようになったくらいだろうか。林さんから、「芸人を辞める」というメッセージが届いた。清々しいくらい簡潔な文面だったことを覚えている。

 新幹線で目的地に向かっていた僕は、反射的に席を立って、直立不動でその文面を見ていた。乗車中、なんて返信していいか分からず、書いては消し、書いては消しの繰り返し。今までの思いを、自分なりに綴れたかどうかは分からないけど、気が付くと新幹線は目的地に到着していた。

 芸人をやめた林さんとは会わなくなった。最後に会ったのは、10年くらい前だったと思う。

 その林さんと二人きりでラジオのブースの中にいる。あの頃だって、二人でラジオなんてやったことはない。久々に会っても、20年前と変わらずに緊張している自分がいた。多分、死ぬまで林さんには緊張してしまうと思う。

 林さんは、いま、自分が生まれ育った南房総市について発信している。市議会議員を目指そうと思ったきっかけは、2019年に猛威を振るった台風15号に起因するという。千葉県、とりわけ房総半島は甚大な被害を受けた。何か役に立てることはないか――。真剣に南房総市について語る林さんを見て、 芸人時代に敷かれていた心の鉄のカーテンはなくなったんだなって思った。少なくても僕にはそう見えた。

 じゃあ逆に、自分はどう思われているんだろう? 決してそれは、ネガティブな感情ではなくて、自分の血と肉を作ってくれた師匠を前にして、緊張しない弟子なんていないよねって。「今のお前の笑いは鈍いんじゃないの?」なんて思われているかもしれないと思うと、ドッと汗が噴き出してきた。

 僕は、「自分は人間的にこれだけ成長しました」というところを見せたかったんだと思う。あの放送中、音楽がかかっている間のフリーの時間、ずっと林さんに話し続けて、よく分からないアピールをしていた。20年前と変わらない。この日だけは、音楽がかかっている放送に乗らない時間が、自分にとって本番だった。この人にだけは、「つまらない」と思われたくない。

 bayfmのブースはガラス張りになっていて、ちょうど夕暮れ時の西日が林さんと僕を包み込む。オレンジ色に染まるブースの中で、昔を懐かしんだり、今に思いをはせたり、これからやりたいことを話していると、なんだか泣けてきちゃって。裏のTOKYO FMでは、やしろさんがパーソナリティーを務める、『Skyrocket Company』が流れている。

 放送中、おさむさんからファックスが届いた。

「若い頃は、人の悪口や妬みしかしゃべらなかった二人が、こうやって人に感謝する回が聴けて、とても幸せです」

 生きているといろんなことがある。良いことも悪いこともあるけれど、良いことに巡り会うために、いま、この瞬間を生きよう。

ド派手消防アクション『フラッシュオーバー 炎の消防隊』を観た!【黒田勇樹のハイパーメディア鑑賞記】

2023.09.27 Vol.web original

 こんにちは、黒田勇樹です。

 先週お知らせした12月の三栄町LIVE×黒田勇樹プロデュース公演「リライト!」のオーディションなんですが、多くの方にご応募いただきました。ありがとうございます。

 いい作品にできそうな予感しかしません。ご期待ください。

 では今週も始めましょう。

もうすぐツアーが始まります❤️💙〈Girls² 小田柚葉の柚葉24じ 第58回〉

2023.09.26 Vol.web original

こんにちは!柚葉です🍋

もう10月!? ですね!?

時の流れのはやさに毎月末ビビっております😇
この時期って私は知っています。
奴が出てくる時期なんです。

カメムシ!!!!!!!!🤢🤢

私カメムシにどうやら好かれやすくて、毎年この時期私の服の中に入っているんですね😀
一昨年は靴下の中に入っていて、去年はリハ着の中に入っていて、大泣きした経験があります。
多分ゴキブリとかよりも何よりも嫌いな虫。
いやトラウマな虫かもしれません笑笑笑笑
なので皆さん、カメムシが服の中に入っていないか念入りに見る時期にした方が良いと私は思います。

withすみやももか

てなわけで、Girls²は絶賛ツアーリハを頑張っている最中でございますっ!!🎤
今回のツアーは、1から自分たちも会議に参加させてもらい、セットリストややりたい事をそれぞれ話し合って、色々組み合わせた内容となっております!!

ちなみに〜

ツアースケジュールはこんな感じっ❤️💙
新たに群馬と静岡が追加され、行けるのがめちゃくちゃ楽しみっ!!

動物愛護週間〈Dream Ayaのフォトコラム【フォトバイアヤ】第105回〉

2023.09.25 Vol.Web Original

動物愛護管理法では、国民の間に広く動物の愛護と適正な飼養についての理解と関心を深める目的で、9月20日から26日を動物愛護週間と定めています。

 皆さんはご存知でしたか?

今まさにその動物愛護週間の期間中!ということで今回は保護犬についてコラムを書こうと思っています

日本にはたくさんの野良猫や野犬がいます。
保健所に収容された後、殺処分される子たちがたくさんいます。

「2021年度の犬・猫の殺処分数 全国で計約1万4000匹 過去最少を更新」と環境省が公表しています。
この減少傾向にはたくさんのボランティアさんや団体さんのお力。
保護犬を迎える方が増えたからだと思います。

コロナ禍でペットショップの需要が高まったことで繁殖数を増やす悪徳なブリーダーやペットショップ。
検索をすると情報が溢れています。
今のペットブームの裏側をぜひこのコラムを読んでいる方には知ってほしいです。

私もまだまだ知らないことだらけ。

そんな中たくさんの命を救っている方に出会いました。

犬猫の個人保護活動をされている、BeSail_Animalの美帆さん。

保護犬の譲渡会で知り合い、先日美帆さんの保護施設へお邪魔してきました。
美帆さんは保護犬の中でも譲渡が決まりにくい野犬の子達を中心に保護されています。

野犬は怖い、噛む、危険、懐かない、などすごくネガティブなイメージを持たれがちなのですがそんなことないんです。
みんな優しくて、人が大好き。
最初は警戒心が高い子でも、優しく接していればいつかは心を開いてくれる。人間と同じです。

今回はBeSail_Animalの可愛い子達を私が撮影した写真とともに紹介して行きます。

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