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いよいよネット投票実現へ動き出す!? 【鈴木寛の「2020年への篤行録」 第50回】

2017.11.16 Vol.700

 本コラムが先月掲載された後、政界の風景が恐ろしく一変しました。9月の3連休に衆議院解散の動きが突然報じられました。下落気味だった内閣支持率も回復の兆しをみせた一方で、民進党は新体制発足直後からスキャンダル騒動で大揺れ。「小池新党」の選挙準備も不十分であることから、安倍総理が一気に勝負に出てきました。

 ところが、小池百合子氏がここで電撃的な動きをみせます。水面下で進めていた新党旗揚げの準備を急加速させると、安倍総理が25日に記者会見で解散を正式に表明する直前に小池氏は緊急会見を行い、新党名を「希望」とすることと、自らが代表になることを明らかにします。

 もともとはその翌日に新党旗揚げの記者会見がある予定でしたが、1日早めてニュースを提供したのは、その日の政治ニュースが総理の会見一色になるところを、「安倍VS小池」の構図に持ち込むことだったのでしょう。実際、翌朝の新聞各紙の一面は総理会見がトップ扱いだったものの、準トップに小池氏の記事をもってきていました。まさに「目論見どおり」といえるでしょう。

 その後、民進党が公認候補を出さず、事実上、希望の党に合流する方向となり、維新などとも選挙協力が決定。これほど目まぐるしい政局の動きは、1993年の細川政権誕生や2005年の小泉総理が仕掛けた郵政選挙に匹敵、いや、それをも上回る激しさです。世の中が「小池劇場」に揺れる中、津田大介さんがツイッターで「今こそこの本を読もう」と勧めていたのが、4年前に刊行した拙著『テレビが政治をダメにした』(双葉新書)でした。

 この本は、情報社会学者としての知見を下地に、政治家時代に体験した生々しい話を加え、テレビに翻弄される政治の現場の実態に警鐘をならしたものです。本の中では、郵政選挙の事例から、テレビ番組、なかでも政治バラエティ番組に出ているかどうかが比例区の当落を分けている傾向などを明らかにし、政治家がテレビに迎合し、なかには芸能プロダクションと契約までして出演の機会を増やそうとする動きも指摘しました。

 政治がテレビに迎合し、テレビも政治を単純化・劇場化して伝えることに注力してしまわないか? 当たり前ですが、選挙で問われるべきは政策です。テレビ政治においては、“テレビ映え”しない、社会保障や教育、医療や年金といった地味でも非常に重要な政策の論議が後回しになる恐れがあります。いまこそメディア側に自戒を求めたいし、私たち有権者も厳しい眼差しで目を向けていかねばなりません。
(東大・慶応大教授)

男性41歳「忘年会が嫌でたまりません」【黒田勇樹のHP人生相談 79人目】

2017.11.15 Vol.kuroda

 こんにちは、黒田勇樹です。

 先週、自分で自分に相談をするという初めてのパターンを試してみたのですが、これが功を奏したのか、ぼちぼちご相談をいただいております。

 ほっと胸をなでおろすここ数日なんですが、まだ足りません!

 引き続き、ご相談募集中です。よろしくお願いします。

 では今週も始めましょう。

【5犬5色】いろんな表情のチワワに癒やされたい!

2017.11.15 Vol.Web Original

 このコーナーでは愛犬ポータルサイトワンダホーのフォトコンテストに応募されたかわいい犬の写真をご紹介。
 第8回で紹介するのは、チワワをご紹介します。

変貌するアジア太平洋地域と日本の安全保障(その七)/連載コラム「長島昭久のリアリズム」

2017.11.15 Vol.700

 現在、世界中の耳目を集めているのが朝鮮半島情勢です。トランプ政権は、G・Wブッシュ政権の終盤以来約10年続いた「戦略的忍耐」からの離脱を宣言し、日韓との同盟協力を中心に軍事的圧力を一気に高め、さらに中国を促して経済・金融面からの圧力も増大させています。しかし、北朝鮮の金正恩体制は自らの生存を担保する核とミサイルの開発を止めようとはせず、逆に米国の先制攻撃に対しては弾道ミサイル、多連装ロケット、長距離砲などによりソウルと東京を「火の海にする」と恫喝しています。さしものトランプ政権も、事実上「人質」となった日韓両国(およびそこに在住する米国民)を犠牲にしてまで容易に軍事オプションを開始するわけにもいかず、膠着状態に陥っています。

 ここで注意しなければならないのは、米中両国の水面下での動きです。ドナルド・トランプ大統領は、選挙キャンペーン中から頻りに中国を「為替操作国」だと非難し続けましたが、朝鮮半島問題で中国の影響力が大きいと見るや、途端に前言を翻し、北朝鮮の核・ミサイルの開発阻止という安全保障問題と為替や貿易不均衡是正という経済問題とのディールを試みているように見受けられます。米中の戦略的ディール(取引)をめぐって警戒せねばならないことは、米国と同盟国との脅威認識の「ずれ」です。中国も含めた国際社会が北朝鮮の核保有を認めないという点で一致していることは言うまでもありませんが、その運搬手段をめぐっては、自国に届くICBMを持たせたくない米国と、すでに弾道ミサイルの射程内に収まる日韓とで、実現すべき戦略目標は異なります。したがって、仮に米中が、北朝鮮のICBMの開発を阻止させることでディール(※例えば、北朝鮮の核保有の形ばかりの凍結と引き換えに、米本土に届かない範囲でのICBM保有を容認するなど)した場合には、日韓両国が北からの脅威の射程圏内に取り残されることになってしまいます。

 米中が合意しかねない朝鮮半島の「現状維持」が、日韓をはじめとする同盟国の戦略的利益を置き去りにすることのないよう、とくに日米韓三か国による緊密な連携は不可欠であります。その際に、歴史問題などで脆弱な日韓関係をいかに安定化させるかは、日韓の政治家に課された重大な使命です。もちろん、日本側の努力こそが重要であることは論を待たないですが、韓国の新政権が安易な反日姿勢を取ることのないよう国際社会にも適切に関与してもらいたいと考えます。

 一方、この「現状維持」という言葉は、台湾海峡の平和と安定においては特に重要なキーワードとなります。次回はここに焦点を当てて論じたいと思います。
(衆議院議員 長島昭久)

<バックナンバーはこちらから>
変貌するアジア太平洋地域と日本の安全保障(その参)/連載コラム「長島昭久のリアリズム」

変貌するアジア太平洋地域と日本の安全保障(その参)/連載コラム「長島昭久のリアリズム」


変貌するアジア太平洋地域と日本の安全保障(その四)/連載コラム「長島昭久のリアリズム」

変貌するアジア太平洋地域と日本の安全保障(その四)/連載コラム「長島昭久のリアリズム」


変貌するアジア太平洋地域と日本の安全保障(その伍)/連載コラム「長島昭久のリアリズム」
http://www.tokyoheadline.com/186536/

変貌するアジア太平洋地域と日本の安全保障(その六)/連載コラム「長島昭久のリアリズム」

変貌するアジア太平洋地域と日本の安全保障(その六)/連載コラム「長島昭久のリアリズム」

【EXILE TETSUYA連載 DANCEの道】第64回「6人のROUTE」

2017.11.14 Vol.698

 先日、神戸から始まったEXILE THE SECOND LIVE TOUR 2017-2018『ROUTE6・6』は、初日が始まるまで本当にドキドキしましたが、なんとか無事にツアーがスタートし、神戸公演と長野公演を無事、成功する事ができました。しかし何度ツアーをやってきても初日の緊張感って特別なワクワクがありますね。今までスタジオで、映像はこんな世界観でとか、衣装はこーだとか、演出はこのタイミングのほうがいいとか、この照明は何色だとか、立ち位置はこっちのほうが見えやすいとか、歌やDANCEだけではなく、各セクションのプロのスタッフさんたちと、話し合いながら一つ一つ丁寧に創り上げてきたものを生み出して、初めて皆様の前に披露するこの緊張感は毎回、初日がMAXですね(笑)。でも今年もたくさんの笑顔と出会えることができて、これから日本全国を端から端までお騒がせする旅をしたいと思っております。

 今回のツアーは『ROUTE6・6』というタイトルの通り、EXILE THE SECOND 6人の在り方やグループの存在意義、メンバーの想い、男としてそれぞれのこれからの生き様などを、エンターテインメントとしてステージで表現できればと思い、作らせていただきました。

 全体的な音楽はSHOKICHIが軸となりNESMITHやバンドメンバーがあの手この手で流れを作り、最高にファンキーで意味深いセットリストになりましたし、そこに演出やそれぞれのROUTEをみんなで付け加えて、EXILE THE SECONDらしく、それでいてEXILEらしいステージを作る事ができました!

 そして、僕が表現したいROUTEってなんだろうと考えた時に、今までもこれからも自分が携わっている全ての活動の中心にあるのはやはりDANCEなんだと改めて感じました。DANCEを始めて、EXILEになり、先輩であるÜSAさんとDANCEでEARTHをHAPPYにするためにはどうするべきかを考えて、舞台でShizukaちゃんに出会い、DANCE EARTH PARTYとは本当に幸せで、ステージで踊る機会も増えますし、そのグループや曲にあった表現の仕方を模索できて、自分のDANCEの表現の幅が広がっている事を感じます。

 先月行われたDANCE EARTH FESTIVAL 2017にも今回、EXILE THE SECONDは欠かせなかったですし、今回のセカンドのツアーにもDANCE EARTH PARTYは、自分の表現として欠かせない存在だと思い、EXILE THE SECONDメンバーにもDANCE EARTH PARTYメンバーにも相談させてもらったところ、快く受け入れて帯同してくれることが決まりました。

「イケメンフェスティバル2017」とは? 後編【脱こじらせへの道 第59回】

2017.11.14 Vol.Web Original

 10月21日に行われたイケメンフェスティバルの模様をお伝えする今回。

 前編では、ショーの内容をご紹介して終わってしまいましたので、後編ではSOD本社全フロアを使った、各フロアのイベントをご紹介したいと思います。
(⇒前編はこちら

「イケメンフェスティバル2017」とは? 前編【脱こじらせへの道 第59回】

2017.11.10 Vol.Web Original

 去る10月21日に、GIRL’S CH初の単独イベントを開催いたしました。

【5犬5色】いろんな表情のトイ・プードルに癒やされたい!

2017.11.10 Vol.Web Original

 このコーナーでは愛犬ポータルサイトワンダホーのフォトコンテストに応募されたかわいい犬の写真をご紹介。
 第7回で紹介するのは、トイ・プードルをご紹介します。

Dream Ayaのフォトコラム【フォトバイアヤ】第1回

2017.11.09 Vol.Web Original

みなさん、こんにちは! Dream Ayaです。この度TOKYO HEADLINEさんで連載コラムをもたせていただくことになりました。題して【フォトバイアヤ】。私が撮った写真を紹介しながら、E.G.familyのクリエイティブマネージャーとしての活動や、プライベートの近況報告。さらに写真を取るときのワンポイントアドバイス(できるかな?)や、使用している機材について書いていく予定です。よろしくお願いします!

第1回目は7月16日に開催したE-girls LIVE 2017「E.G.EVOLUTION」で撮った写真を紹介したいと思います! この日は私のE-girls引退の日でもあり、自分の30回目の誕生日でもある特別な1日でした。15年間歌とダンスで、DreamとしてE-girlsとして活動してきた、集大成としてステージに立ちました。

今回選んだ2枚の写真は、アンコールが終わってお客さんに挨拶をしながら帰っていくときに撮った写真です。
ずっとステージ上で写真を撮ってみたいなという夢があったんですけど、「最後だしやっちゃえ!」と思って、メンバーにもスタッフさんにも内緒でカメラを持っていっちゃいました。

でもカメラのことを忘れてしまうくらい感極まっていて、アンコールが終わって帰ってる途中に「あっ! 撮ってない!」って気づいて撮ったのがこの2枚だったんです。

【江戸瓦版的落語案内 】今戸の狐(いまどのきつね)

2017.11.09 Vol.699
 落語の中には、粗忽、ぼんやり、知ったかぶりなどどうしようもないけど、魅力的な人物が多数登場。そんなバカバカしくも、粋でいなせな落語の世界へご案内。「ネタあらすじ編」では、有名な古典落語のあらすじを紹介。文中、現代では使わない言葉や単語がある場合は、用語の解説も。

 初代三笑亭可楽に弟子入りした良輔という若者。前座修行をしていたが修行は厳しく、寄席のくじ売りだけでは到底生活が成り立たない。背に腹は代えられぬと、師匠から禁止されていた内職を始めた。良輔が住んでいた今戸は、江戸庶民が日常用いる素焼き土器・今戸焼の一大生産地。人形、猫、福助と並び、江戸は稲荷が多いため、狐の需要もまた多く、狐の彩色の内職をすることに。もともと器用な良輔には、仕事が舞い込み、毎日寄席が終わってから、せっせと内職に精を出していた。それを見ていたのが、良輔の家の筋向かいに住む小間物屋の女房。もとは千住(通称コツ)の女郎上がりで、近所では「コツの妻(サイ)」と呼ばれている。家計の足しに内職をしたいと思っていた女房、良輔に手ほどきを受け、狐の彩色の内職を始めた。一方、師匠の可楽は当時飛ぶ鳥を落とす勢いの人気落語家。寄席がはねたあと弟子は、その日の売り上げを持って可楽亭に行き、売り上げを数えるのが、日課となっていた。夜もふけて、外がシーンとしている中、可楽亭からはチャリーンと小銭を数える音。たまたま通りかかったやくざ者が、可楽亭で賭場が開帳されているとにらみ、強請ってやろうとほくそ笑む。翌朝、可楽のところに押しかけ「お宅で賭場を開帳し、サイコロの狐 (博打の一種)をしていることは知っているんだ。これを世間にバラされたくなかったら、金を出せ」とすごんだ。しかし、大の博打嫌いの可楽は「何かの間違いでしょう」と相手にせず、家の中へ入ってしまった。しかし「隠れて狐をやっていることはお見通しだ。口止め料を出しやがれ」と騒いでいると弟子の一人が「隠れて狐? はて、狐ができているのは良輔という兄弟子の所です」と教えた。やくざに乗り込まれた良輔。内職がばれたと焦り狐を戸棚に隠すと「時々寄るから、少し(金を)こさえてくれ」というやくざに「少しでは困るんです。(注文は)多いほうがいいので」 「そいつはありがてえ」と会話が微妙にかみ合ってしまった。
「今、静かだが(賭場が)できているのか」、「できてます」「どこで」「戸棚の中に」「戸棚? ちょっと見せてもらおうか」といって開けると泥の狐がずらり。「なんだ、こりゃあ?」「狐です」「馬鹿野郎、オレが探してんのは、骨の寨だっ」「コツのサイなら、お向こうのおかみさんです」。

男性35歳「この人生相談について色々分析していきたいと思います」【黒田勇樹のHP人生相談 番外編】

2017.11.08 Vol.kuroda

 こんにちは、黒田勇樹です。

 八幡山ほしがりシスターズが11月6日で5周年を迎えました。長く続けることの大変さと素晴らしさをひしひしと感じます。

 みなさんにも“長く続けること”の大変さと素晴らしさを感じてほしいです。

 さて今週なんですが、ちょっと変則的な形でやらせていただきます。では行きましょう。

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