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絵画のように美しいアニメーション!ショートフィルム『On my Bicycle / 自転車に乗って』を、観た!【黒田勇樹のハイパーメディア鑑賞記】

2023.06.07 Vol.we original

 こんにちは、黒田勇樹です。

 まずは「J-BOT ケロ太」の公式ホームページ( https://www.l4l4.co.jp/kerota/ )が開設されたケロ〜。ということで、こちらでいろいろ情報が発信されると思いますので、ぜひ覗いてみてください。

 ここ最近、ケロ太の話ばかりでしたが、実は三栄町LIVE×黒田勇樹プロデュースvol.14『この暗闇を超えて温泉に行こう!GOLD』の稽古も始まっておりまして、6月14日開幕とこちらもあっという間にやってきます。皆さん、こちらもお忘れなく。

 では今週も始めましょう。

THE RAMPAGE 浦川翔平の濃ゆい1カ月とちょっと! リリイベ、誕生日、MA55IVE、ツアー開幕 〈BUZZらないとイヤー! 第52回〉

2023.06.06 Vol.Web Original

THE RAMPAGEのパフォーマーとして活躍する一方で、DJ Sho-heyとして、TikTokerとして、日々バズることについて思いを巡らせている浦川翔平が、BUZZの中心に乗り込んだり、その兆しを探りながらBUZZのワケを探る連載企画「BUZZらないとイヤー!」。

回通常国会、最終盤の攻防激化! どうする日本?どうする長島?【長島昭久のリアリズム】

2023.06.05 Vol.web original

侵略や核の脅しに対し国際正義を示したG7広島サミット

 ロシアによるウクライナ侵略の暴挙が続く中で迎えたG7広島サミットは、ゼレンスキー大統領が戦時下の祖国を離れ電撃参加するなど、歴史的に意義深い首脳会議となりました。

 とりわけ、ロシアの核恫喝が繰り返される中で、原爆の爆心地広島において、「核の脅威なき世界平和」という国際正義を、先進7か国のみならず、豪州や韓国といった同志国はじめインドやインドネシア、ベトナム、そして太平洋諸国フォーラムの議長国クック諸島などグローバルサウスを代表する各国首脳の間で共有し、世界に向かって発信できたことは大きな成果です。

法の支配に基づく自由で開かれた国際秩序を守り抜く

 今回のG7広島サミットの最大のテーマは、中露を枢軸とした「力による一方的な現状変更」の挑戦から国際秩序を守り抜くことでした。

 その目標を実現できたのは、昨年末の安全保障3文書によって我が国の戦後防衛政策を大きく転換し、日米同盟を中心に抑止力・防衛力の抜本的な強化を図る政治決断を行うことによって、議長国・日本が確固たるリーダーシップを示すことができたからだと考えます。

 強固な抑止力を基盤に、インドや豪州を巻き込んだ「クワッド」の連携、日米韓の協力、グローバルサウスとの協調を推進する戦略的な外交を展開することができたのです。

 私は、安全保障のエキスパートとして、また、超党派人権外交推進議連の会長として、引き続き責任ある日本外交の推進のために全力を尽くしてまいります。

終盤国会に残された3つの課題

 その中で、終盤国会の重要課題を3つ挙げたいと思います。第一に、防衛力強化のための基金を創設する「防衛費増額財源確保法案」の早期成立です。第二に、こども政策推進のための財源確保です。第三に、憲法審査会の審議促進です。

防衛財源に増税は不要

 冒頭に述べたように、力強く戦略的な外交を推進するためには、その基盤としての防衛力強化が不可欠です。とりわけ、財政的な裏付けを明らかにし国民の理解を得ることは政治の責務です。

 その際、自民党内でも未だ決着を見ていませんが、安易に増税に頼るべきでないというのが私の基本的スタンスです。たしかに、防衛力強化についての国民的コンセンサスを得るためには、広く税負担をお願いするのが筋との意見にも一理ありますが、「財源イコール税負担」というのはあまりにも短絡的です。

 とくにコロナ禍のどん底から懸命に立て直しを図っている国民経済に増税の冷や水を浴びせるのは無責任の極みです。

 歳出改革や特別会計剰余金の活用など財源は十分手当てできますから、今回の財源確保法の制定を通じ政府の真摯な努力を促し、税負担を最大限圧縮するよう同志の皆さんとさらなる努力をいたします。

異次元の少子化対策には「こども国債」で

 つぎに、異次元の少子化対策のための財源確保です。現状、我が国のこども子育て予算は、OECD諸国の平均値よりも少ないことが知られていますが、それを数年かけて倍増しようというものです。

 昨年の出生数が、予測よりも8年も早く80万人を割り込んでしまい、抜本的な子育て政策により出産や育児をめぐる経済的不安や心理的負担を極力解消することが急務です。それには相応の財源手当てが必要となりますが、ここでも税負担か保険方式かという二者択一の議論に陥る傾向があります。

 私は、ここは思い切って、一部野党からも提案されている「こども国債」を発行し、最も深刻といわれる向こう10年間を子育て集中投資期間と位置付けて、政策を総動員すべきだと考えます。

 今後は、4月に立ち上げた子ども家庭庁を司令塔に、秋の「こども政策大綱」の策定に合わせ、国民の皆さんが将来世代のために気持ちよく応援できる環境整備に尽力してまいります。

そろそろ憲法改正に国民の声を反映させよう!

 第三は、長年の懸案である憲法改正問題です。私も前国会までは衆議院憲法審査会の委員でしたが、憲法改正を議論することすら反対の共産党や立憲民主党によって、憲法審査会が定期的に開催できない異常な事態が続きました。

 しかし、最近になって、日本維新の会や国民民主党が理解を示し、とくに大災害や戦争などによって国会そのものが開けないような深刻な危機に対応するための「緊急事態条項」が現憲法に欠落していることへの問題意識が広く共有されるようになりました。

 もちろん、私自身は、理想と現実の乖離によって空洞化してしまっている憲法9条の改正こそ喫緊の課題だと考えますが、まずはコンセンサスを得られる緊急事態条項から国会の発議を行い、国民の議論を喚起していくことが緊要ではないでしょうか。

 いずれにせよ、今国会は、私が委員長を務める東日本大震災復興特別委員会での審議も含め、最後まで緊張感をもって「未来に誇れる日本」のために全身全霊を捧げてまいります。

 

地元からもらう“パワー”〈黒谷友香の友香の素。vol.358〉

2023.06.01 Vol.Web Original


 皆さん、こんにちは! 6月に突入~。めちゃ早い。1年の半分が過ぎて、ここから後半戦。また気を引き締めて頑張っていこうと思います

 先月の5月は出身地の大阪とめっちゃご縁がありました。とある情報バラエティー番組のマンスリーゲストとして、毎週土曜日4回は大阪。プラス、関西の別番組で1回。あとは、これは実際に大阪には帰ってませんが、全国都道府県の県民性をテーマにトークしていくバラエティー番組に大阪代表としての出演。なんやかんやで5月の月間テーマは「大阪!!」みたいな月でした。

 こんなちょくちょく、大阪に行くのが続くことは今までありませんでしたけど、やっぱり帰る度、地元からパワーをもらっている気はします。大阪でのお仕事となると、番組のスタッフさんは勿論、共演者の方も関西ご出身の方が多いので、局では関西弁が飛び交っています。だから私も自然に関西弁。5月は、ここ数年で1番関西人になってた時間が長かった月でした(笑)

 よく関西人は2人集まったら漫才が始まると言いますが、あながち間違ってはない気がします。勿論、漫才とまではいきませんよ。でも2人集まったらボケ担当、ツッコミ担当とでもいいますか、友達同士でも役割があります。初対面でも2人いたら自然にいつの間にか、どっちかを担っている感じ。学生時代の友達といる場合は、私はどちらかと言うと、ツッコミ担当かもしれません。

 いや~、今までこんなことあんまり真剣に考えたことありませんでしたが、このボケ担当、ツッコミ担当の凸凹がお互いの間で上手くハマると、大抵は仲良しになれます(笑)自分の特性を発揮し合うことができるというか。フィーリングが合う、馬が合うって感じかな。私はツッコミの方が性に合いますが、オモロくて器用な人は、ボケもツッコミも相手がどちからのタイプに合わせて臨機応変に両方出来たりするんやろうか? 謎やわ。ちょっと地元の友達にリサーチしよう。まぁ、そんなこんなで5月は大阪からパワーを沢山貰った月でもあります。6月からの後半戦も頑張るぞ~!

第二の人生と、美しい植物の映像が重なっていくショートフィルム『ブルーベリージャムを作って』【黒田勇樹のハイパーメディア鑑賞記】

2023.05.31 Vol.web original

 こんにちは、黒田勇樹です。

 最近ずっと同じ話で申し訳ないんですが、この1週間もTOKYO MX2 にて放送中の『J-BOTケロ太』の撮影と編集に追われる毎日でした。と言いつつ、実はもう一つ現場がありまして、こちらも大変。

 でも、皆様からたくさんのご感想と激励の言葉をいただいていることで、なんとか元気にやっとります。ありがとうございます。
 
 ケロ太はYouTubeでの見逃し配信も始まっていますので、ぜひ。

 では今週も始めましょう。

天才・ニッポンの社長に、1ミリグラムでも責任を感じさせた自分をぶん殴りたい〈徳井健太の菩薩目線 第171回〉

2023.05.30 Vol.Web Original

“サイコ”の異名を持つ平成ノブシコブシ・徳井健太が、世の中のあらゆる事象を生温かい目で見通す連載企画「徳井健太の菩薩目線」。第171回目は、ニッポンの社長について、独自の梵鐘を鳴らす――。

 お笑いの世界には、「天才」がいる。俺が何億光年生きたとしても、まるで思いつかないようなことを、瞬時に作り上げてしまうバケモノのような存在。

 たとえばニッポンの社長。どこからどう見ても天才のソレ。ことあるごとに俺は、「ニッポンの社長は面白い」なんて持ち上げ、彼らが作り出す世界観に感心していた。

 少し前、俺とトレンディエンジェルのたかしがMCを務めるライブに、彼らが参加したことがあった。大阪に拠点を置く彼らだったが、以前から辻とケツとは話をする機会がそこそこあり、大阪の若手とほとんど接点を持たない俺にとって、彼らは妙な親近感を抱いてしまう気になる存在でもあった。

 その日、二人とはあまり話す機会がなく、物足りなさを感じながらエンディングを迎えた。舞台から降り、帰ろうと踵を返すと、辻が俺を呼び止めた。

「すみませんでした」

 そのライブは、『キングオブコント2022』が終了して間もない頃に行われたものだった。この年、彼らは暗転を多用するコントで挑んだものの、結果は最下位に沈む。天才に似つかわしくない順位だったと思う。

「徳井さんがあんなにほめて応援してくれていたのに、ふがいない結果で申し訳ないです」

 そう辻は続けた。

 彼の言葉を聞いて、自分の浅はかさに恥ずかしくなった。ずば抜けた才能がある人間に対して、プレッシャーになるようなことを知らず知らずのうちにしていたんだと思うと、こちらが彼に謝りたい気持ちでいっぱいになった。たった1ミリグラムでも重石になってしまっていたのだとしたら、なんてことをしてしまったんだろうと、後悔の念が押し寄せてきた。

 今年4月に行われた『敗北からの芸人論 トークイベント vol.4 』、そのゲストにニッポンの社長が来てくれた。お互いに、あの日のことを覚えていた。「すみませんでした」。今度は俺が、二人に謝った。

 あらためて彼らと話をしてみると、「余計なことは言うまい」と誓ったはずなのに、やっぱり天才コンビだな――なんて思ってしまうから、人間というのは都合の良い生き物だなと思う。

 一見すると、ケツがギフテッドなキャラクターに見えてしまうけど、いやいやどうして辻の方が狂気に包まれていた。いや、ケツもおかしいんだけれども。

 ケツは20代前半まで作曲をしていたそうだ。ところが、25歳を境にピタリと曲が浮かばなくなり、「枯れた」と苦笑していた。しきりに、「サザンオールスターズはすごいんです! 桑田佳祐さんはすごいんです」と訴えていたけれど、そんなことは日本国民のほぼ全員が思っていることであって、あらためて主張することでもないだろうと、俺は思った。

 辻は辻で、ロングコートダディの堂前やマユリカの阪本らと『ジュースごくごく倶楽部』というバンドを組んでいる。ニッポンの社長は音楽的な側面も持つ……ということは、意外に知られていないかもしれない。

 辻は、突然メロディが降りてくるらしく、思いつくとそのメロディーを録音し、その音源をもとに堂前たちに伝えて作曲するそうだ。ドラムの打ち方まで鮮明に刻まれているといい、完成された曲が頭の中に浮かぶ、と説明してくれた。

 だからなのか、「ネタも台本がない」という。練習をしてしまうと飽きてしまうため、ぶっつけ本番でネタをしながら完成度を高めていくと教えてくれた。ケツは、辻が頭に描いている完成系に、本番の中で近づけ、舞台を降りると「あそこはちゃうなぁ」と辻からディレクションが入ると笑っていた。本番の最中に、調律と限界突破を同時にこなす。映画『セッション』みたいなことを、辻とケツはしているということになる。なんだ、やっぱり天才じゃないか、この二人。

 この春から、ニッポンの社長は東京に進出した。彼らに加え、ロングコートダディ、紅しょうが、マユリカ、シカゴ実業、マルセイユ……大阪漫才劇場の第一線で活躍してきた錚々たるメンバーが、大挙、進出してきた。

 辻は、トークイベント vol.4 でその理由を教えてくれた。

「僕らは漫劇の中で一番上にいますけど、下の勢いがすごすぎる。あと3~ 4年はいけると思っていたんですけど、このままだと賞味期限が1 ~2年に早まってしまう。下から突き上げられて、大阪で仕事がなくなって東京に出てきたと思われたくなかった。東京に進出するなら今年しかないと思ったんです」

 大阪には、一体どれだけ天才がひしめいているんだろう。と同時に、そういうことをさらっと隣の兄ちゃんみたいなテンションで話してくれるニッポンの社長に、やっぱり俺は夢を見てしまう。

 

※「徳井健太の菩薩目線」は毎月10・20・30日の更新です

SSFF2023参加作品 五感の先に訴えかけてくる、おならで始まる恋物語『ラの♯に恋をして』【黒田勇樹のハイパーメディア鑑賞記】

2023.05.23 Vol.web original

 こんにちは、黒田勇樹です。

 毎度のことなんですが、現在TOKYO MX2にて放送中の『J-BOTケロ太』の撮影と編集に追われる日々となっております。

 暑くなったり寒くなったりといろいろと大変なんですが「ロケならでは」とその辺も楽しんでやっております。

 見逃し配信( https://www.youtube.com/watch?v=QnaVI3gSk8k )も始まっていますので、見逃した方はぜひこちらで。

 では今週も始めましょう。

洋服紹介の日〈Girls² 小田柚葉の柚葉24じ 第50回〉

2023.05.23 Vol.Web Original

こんにちは!柚葉です🍋
本日もやってまいりました柚葉24じ〜〜!!👏🏻👏🏻
まずは最近のコーデ紹介〜〜!

1コーデ目

2コーデ目

3コーデ目

(最近の中で1番お気に入り😚)

4コーデ目

みんなの好きなコーデはどれだったのかな!?
コーデ紹介なかなか好評だったりするので、またやりますね👍🏻

続きまして〜〜!
今日は動画がいっぱいあるので〜、、

 

本当に悲しみを知っている人の言葉には重さがある。現場で、目の前で見ている当事者の声を聞こう〈徳井健太の菩薩目線 第170回〉

2023.05.20 Vol.Web Origial

 

“サイコ”の異名を持つ平成ノブシコブシ・徳井健太が、世の中のあらゆる事象を生温かい目で見通す連載企画「徳井健太の菩薩目線」。第170回目は、動物と向き合う人たちについて、独自の梵鐘を鳴らす――。

 

 動物と真摯に向き合っている方々って素晴らしい。

 BSよしもとの番組で、ヤンバルクイナの保護活動をしている方とお話をする機会があった。ヤンバルクイナは、沖縄県北部のやんばる地域に生息する鳥だ。絶滅危惧種――というイメージが強いヤンバルクイナだけど、意外なことに昨今は保護活動の影響もあり、やんばる地域には結構な数が生息しているという。

 もともとは、那覇を含む沖縄県の中心部にもいたらしい。ところが、人が増え、街が開発されるにつれ、自然が消滅したことで、ヤンバルクイナは豊かな自然が残る北へ北へと移動していった。

 その昔、ヤンバルクイナには天敵という存在がいなかったという。そのため、空を飛ぶ必要がなく、彼らは“飛べない鳥”になったそうだ。外敵から身を守る必要のない、平和の象徴のような鳥だった。

 だったら、どうして絶滅の危機に?

 沖縄にはハブが生息している。厄介な存在であるハブを退治するために導入されたのが、マングースだ。ハブ対策として沖縄県に解き放たれたマングースは、その期待にまったく応えることはなかったそうだ。

 ハブは夜行性で、マングースは昼行性。つまり両者がにらみ合うことは、ほとんどなかった……というから、まるで落語のような展開だ。話には続きがある。

 交戦しなかった結果 、マングースは繁殖した。あろうことか、ヤンバルクイナを襲い出した。自然に対する人間の介入なんてするもんじゃない。その典型。平和の象徴からすれば、突然現れた天敵。でも、彼らは飛ぶことができない。さらには、開発が進む島内で車にひかれるといった被害も加わる。気が付くと、ヤンバルクイナは減少の一途を辿っていたそうだ。

 保護活動をされている方は、年間になくなるヤンバルクイナを「ゼロにすることはできない」と話していた。「どれだけ少なくすることができるかを考えていかなければいけない」とも説明してくれた。この言葉に、当事者だからこその現実を垣間見て、背筋が正される思いがした。

 たとえば、交通事故をゼロにしましょうと呼びかける。でも、どう考えたってできっこない。きれいごとを言おうとすると、言葉はすぐに軽くなる。ゼロにしましょうと呼び掛けたところで、交通事故はいまこの瞬間も起こっている。どうすれば交通事故が減るのかを考えなければいけないはずなのに、俺たちはそんなことを考えることなく、日常を送っている。交通事故で被害に遭われた方を除いて。

「犠牲者を減らす方法を考える」。これは、犠牲者を見てきた人じゃないと言えない言葉だ。本当に悲しみを知っている人は、言葉に重さがある。現場の最前線で活動されている方々の言葉というのは、些細な言葉ですら、心臓に届いてしまう。

 家の近くに動物病院がある。定期的に我が家の犬を診てもらうため、その病院に勤める獣医さんと話し込むことも珍しくない。獣医さんは、うちの犬のことをワンチャンとかこの子とは呼ばずに、「この人はね」なんていつも話す。

“人”だととらえている。

 少し前、去勢手術について相談したことがあった。「子どもを産めなくなるということがこの子にとってどうなんですかね?」と相談すると、獣医さんはこう口を開いた。

「この人は飼い主さんと一緒にいることが幸せだと思う。私個人の考え方だけど、仮にとても辛い病気で入院したとして、その病気が治るかもしれないし治らないかもしれないといった場合、最後の命を飼い主さんのもとで全うさせたほうが、この人たちはうれしいと思うんです」

 長生きしてほしいと願う飼い主は、きっと多いだろう。でも、犬自身が長生きを望むかどうかを考えたことはあまりなかった。自分の親が倒れて延命措置を望むか? と想像するといろいろな答えがあるはずなのに。動物だとなかなかそうは考えられない。獣医さんの言葉は、いつも現場で動物たちを見ている人だからこそのリアルなんだろうなと思った。

 当たり前のことだろうけど、動物はそれぞれ個性があって個体差がある。一体、一体にアイデンティティーがある。なのに、俺たちは「キリンってどれくらいエサを食べるんですか?」と尋ねてしまう。

 似たような質問をアシカを飼育している人に聞いたとき、その人は、「アシカによりますね」と教えてくれた。これが正解なんだ。

 もしも宇宙人から、「地球人はどれぐらいご飯を食べるんですか?」と聞かれたら、皆さんだって、「人によりけりだと思いますよ」と答えるに違いない。それと一緒で、動物も1匹1匹、1頭1頭違うということを覚えておかないといけない。

 当事者の話を聞くことは、とても大切なことだ。たくさん情報があふれている世の中にあって、現場で、目の前で見ている人たちの意見を聞くことって、何よりも純度の高い目線なんだなって、最近つくづく感じている。

今年も始まったショートフィルムの祭典!SSFF2023!まずは“これぞショートフィルム!”音楽家の苦悩を描いた『LOOK AT ME』に注目せよ!【黒田勇樹のハイパーメディア鑑賞記】

2023.05.17 Vol.web original

 こんにちは、黒田勇樹です。

 先週の土曜日(13日)からTOKYO MX2 にて放送が始まった「J-BOT ケロ太」、皆さんからたくさんのご感想と激励の言葉をいただいております。ありがとうございます。

 これからもどんどん面白くなっていくと思いますので、ぜひ今週からでもご覧いただければです。間もなくYouTubeでの見逃し配信も始まりますので、第1話を見逃しちゃったって方も大丈夫ですから。

 では今週も始めましょう。

THE RAMPAGE 浦川翔平と神宮外苑で散歩 夜の国立競技場にエモっ〈BUZZらないとイヤー! 第51回〉

2023.05.16 Vol.Web Original

THE RAMPAGEのパフォーマーとして活躍する一方で、DJ Sho-heyとして、TikTokerとして、日々バズることについて思いを巡らせている浦川翔平が、BUZZの中心に乗り込んだり、その兆しを探りながらBUZZのワケを探る連載企画「BUZZらないとイヤー!」。今回は明治神宮外苑の「森のビアガーデン」の周辺をおしゃべりしながら散歩。そしたら、想定外にエモい散歩になっちゃって……?(撮影・蔦野裕)

 前回、時間いっぱい明治神宮外苑の「森のビアガーデン」を堪能した翔平さん。7種類のビールとバーベキューでお腹も心も満たされました。

 このまま帰っちゃうのもなんだかもったいない気分で、ちょっとだけ夜の散歩にお誘い。

「なんか新鮮じゃないですか、『BUZZらないとイヤー!』の取材って暗くなってからのことほぼないですよね」と翔平さん。明け方の暗さはありましたけど?……まあ、いいじゃないですか、健全で……?


今夜はありがとう!「森のビアガーデン」の滝に別れを告げ……

 この日は最新ツアー『THE RAMPAGE LIVE TOUR 2023 “16” 』のリハーサルを終えたまま、取材にやってきた翔平さん。このあと2週間にわたる怒涛のリリースイベントがあり、それが終わるとライブツアーがスタートと、ある意味、最初の大詰めとも言えそうなタイミング。となると、話題はリハーサルのこと。

―― ツアーの準備は順調ですか?

翔平さん:いいですね!……これまでと比べると煮詰まることが少なくなったんですよ。みんながいろんなものを吸収してTHE RAMPAGEに持ち帰ってきていて、グループとしてのモチベーションが高いし、それぞれが持ってるポテンシャルもすごいことになってます。だから、リハーサルは“意見過多”な状況。それもありだね、それもあるって、意見がすごく出ちゃって大変です。絞り出して絞り出してやっとひとつみたいな時もあったので、幸せな悩みです。以前だったら1カ月かけてやってたようなものが1週間ぐらいでできてしまうんです。効率もいいし内容も良くなっているっていう、すごくいいことが起きてるんですよ。

―― リリースイベントもありますし仕上げておく段階なのかなと思いますけど、確か昨年のツアー( “RAY OF LIGHT”)も早めに形ができたって話してましたよね。

翔平さん:速さで言ったら、もっと速いですね。

―― そこもブーストかかってるんですね……今回のツアーってどんな感じなんですか?

ギャップを感じられるライブになるんじゃないかな、と思います、予想をいい意味で裏切ってくるというか、そこでそれくるかっていう。僕たちがこれまでしてきた活動、関わってきたことが盛り込まれている。カッコいいだけじゃない僕らを見られるんじゃないかなと思います。

―― カッコいいだけじゃないってところ、気になります。

うーん、意外性って感じかなあ? 16人のパフォーマンスで見せる年でもあるし、1人ひとりのスキルも見せる部分があったり、全員の見せ場があります。推し活をしている人には喜んでもらえると思いますよ! 会場で声を出せるようになったので喉だけは潰さずに来てほしいです。あとは、チャレンジとか、僕らが発信していることはライブにつながっているので、しっかりチェックをしておいてほしいな。そうするともっと楽しくなると思います! ……あれ、ここは?

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