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格闘家イケメンファイル Vol.20 秒速のNEW AGE 西京春馬(さいきょうはるま)

2015.03.09 Vol.638

 20回目を迎えるこの連載に最年少のイケメンが登場! 昨年、鮮烈なデビューを飾り、その試合を見ていた関根勤が「すごい子が現れた」と絶賛したという。強くてかっこいい16歳の高校2年生はさぞや学校でもモテモテだろうと思いきや…。

「全然モテないです! 学校で? まったくない。格闘技をやっていることは友達も先生もみんな知っていて、応援に来てくれたりしますが、個人的にとか話しかけられることもないですね。バレンタインデーもチョコレートは、1個ももらってないです。ゼロ。あっ、お婆ちゃんからはもらいましたけど(笑)」

 頑なにモテ説を否定する西京だが、1日のスケジュールを聞くとそれも納得。

「学校とジムがすごく近いので、毎日練習です。朝走って、その後学校に行って、授業終わったらすぐにジムで練習。さらに夜もトレーニングジムに行って練習するという毎日です。休みは月曜だけ。休みの日は一日家で犬と戯れながら、ダラダラと過ごしています(笑)」

 中学生の弟も格闘技をやっている。

「今、中学2年生なんですけど、ちょっと前にK-1チャレンジというトーナメントに出て、3回勝って優勝しました。弟とは同じタイミングで格闘技を始めたんです。僕が小学校4年生で弟が小学校1年生の時です。もともとはお父さんが格闘技好きで、テレビでK-1とかをよく見ていて、自分も自然に見るようになり。そこで選手たちがかっこいいなって思って、最初はキックボクシングをやりたいって言ったんですよ。お父さんは好きだから、いいじゃんっていう感じだったけど、お母さんにすごく反対されて。でも何度も何度も説得して、近所のムエタイジムに弟と一緒に入ったのが始まりです。K-1ではブアカーオ選手が好きでした。2回ぐらい優勝していると思うんですけど、強くてかっこいいところにあこがれていました。圧倒的に強い選手が好きなんです」

 圧倒的な強さといえば、前回の試合(1月4日に行われたKrush.49の「Krush —55kg Fight」)では、1R7秒KO勝ちという驚異のスピードで勝利。

「すごく気持ち良かったです(笑)。ジムの先輩とかには、 “すごかったよ”とか“かっこよかったよ”って褒められてうれしかった。でも応援に来てくれた人には、“もうちょっと試合が見たかった”とも。せっかくチケットを買ってきたのに、すぐ終わったらもったいないみたいな(笑)。 “いつ何が当たったの?”とかも聞かれましたし(笑)。始まった瞬間にハイキックを打ったらそれが当たって、相手が倒れたんですけど、それをたまたまとか書いてある記事があって、それを見た時はちょっと…ね(笑)」

 次回の試合は4月19日に国立代々木競技場第二体育館行われる「K-1 WORLD GP 2015 〜−55kg初代王座決定トーナメント〜」の「プレリミナリーファイト/K-1 −55kg Fight」。

「トーナメント大会のオープニングファイトのような感じなんですけど、2つ上の相手の武居選手にはアマチュアの時に負けているので、リベンジのつもりで挑みます。アマチュアの時といっても小学生の時ですが(笑)。前回7秒KOという倒し方をしましたが、たまたまじゃないかって思っている人もいると思うので、次もみんながあっと驚くような試合ができればと思っています。自分の武器はスピードとテクニック。トーナメントは自分と同じ−55kgですが、トーナメントに出ている人を含めて、スピードで負ける気がしない。スピードで驚かせて、前回ぐらいのインパクトを残せれば、トーナメントに出ていなくても、印象に残る試合ができると思う。そうしたら、どんどん強い人と対戦させてもらえるし、それぐらい目立てればいいですね。最終的な目標は世界チャンピオンですが、絶対的に強いチャンピオンでありたい。西京は最強のまま、“ちょっとレベルが違うな”って言われたいです。そしてできれば弟とWチャンピオンとかかっこいいですよね。 “最強の西京兄弟”。ちょっと言いにくい。もっと言いやすい名前、何か考えます(笑)」

ノッポン弟オススメ! from TOKYO TOWER vol.11
東京に、冒険を。「東京ワンピースタワー」オープン!

2015.03.08 Vol.638

 1日ごとに暖かくなってきて、もうすぐ春だなーって思ってウキウキしているノッポン弟です! 東京は3月26日ごろが桜の開花予想みたいだね。東京タワーから見る桜もすごくきれいだから、楽しみだなー。

 そしてもうひとつ楽しみなことが…。原作が「週刊少年ジャンプ」連載中の、大人気アニメ『ワンピース』の史上初の大型テーマパーク「東京ワンピースタワー」が東京タワーフットタウンに3月13日(金)にオープンするんだ。

「東京ワンピースタワー」では、そこでしか体験できないさまざまなアトラクションやライブ・エンターテインメントショー、レストランなどワンピースの世界観の中で、楽しく遊んだり、見たり、食べたり、体験できることがいっぱい! そして、なんと『ワンピース』の原作者・尾田栄一郎先生描き下ろしのイラストも特別に展示されるんだよ!

 前売り券は全国のセブン-イレブンとT-TICKETで絶賛販売中。
 東京のシンボル、東京タワーが「麦わらの一味」のナワバリになる「東京ワンピースタワー」にみんな遊びに来てね! 詳しくは公式サイト(http://onepiecetower.tokyo)でチェック!

江戸瓦版的落語案内 Rakugo guidance of TOKYOHEADLINE 千両みかん(せんりょうみかん)

2015.03.08 Vol.638

落語の中には、粗忽、ぼんやり、知ったかぶりなどどうしようもないけど、魅力的な人物が多数登場。そんなバカバカしくも、粋でいなせな落語の世界へご案内。「ネタあらすじ編」では、有名な古典落語のあらすじを紹介。文中、現代では使わない言葉や単語がある場合は、用語の解説も。

鈴木寛の「2020年への篤行録」 第18回 すずかんゼミ20周年

2015.03.08 Vol.638

 NHK大河ドラマ「花燃ゆ」は3月の放送に入り、吉田松陰が松下村塾で教え始める時期になりました。久坂玄瑞、高杉晋作、伊藤俊輔(後の博文)……わずか2年ほどの短期間で、明治維新の原動力となった人物をどうやって輩出したのかは大変興味があるところ。松陰大先生を「イノベーター養成者」の理想像と仰ぐ私としては、今回のドラマではそのあたりをどう描くか非常に楽しみにしております。

 松陰大先生、松下村塾にはとても及びませんが、私が通産省を脱藩してそれくらいの意気込みで学生たちを教えたのが、慶応SFCや東大、阪大等で担当した「すずかんゼミ」の学生たちでした。初代のゼミを受け持ったのが1995年。今年は20周年ということで、ゼミのOB・OGたちが「20周年イベント」を2月7日に企画・主催してくれたので行って参りました。この手の行事は同窓会的に食事をしながら旧交を温めるだけの会になるものですが、そこは私の教え子たち。一味もふた味も違います。半日間、会場を貸し切って「熟議カケアイ」「異世代対談」「プロジェクト・ベースド・ラーニング」といった、歴代のゼミで学んできたことを再確認する立派な勉強会になりました。現役の学生たちはもちろん、日本最大手ネット企業のナンバー2になったOB氏など非常に忙しいメンバーも駆けつけてくれました。松陰大先生は教え子たちの活躍を見届けられませんでしたが、私はこうして「出藍の誉れ」を体感する幸せに恵まれたことに感謝しています。

 そんな中、私の教え子が先日、読売新聞2面の「顔」を始め、新聞各紙で紹介されました。文部科学省初等中等教育企画課に勤務する南郷市兵君(36歳)。新年度に福島県で開校する県立の中高一貫校「ふたば未来学園」の副校長に就任しました。

 文科省の職員が出向して高校の管理職に就くのは初のケース。しかも彼は大学卒業後、IT企業で働き、その後、文科省に専門職員として採用されたという異色の経歴もあって注目されたようです。もちろん、彼がこの職務に指名されたのは、震災後の教育復興を担当し、同学園の構想もゼロから関わってきた実績と実力が評価されたからです。

 新しい学校は、原発事故でふるさとを離れた子どもたちを呼び戻すだけが目的ではありません。進学コースのほか、高度なスポーツ技術を学ぶトップアスリート系、工業や農業などを学ぶスペシャリスト系のコースがあり、各界の第一人者や企業、NPOなど外部の方々と連携し、生徒が自分の頭で考え、発想できる、まさに21世紀型の学校なのです。

 記者会見で南郷君は「見通しがつきにくい問題でも取り組んでみる前向きな力が、福島の子には秘められている」と語ったそうです。問題解決能力を備え、地域で、あるいはグローバルで活躍する人材をいかに育てるのか。南郷君の新しい挑戦が始まります。

 この度、内閣から文部科学大臣補佐官を拝命しました。皆様からのご期待をかみしめております。大学入試改革を始め、日本の教育が真の21世紀型に生まれ変わるため全力を尽くす所存です。

 大学のクロスアポイントメント(兼任教授)、日本サッカー協会の理事の仕事は継続します。これだけ大役を同時並行で進めるのは私の人生で初めてのことです。政治家時代よりスケジュールがひっ迫して執筆時間の確保に悩みますが、東京ヘッドラインは学生や若手社会人、クリエイティブシティTOKYOを愛する皆様に支持される媒体。この貴重な窓口を通じ、引き続き皆様とコミュニケーションさせていただければ幸いです。今後は皆様に知っていただきたい文科行政の課題、海外出張の話などもお届けしたいと思います。引き続き宜しくお願いします。(東大・慶大教授、文部科学大臣補佐官)

大谷ノブ彦 カタリマス! (裏) 第30回 離婚の危機。どうにか、回避。

2015.03.04 Vol.637

 嫁とけんかしました。けんかはよくあることなんだけど、今回はすごいやつ。離婚を考えました。お互いに感情をぶつけ合い、結局いつものように僕が家を出ました。そのまま地方で仕事もあったので、3日間ぐらい家に帰りませんでした。

 家を飛び出した直後は、子供にいいメシを与えてくれる人、面倒を見てくれる女性を早く探さなきゃなんて、具体的なことまで考えてましたが、時が経つにつれて罪悪感も出てきました。そしたら、縁みたいなものなのかな。大分にいる弟が連絡をくれたんです。娘のリクエストでディズニーランドに来ちゃったって。それと、母ちゃんも年を取ってきたせいかカリカリしてるから連絡してやってよって。

 言われるままに母親に電話しました。最近どう?っていうのから始まって、この夫婦の危機についても相談。「そうなるような気がしてた」なんて聞いてくれていたんですけど、そうなったのは僕のせいでもあるって言うんです。僕は家を空けることが多いし、子供の面倒を見るのは自然と嫁さんばかり。嫁さんも、寂しい思いをしてるからお酒も飲みたくなるんだよ、と。母親が言うことも間違ってはないんですけど、僕としてはそれにしてもどうなんだって思うところもあるんです。

……で、家に帰りました。謝る? いや、それはできません。『キキマス!』でも話したけど、キッチンで食事の用意をする嫁を後ろから抱きしめて「…僕が悪かった」。それは僕がやることじゃないでしょう! 帰宅したとき、早々に寝に入っていた嫁と息子に「もう寝てるのか〜?」って何もなかったように、陽気なお父さんな感じで声をかけて、「何か食うか?」と息子とよく行っている近所の鰻屋にメシを買いに行きました。僕と息子、そしてのそのそと起きてきた嫁でうなぎを食べます。会話は僕と息子の間だけで、嫁はだまって食べています。

 息子を先に寝かしつけると、二人きりになりました。僕はごめんとは言いたくない。たぶん、嫁も言いたくない。寝たふりでもするかと思いつつ、僕は嫁の足裏マッサージを始めました。「疲れてるんだろう?」と、足裏を揉みます。嫁は「痛いよ、やめてよ」。僕は「体が悪いから痛いんだよ」と続けます。そのうち、嫁が「痛い! 痛い! ごめんなさいっ!」。この「ごめん」を嫁が謝ったと都合よく理解したんでしょうか、なんか気持ちが晴れたんです。さらに嫁の足裏を揉み続けました。スマホで足裏のツボを調べ、「…ここが痛いのは肝臓だって。ほら、不摂生してるからだよ…」。

 以前、番組にも来てくれた動物博士の新宅広二先生が言ってました。動物にもいじめはあるんだけど、彼らは仲直りの方法を知ってるって。グルーミングとかね。仲直りはやっぱり触ること、触らないとダメなんだって思いました。

 離婚の危機、とりあえずは回避できたようです。でも、きっとまた同じことが起きるんだろうな。

大谷ノブ彦 カタリマス第10回 中畑清監督に「導」かれて

2015.02.23 Vol.637

 建国記念の日だった11日、予告通り、沖縄に行ってきました。目的は、『キキマス!』でもこのコラムでも宣言した今シーズン応援すると決めた横浜DeNAベイスターズのキャンプ。番組とは関係なく、勝手に自腹を切って見に行ったんですが、行ったらニッポン放送のみなさんが協力してくれて、中畑清監督や僕が注目している坪井コーチにインタビューできたり、同じく自腹で合流してくれた脊山さんも奔走してくれて、充実した沖縄滞在でした。

 たった1日の滞在でしたけど、中畑監督には「導」かれましたね。キャンプ初日から恒例となってる朝の散歩にもついて行って、歌うところも見られました。それと、ノック練習には感動しちゃったなあ。終わると「ありがとうございました!」って監督に挨拶をするんだけど、そっちだろって観客に向けてそれを言えって言うんですから。

 監督の今年のスローガンは「導(みちびく)」だそうです。目標に向かって、いい方向に向かって導く。それって監督がこのキャンプでやっていることであるし、就任してからずっとやってきたことでもあるんじゃないかなと思うんです。番組への反応からも感じることですが、ベイスターズのファンが明らかに増えていること、沖縄キャンプがにぎわっていること、キャンプ地での朝の散歩に毎朝すごい数の記者がついていくのも、ベイスターズの記事が毎日大きく掲載されるのも、中畑監督が導いているからでしょう。そう思わずにはいられません。

 今回の沖縄、僕はスタッフだったり沖縄キャンプには興味がないであろう人たちを連れて行きました。そしたら、みんなキャンプ楽しいねって。僕も多少なりとも導けたのかな。シーズンが始まったら、ラジオを通じて球場にたくさんの人を導けたらいいなって思います。

 スタジアムへ行こう、映画館に行こう、ライブに行こう。僕はずっとそう言い続けています。どこかに行くって面倒なこともあるよ。チケットを買うとか、そこまで行くとかね。でもね、そのちょっとした面倒の向こうに「楽しい」があると思うんです。楽しいことは中(なか)にあるってこのコラムの初回で書いたことだけど、まずは楽しい側に自分を置いてみたらって思います。今年も僕はそう言い続けていきたいですね。

 中畑監督、さらにはラジオが大好きな東京ヤクルトスワローズの真中監督のインタビューもあった12日の放送は番組のポッドキャストでも聴けます。興味のある方はぜひ聴いてみてくださいね。

友香の素 vol.148 私はいちごでできている!?

2015.02.23 Vol.637

 あるお休みの日。天気はあいにくの雨模様。外に遊びに出掛けたかったんだけど、この雨じゃあねえ。家で大人しく本でも読みますか? でもせっかくのお休みだし、外出したい。と、その時、閃きました。外で食事をした時にいちご三昧のデザートメニューがあり、「そうか、ちょうどいちごの季節なんだね」なんて言ってたことを! 去年の今ごろ、友達がいちご狩りに行ってたことを! 

 早速、その友達に連絡して、いちご農園の場所を教えてもらい、電話してみたら、本日営業中! こりゃ、行くっきゃない。でも、1人で行くのもなんだしっていうか、やっぱりワイワイいいながらいちごを採りたいもんね。聞いたところによると午前中のほうが美味しいのがたくさんあるそう。早速、別のお友達に連絡してみると、運良くその子もお休みだったのでレッツゴー。雨でもハウスの中だから関係ないもんね。

 行く車中で2人ともいちご狩りお初と判明。でも私の周りは結構行ったことあるって人が多いのです。みかん狩りは小学生のころに遠足で行ったなあ。

 到着すると、入り口に料金表があって、見ると時期によって多少の差がありました。私の行った1月2月は大人1人1600円。30分の食べ放題でした。練乳が入ったお皿を受け取って、いざいちご狩り〜! ハウスは体育館くらいの広さ! そしてなんと夢の貸し切りです。何列ものいちご棚があって、それは子供も採りやすいように、上下二段に分かれていました。一面が赤い。まず最初は、そのままいただきました。甘い、美味し〜! お次は練乳に付けて。ふふふ、ニコニコしちゃいますね。でも時間との戦い。いろんな種類のいちごをパクパク食べ続け、気付けば残り5分。さすがにお腹がいっぱいになりました。さて、私は何個食べたでしょうか? 正解は52個! 最後は自分がいちごでできてるような気分でした(笑)。美味しくて楽しいいちご狩り、お勧めです!

小池百合子のMOTTAINAI ギリシャはなぜあんなに強気に出られるのか

2015.02.23 Vol.637

 平成27年度国家予算の審議が始まりました。私も予算委員会の一人。実況TVカメラの死角のような場所に座っています。わざわざ目立たぬ位置に追いやってくれました。

 さて、このごろ世界で最も目立っているのはギリシャの若きリーダー、40歳のアレクシス・チプラス首相でしょう。革ジャン姿のヤニス・バルファキス財務大臣との共通項はクールビズ。一歩間違えば「だらしない」感じですが、そこは二人ともかっこよく決まっており、女性の間でも大人気だとか。

 カッコ悪いのは、借金だらけの財政です(日本も同じですが)。借金、赤字財政でにっちもさっちもいかず、仲間のEU諸国から支援を受けねばならないのに、強気に居直っているのがチプラス首相です。

 世界の金融危機の震源地となったギリシャは、その後EU諸国からの支援を受ける条件として、緊縮財政を迫られました。しかし、爪に火をともすような生活にはもう耐えられないと、アンチ緊縮財政派のチプラス氏への支持が広まったわけです。だから、首相となったチプラス首相もそう簡単に宗旨替えはできません。

「だって、ユーロ圏から抜ければ、困るのは皆さんでしょう?!」と弱者の恐喝まがいで、ドイツなど他のEU諸国には大迷惑です。
 なぜチプラス首相は強気なのか。

 彼は革命家チェ・ゲバラを崇拝しており、自分の息子にゲバラの名前から得るネストと名付けるほどの急進左派です。

 首相就任後、中国、ロシアから相次いで招待状が舞い込んだといいます。

 かたやユーロは、もしギリシャがユーロ圏から抜けるようなことがあれば大激震に見舞われるでしょうから、必死で引き留め策を講じています。

 ロシアはウクライナにも地理的に近く、ギリシャを味方につける政治的効果はきわめて高い。中国はすでにピレウス港などの利権を入手するなど、ヨーロッパでの戦略的拠点が確保できれば、よし。

 つまり、ギリシャにとって、EUと中露を天秤にかける局面にあるわけです。

 アベノミクスも株価、為替などの期待値を反映する数字に頼るだけでなく、これから実態を伴った景気の確保が急がれる段階に入っています。4月には大企業を中心に昇給などが進むものと期待できます。ですから、国内の政策よりも、むしろ外的要因が気になるアベノミクスの三年目。

 ギリシャの神々に祈りますか。

(自民党衆議院議員)

ノッポン弟オススメ! from TOKYO TOWER vol.10

2015.02.23 Vol.637

 みんな元気? 寒いからっておうちに閉じこもってばかりいたらダメだぞ。寒い時こそ、体を動かすことが大切なんだ。僕もランニングをしたり、東京タワーの外階段を歩いて上ったりしてるよ。たまーにだけどね(笑)。

 東京タワーでは今度、僕も体験してみたい健康的なイベントがあるんだ。なんと! 日曜日の早朝に、オープン前の大展望台を貸し切りにして、ヨガのレッスンを開催するんだよ。高さ150mの大展望台から東京湾を一望しながらのヨガは、ほかでは決して体験できない、東京タワーならではの企画。眼下に広がる東京の景色がキラキラ輝く様子を眺めながら、朝ヨガで体にパワーをチャージしたら、その日1日元気いっぱいで過ごせそうだと思わない? しかも、ヨガのレッスンの後は、フットタウンの2階に新規オープンした鉄板焼きトーストの店「タワーズダイナー」でモーニングも楽しめるんだよ。

 東京タワーが好きな人、一人、友達同士、カップル、家族…どんな人でも楽しめるから気軽に参加してほしいな。朝日を体いっぱいに浴びて、素晴らしい景色と美味しいモーニングで充実した1日をスタートさせよう!

EXILE TETSUYA DANCEの道
第31回 また一つ歳を重ねる素敵

2015.02.23 Vol.637

 私事ですが、33歳の終わりと34歳の始まりを同時に感じる2015年2月……まだまだ自分の未熟さも感じながらも、このままこんなに大人と呼ばれる歳になってもいいのかな? なんて思いながらも、人は毎年一つずつ歳を重ねる訳で……。せっかくなら素敵に歳を重ねて素敵な大人の男になりたいと思っています(笑)。そんな2月が終わって3月1日になれば僕を含めた二代目J SOUL BROTHERSのメンバーはEXILE加入から丸6年が経ちます。それはそれはたくさんのことが今までありましたし、すべてが順調な訳ではなかったですが、全国のファンの皆さんの温かい応援のおかげでEXILE第四章を迎えることができました。

 思い起こせばEXILE1年生で迎えた2009年のアリーナツアーはすべてが初めてだらけで、先輩方についていくのがやっとだったし2時間以上踊り続ける過酷さを痛感しました。そして全国のEXILEファンの皆さんにこれからどうぞよろしくお願い致します!! っていう気持ちで毎公演踊っていたのを思い出します。次の年には忘れもしないスタジアムツアーでEXILEの規模感を肌で感じ、毎回登場のシーンで涙が出そうになるくらいの感動と興奮で一生忘れられない夏になりました。その次のツアーからは、あの願いの塔が現れ全国のドームという最高なステージでここ数年で数え切れないほどの皆さんと出会うことができました!

 振り返ってみて自分で言うのもなんですが、EXILEというグループは僕らが加入したあとからでも、物凄いことをたくさん成し遂げて来たように思いますが、それはHIROさんがいて先輩方がいて14年もの歴史があるからこそ達成できたことです。微力ながらも自分のできることを一生懸命やってきたつもりではありますが、まだまだメンバーとしてやらなければならない事がたくさんあると思いますし、メンバーから日々学んでいます。新メンバー5人を迎えた第四章は、そんな歴史や信念、価値観を尊重しながらいろいろな意味での新しいEXILEを創ろうとしています。もう少しに迫った新曲『情熱の花』の発売、そしてアルバム『19』の制作はメンバーみんなで想いを込めてファンの皆さんにお届けできる様にと思っています。

 先日とある曲のレコーディングを見に行ったのですが、ボーカルの繊細な作業と緻密なこだわりにただただ圧倒されて、自分のDANCEももっともっと突き詰めていかなければいけないなぁ…と改めて思いました!! 徐々にですが、アルバムが完成に向かってラストスパートにはいってきました! 一つだけ言わせてもらえるならば…まじで凄いです!! ぜひお楽しみに!! そしてまずは3月4日に発売されます、新曲『情熱の花』、ジャケット写真や全員の集合アー写や個人アー写、そしてMusic Videoも解禁され、いよいよな感じにワクワクしてきます。時を戻したくなるような圧倒的な大人な世界観をじっくりとゆっくりと、そして情熱的に楽しんでいただけたらうれしいです。そしてそして34歳になりましたEXILE TETSUYAをこれからもどうぞよろしくお願い致します。

腕利き宣伝マンが猛プッシュ コレよ、コレ! 細田裕介さん

2015.02.22 Vol.637

 毎年、世界的に注目を集めた言葉を選出する “オクスフォード辞典が選ぶ今年の英単語”で2014年の“今年の言葉”に選ばれたのは「vape(ベイプ)」、つまり「電子たばこ/電子たばこを吸う」という言葉。そのブームの理由を、JTの『プルーム』の担当者・細田さんに聞いてみた。「日本でも最近は海外のようにニーズが多様化してきて電子たばこの注目度も上がっています。プルームは電子たばこではないのですが、Vapor(ベイパー)といわれる蒸気のようなもので楽しむたばこのスタイルなので愛煙家から“新しい!”と注目を集めているんですよ」。新しいというと?「プルームは本物のたばこ葉が詰まった専用のたばこポッドを電気で加熱するという、新しいたばこ用具です。味は苦みが少なく香りも良く、従来の愛煙家にも“新しい味だね”と喜ばれます。ビールとカクテルのようにそれぞれの違いを楽しめると思いますよ。1ポッドで10〜15分吸えますが、もちろん途中でやめても後でまた使えますから短いたばこ休憩も安心。ちゃんとたばこを味わいながらも火や灰、たばこの煙特有のにおいを気にする必要がない、新しいたばこなんです」。デザインもスタイリッシュだし、スマートな喫煙者に変身できそう!「プルームは、ベイパーを楽しむ“新しいたばこのスタイル”なんです。吸う人と吸わない人の間に壁を作らない。そんな夢を実現することに、担当者としてとてもやりがいを感じています」

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