SearchSearch

THE RAMPAGE 浦川翔平、釣り師大集合の「釣りフェス」で大漁祈願! 引きがある? すごい人も釣れちゃった! 〈BUZZらないとイヤー! 第92回〉

2025.02.04 Vol.Web Original

THE RAMPAGEのパフォーマーとして活躍する一方で、DJ Sho-heyとして、TikTokerとして、日々バズることについて思いを巡らせている浦川翔平が、BUZZの中心に乗り込んだり、その兆しを探りながらBUZZのワケを探る連載企画「BUZZらないとイヤー!」。新しい年がやってきたと思っていたら、すでに1カ月が終了! BUZZらないとイヤー!も本格始動です。 翔平さんが足を運んだのは「釣りフェス 2025」。釣り師と釣り情報が集結したパシフィコ横浜を歩き回っていたら、思わぬ引きがあって……?(撮影・蔦野裕)

 翔平さんの2025年のライブ始めとなった「木島平 SNOW LOVERS 2025」(1月12日、長野・ロマンスの神様)。1月21日公開のBUZZらないとイヤー!のための撮影中、話題になったのが年明けの釣果でした。家族で釣りに行くことは翔平さんの年明け恒例のイベントで、翔平さんも自分のSNSで釣りに行った写真をポストしていました。

「あの日は魚は釣れませんでした! 最初に青物がかかったんですけど、そのときに付けていた釣り針がそれ用じゃなくて、釣り上げる前に抜けちゃったんです……あれは釣りたかった。で、結局、釣れたのは……すごく小さいカニ5匹」

 つららに目を奪われながらも、少し悔しそうだった翔平さん。それなら……いいところがありますよ?

「釣りフェス 2025」は釣りの最新情報がぎゅっと集まった人気イベント。昨年までは「釣りフェスティバル」の名前で親しまれていて、山下健二郎さん(三代目 J SOUL BROTHERS)も受賞歴がある「クールアングラーズ・アワード」で知っている方も少なくないかもしれません。今年からより親しみのある「釣りフェス」に名称が変わり、釣り具メーカーやアウトドアメーカー、釣りに関連する228のさまざまな企業や団体がブースを並べ、釣り愛好家たちにアピールしていました。

「うわあ、これ全部、釣り!何を見たらいいのか分からない」と静かにアゲな翔平さん

 会場に到着した時は少し眠そうな翔平さんでしたが、会場に足を踏み入れると「うゎぁ……釣り師でいっぱい。まだ午前中だっていうのに……みんな、釣りが好きなんだなあ」とアゲ状態です。

 SHIMANOやダイワ、EVERGREENといった大手メーカーは巨大なブースを構えて、パシフィコ横浜の高い天井にも届くのではないかという長い釣り竿をズラリと並べます。ガラスケースの中のピカピカなリールも来場者を引き寄せます。

 ルアーもシンプルなものからリアル追及型、これで本当に釣れるのかというユニークなものまでさまざまで、中には長い行列を作っているブースもあります。

「外国の方が多い!」と翔平さん。この時間に入場できるのは、出展社などスタッフや取材メディア、特別なチケットを購入した人、招待された地元の小学生など、限られた人でしたが、確かに外国の方の割合が高いような気がします。釣りが大好きなカメラマンに軽く話を振ってみると「いまに始まったことじゃないけど日本の釣具は外国で大人気。さっきからYouTuberかなって人も見かけるけど、日本の釣具を使っての釣りだったり、釣り道具を紹介する動画もいっぱいあるよ」とのこと。

 外国の方が特に多いなと感じたのがルアーを扱うブースでした。キュートなルアーに手を伸ばすとそのディテールに感心したり、初見のルアーに驚いたり、楽しそうです。

コシノヒロコさんとの深いご縁〈黒谷友香の友香の素。vol.377〉

2025.02.01 Vol.Web Original

皆さん、こんにちは! 2月に突入しましたね~。気が付けば2月。時間の経つ勢いが2月にして既に早い気がします。

早いというと、今年、私は大阪・堺から上京して来て30年が経ちます。いや~、あっという間ですねぇ。

19歳でデビューをして東京で一人暮らしを始めました。その時は思ってもいなかったことで、今年の初夏に実を結ぶことになる出来事があります。それは映画『ゴッドマザー~コシノアヤコの生涯~』の公開です。

コシノアヤコさんは世界的デザイナーのコシノヒロコさん、コシノジュンコさん、コシノミチコさんのお母様でいらっしゃいます。

この映画で私は、長女のコシノヒロコさんを演じさせていただきました。撮影は去年の6月頃。撮影に入る前、ヒロコ先生に初めてお目にかかりました。

その圧倒的なパワー、エネルギーに驚きました。そして魅力的なお人柄に大変刺激を受け、これは是非、映画も素晴らしいものを作りたいっと思いました。

私は2011年の朝ドラカーネーションで、お母様のアヤコさんにイブニングドレスを依頼をする踊り子サエを演じましたが、今回の映画ではヒロコ先生役を演じることが出来ました。

コシノファミリーに纏わる2作品に出演させていただいたこと、私が生まれ育った大阪・堺はヒロコ先生のご実家がある岸和田にもほど近いことなど、深いご縁を感じずにはいられません。

そして、私にとって極め付けなのが、30年前に堺からデビューの為に上京した際に、大切な親戚の女性が、私に贈って下さったあるプレゼントです。

それがHIROKO KOSHINOとロゴが入ったエプロンやミトンなどのキッチンセットだったのです。私は今もそれを持っていて、使っています。

役のコシノヒロコを演じる機会をいただきながら、ご本人のコシノヒロコ、あのヒロコ先生デザインのキッチンセットを持っている私。

家事をしてて、ミトンを使っていると、ふとヒロコ(私)がHIROKOを使っていると現実と虚構がリンクする様な、ちょっと一人クスッと笑ってしまう幸せな瞬間もありました。

30年経って実を結んだ、このご縁に感謝せずにはいられません。

そして、映画でヒロコ先生を演じたことをきっかけに、今年88歳を迎えられたヒロコ先生をお祝いする会「コシノヒロコさん米寿をお祝いする会」の司会を務めさせていただきました。ヒロコ先生の大切な記念すべき会に、こんな素敵な体験をさせていただけて幸せです。大変素晴らしいお祝いの会で、皆さんのヒロコ先生をお慕いするお気持ちに心が温まりました。

ヒロコ先生はご挨拶で、この米寿の日を、新たなスタートであると仰っていました。そうお話しになるヒロコ先生は、私の憧れです。

私もヒロコ先生の様なパワフルでエネルギーに満ちあふれた素敵な女性になりたいと思いました。

映画『ゴッドマザー~コシノアヤコの生涯~』は、2025年5月23日公開になります。皆さん、是非ご覧ください!

線路内立ち入りによるまごつき、舞台袖からの鋭い眼光への考察【徳井健太の菩薩目線 第231回】

2025.01.30 Vol.web Original

“サイコ”の異名を持つ平成ノブシコブシ・徳井健太が、世の中のあらゆる事象を生温かい目で見通す連載企画「徳井健太の菩薩目線」。第231回目は、良いことと悪いことは交互に訪れるかについて、独自の梵鐘を鳴らす――。

 去年の話になりますが、うちの奥さんが主催を務めるライブを観に行った。主催というだけあって、何から何まで自分でやらなければならない。会場の手配はもちろん、演者、音響スタッフのブッキング。弁当やケータリングの手配に、ライブ構成、タイムスケジュール。ライブ終了後には物販も行い、完全撤収まで見守る。自分には、まるでできそうもないことだから、ただただ感心するばかりだった。

 ライブの最中、うちの奥さんのバンド「yesAND」のステージを見ている、自分たちの出番を終えたであろう演者の女性がいた。袖の奥から、鋭い眼差し――もはや睨んでいるとも形容できる眼光で、ジッとステージパフォーマンスをみつめるその姿は、とてもかっこよかった。

 僕たちお笑いの世界でも、袖から先輩の漫才を睨みつけるように見て、「学ぼう」「盗もう」といった青い炎をまとっている、まだ日の目を浴びない後輩たちがいる。そうじゃなきゃいけない。

 僕も若い頃、ハローバイバイの金成さん、ペナルティーのヒデさん、インパルスの堤下さんを袖から眺めては、ボケを輝かせるためにはどんなツッコミをしたらいいのか……なんて考えていた。まったく笑うことなく、ただ凝視する。もう一人の自分が袖の僕を見たら、家族を人質にでも取られたのではないかと疑うくらいに。畏怖の念を抱きながら、「すべれ、すべれ」と願いながら、僕は袖で舞台上をにらみつける。そんな思いは、ドカンドカンと弾ける爆笑に、結局、かき消されてしまうんだけれど。

 彼女が、実際にどういう気持ちで眺めていたのか、本意は分からない。だけど、そうした眼差しをおくるアーティストがいるライブ会場は、ギラギラに満ちていて、「世の中はこうじゃないと面白くない」と思わせるものだった。

『禍福は糾える縄の如し』という言葉がある。「人間の幸福と不幸は、より合わせた一本の縄の表裏のように、交互に来るものである。 災いが転じて福となり、福が転じて災いとなることがあるもので、人の知恵で計り知ることはできない」という意味だ。『鬼滅の刃』に登場する上弦の陸・妓夫太郎が口にするセリフでもある。

 良いことと悪いことは代わる代わる訪れるもので、「世の中はこうであってほしい」と思う出来事がある一方で、「こうであってほしくない」という出来事が起きる。

 山手線に乗っていると、線路内に人が立ち入ったというアナウンスが流れ、完全に電車が動かない状況に陥ってしまった。幸い、乗っていた電車がちょうどホームに到着していたので、その電車を降り、違う手段で目的の場所に行くこともできた。でも、「もしかしたらすぐ動くかもしれない」と思った僕は、状況を見守ることを選んだ。

 5分後、再び車内にアナウンスが流れた。

「現在、線路内に立ち入った人物を追っているのですが、取り逃してしまいました。引き続き、探していますのでお待ちください」。

 そんなようなニュアンスの言葉が届けられた。本当かどうかは分からないけど、「線路内に人が立ち入った」というアナウンスが流れたときは、痴漢の対応をしているという話がある。「取り逃がした」という、伝える必要があるのか分からない失敗の報告を耳にした乗客は、一斉にざわつき始めた。だけど僕は、線路内に人が立ち入った=痴漢の対応という説は正しいのではないかと思えて、なんとも言えない納得感を覚えた。と同時に、わざわざ取り逃がしたことを報告する真面目すぎる社会に違和感も感じた。

 しばらくして、電車はゆっくりと走り出した。結局、取り逃した人物を確保することはできなかったらしく、何事もなかったように次の駅へと向かう。

 揺れる車内で、やり場のない静かな怒りが湧いてきた。どうして線路内に立ち入った人――、あくまで仮説ではあるけれど、痴漢をした人のために、何千、何万の人が足止めを食らい、時間を奪われなければいけないんだろう。

 もちろん、被害に遭った方がいれば、その対応を最優先し、そのために止まることは当然だ。だけど、「取り逃がした」なら、その時点で電車は出発してもいいんじゃないだろうか。よく分からない言葉で濁され、本当の原因が不明なまま時間だけが過ぎ去る。真偽が分からないものは、我慢するしかないのか。

 混乱を避けるため、余計な詮索をさせないため、あえてそう言わざるを得ない理由が、鉄道会社にもあるのだとは察する。でも、よく分からない状況は、さらによく分からない状況を作り出すだけだと思う。蛇が、自らのしっぽに食いつくように、事態は一層笑えない状況になっていると感じるのは気のせいでしょうか。

 気持ちの良いことが世の中にはある。「これだよ!」ってテンションがあがることがある。一方で、気持ちの悪いことも世の中には蔓延している。2025年は、良いことが多い一年になりますように。

愛、それはじゃがいも。開墾を巡る濃厚な人間ドラマを描いた映画『愛を耕すひと』を、観た!【黒田勇樹のハイパーメディア鑑賞記】

2025.01.29 Vol.web Original

 こんにちは、黒田勇樹です。

 ガッツリ俳優をやらせていただいた四宮由佳プロデュース「どらきゅらぁズ」が26日に無事に終わりました。と思ったら次はこちら、三栄町LIVE×黒田勇樹プロデュースvol.18「LALALA羅生門/ドララ羅生えもん」です。

 2月11日初日ってもうすぐじゃん。こちらもご興味のある方はぜひ。

 では今週も始めましょう。

1月の暮らし〈Girls² 小田柚葉の柚葉24じ 第90回〉

2025.01.28 Vol.Web Original

こんにちは!柚葉です🍋🩵
Girls²×ハローキティ コラボレーションアイテム第1弾が販売START🥹✨️

ぎゃあぁあぁあああああ‼️‼️‼️
可愛すぎやしませぬか……???

私も全種類集めたい😭😭😭
1月31日までの受注販売なので、売り切れ無しです😚

迷っている方は
逃さないようお気をつけください!!!

GL² ONLINE STORE
https://store-girls2.lucky2.jp/

ぜひぜひゲトってください♡

名優松重豊さんが監督脚本主演の三刀流!『劇映画 孤独のグルメ』で、とにかく腹が減った!【黒田勇樹のハイパーメディア鑑賞記】

2025.01.22 Vol.web Original

 こんにちは、黒田勇樹です。

 昨日(21日)から四宮由佳プロデュース「どらきゅらぁズ」が始まりました。がっつり俳優をやってますので、良かったら天才子役からワイルドなおっさん、いやお弁当おじさんに変貌した黒田を見に来てください。26日までやってます。

 では今週も始めましょう。

THE RAMPAGE 浦川翔平に2025年も聞いてみた #教えてくれないとイヤー! PERSONAL 編〈BUZZらないとイヤー! 第91回〉

2025.01.21 Vol.Web Original

THE RAMPAGEのパフォーマーとして活躍する一方で、DJ Sho-heyとして、TikTokerとして、日々バズることについて思いを巡らせている浦川翔平が、BUZZの中心に乗り込んだり、その兆しを探りながらBUZZのワケを探る連載企画「BUZZらないとイヤー!」。読者のみなさんからいただいた質問に翔平さんができるだけ答える「教えてくれないとイヤー!」企画をお届けします。2回目は〈PERSONAL篇〉。前編に引き続き、同じ質問や似た質問は勝手ながらまとめさせていただいたり、そこから少し派生した質問もございます。ご了承くださいませ!

 

Q52:たくさんの“しょへ語”が生まれた2024年。流行語大賞はどの“しょへ語”?
ヤバタージ

Q53:2024年に聴いた曲トップ 5 を教えてください。
HyperNova / m-flo loves maya  
Big Dawgs / Hanumankind, Kalmi
OIIA OIIA Meme Cat  
Heavy Heart / Skrillex
UTAGE3.0/ Ozworld

どの曲も、自宅でも聴くしDJでも使いたい曲。DJとしては、ニーズに合わせたいというのもあるんですけど、自分のテンションが上がる曲、いい曲は、みんなにシェアしたいので。

Q54:翔平さんの冬曲を教えてください。
PSYCHIC FEVERの「Snow Candy」。懐かしい感じがすごくいい。

Q55:音楽を聴くとき、どの音楽アプリを使っていますか?
iPhoneユーザーなのでメインはアップルミュージック。Spotifyも使ってます。

Q56:初めて買ったアナログレコードを教えてください。
レコードを1枚だけ買うってことがないので、初めて買ったと言われると、ちょっと分からないです。自分で買って一番思い出に残ってるのは、Kendrick Lamar(ケンドリック・ラマー)の『DAMN』とBruno Mars(ブルーノ・マーズ)の『24K MAGIC』。昔の作品だとBobby Brown(ボビー・ブラウン)の『Every Little Step』とDr.Dre(ドクター・ドレ―)の『The Chronic』です。どちらも一生ものだと思って買いましたけど、ちょっと高かったなあ。買った後は金欠で、100円セールのところをディグってました。

Q57:最近見た映画やドラマやアニメで面白かった作品は何ですか?
『HUNTER×HUNTER』の新シリーズと、『地面師たち』

義理かお金か面白さ。そのどれかがあれば、どんなことでもやります【徳井健太の菩薩目線 第230回】

2025.01.20 Vol.web Original

“サイコ”の異名を持つ平成ノブシコブシ・徳井健太が、世の中のあらゆる事象を生温かい目で見通す連載企画「徳井健太の菩薩目線」。第230回目は、事前にギャラを知るべきか否かについて、独自の梵鐘を鳴らす――。

 慈善事業ではないけれど、ギャラが支払われないおまけの仕事――みたいなことがあったりする。メインの仕事に付随する仕事なので、そちらのギャラは発生しません的な。

 そんなわけだから、仕事をしたのに、「実はギャラがありません」と告げられて、がっくりと肩を落とす芸人は少なくない。それを回避するために、事前に「この仕事のギャラはどれくらいですか?」と聞くタイプの芸人は多い。

 フリーランス、自営業者の皆さんなら少なからず思い当たるであろう「事前にギャラを聞くか聞かないか」問題。不老不死と肩を並べる、人類永遠のテーマの一つだと思うんです。

 僕は、事前にギャラを聞くことはしない。だから、ギャラを聞くタイプの芸人に会うと、「どうして聞くのか」と尋ねる。

 すると、大体の芸人は、「以前、聞かないまま仕事に臨んで、割に合わないと思ったことがあったので、ある時期から聞けるときは聞くようにしている」といった答えが返ってくる。とても理に適っていると思う。

 では、どうして僕は聞かないかというと、想定していた以上にギャラが低かったら、テンションが低い状態でその仕事に望んでしまうことになりそうで。その逆もしかりで、想像以上にギャラが高いと、いつも以上に元気なあいさつをしたり、気持ちがかかりすぎたり……態度に出ないように配慮しても、 人間である以上、どこかでダダ漏れてしまうことが想像に難しくないからだ。ギャラによって、自分の気持ちにムラが生じるのが、なんか悔しいのかもしれない。

 そのため、後日送られてくる明細書を見て、「あの仕事はこれぐらいのギャラだったんだ」と、そのとき知る。想定していた以上にギャラが低かったり、割に合わないと感じたりすれば、次回以降はマネージャーに相談して可否を決めればいいだけ。契約更改がシーズン終了後に行われるように、終わった後に考えればいい。シーズン中は、試合に集中したいじゃないですか。

 菩薩目線の担当編集であるA氏もフリーランスなので、彼にも尋ねてみた。すると――、

「初めて仕事をする媒体がギャラについて言及してこない場合は、あえて原稿料は聞かないようにする。もちろん、書籍をはじめ大きな仕事であれば、事前に原稿料や初版部数などの確認はするけれど、雑誌やウェブメディアで一記事を書く場合は聞かない。後日、明細を見て、その金額で次を決める。“金にうるさいヤツ”という印象を与えかねないので、結果的に仕事の幅が狭まる可能性もあるし、もしかしたらものすごく優秀な担当編集かもしれない。だから、お試しの気持ちを持てるようにしている」

 と話していた。A氏は、「主従で言えば、仕事を振られる側は“従”である以上、代わりはたくさんいる。そんな存在が、お金に重きを置く時点でどうかしている。自分が“従”から脱却してから、はじめて交渉のテーブルがある」とも付け加えていた。

 おそらく、世の中の大半の人は「聞くべき派」なんだと思う。自分の時間や労力を費やす対価なんだから、事前に知っておく方が精神衛生的にもいいだろう。でも、それって確かな実力や信頼がないといけないと思うし、そもそも、僕らは自営業者であって、社会的には不適合な人間だという自覚も少なからずあるのだから、そんな人間がギャラに嗅覚を研ぎ澄ますのはなんだか違うような気がしてしまう。

 金額に見合った仕事をしようと思うと疲れる。いや、分かっている。金額に見合うように仕事をするのもプロだろうし、こだわること自体は悪いことじゃないって。だけど、自分のモチベーションや疲労感を、お金という枠の中で完結させたくないという、よく分からないこだわりがある。やる気の主体性は、他の何かでありたいんだろうな。

 お金以外でも、きちんと自分のモチベーションを上げられる基準を作ることが大事だと思うんです。お金以外に必要なこと。僕の場合は、一つは義理。もう一つが面白さ。

 この3つすべてが揃えば最高だけど、仮に後日、明細書に記載された金額が想像以上に安かったとしても、その人にお世話になったとか、その人のプラスになれたとか、めちゃくちゃ笑ったなと感じられれば良い仕事じゃないかと思える。きれいごとで結構。お金では買えない自分の血と肉になるものがあることって幸せじゃないですか。

 逆に言えば、この3つのどれにも該当しないのであれば、断るという選択肢もあって良いのではないかと思う。お金は大事です。でも、お金ありきの判断基準になってしまうと、付き合う人間関係もお金第一の人たちばかりになりそうで。

あれ?このキムタク好きになれないかも…?から始まる、映画『グランメゾン・パリ』に、してやられた!【黒田勇樹のハイパーメディア鑑賞記】

2025.01.15 Vol.web Original

 こんにちは、黒田勇樹です。

 もう15日…四宮由佳プロデュース「どらきゅらぁズ」の初日(21日)まで1週間を切りました。

 稽古に集中するためにお酒も一時中断して、お弁当も作ったりする生活をしています。意外に集中出来るものなんですね、お弁当作りった。

 ということでご興味のある方はぜひ。

 では今週も始めましょう。

2025年始まり👏🏻〈Girls² 小田柚葉の柚葉24じ 第89回〉

2025.01.14 Vol.web Original

あけましておめでとうございます🎍🌅
2025年一発目のコラムになります💫
本年もよろしくお願い致します♡

私の今年の目標はっ!
「一つ一つを丁寧にこなしていくこと」

お仕事はもちろん、私ももう20代なので、1日1日を大事に慎重に生きたいなと🥺

プライベートとしては、
・自分の特技を確立させる
・車の運転を楽しむ
です!!!😚✨️

わたくし去年のおみくじは凶を引いてしまったもので、、、、、😅😅
実はこう見えて「去年は」部屋がめっちゃくちゃ汚くてですね、、、、笑笑

母上に「一生あなたの部屋は汚部屋ですよ」と言われるくらい本当に酷かったんですね😇
カーテンも滅多に開けないし笑笑(((ただのめんどくさがり屋

で、「そのせいで運気自分で下げてるんだよ」とも言われ、
( ゚∀ ゚)ハッ!そうだったのか!!
となり、年末年始は掃除と模様替えをめちゃくちゃ頑張りました😂😂

中々の単純女やっています。
その結果壁が水色になりました爆笑爆笑爆笑

鬼極端。

縁起がいいって聞いて甘酒も初めて飲みまして!(苦手でした🙂‍↕️)
わたくし今年は運気いいぞ〜〜笑
末吉だったけど。

嫌なことがあっても、ネガティブになりすぎず、「まぁそんな事もあるよね」テンションで全て乗り切る予定です😂

2025年も頑張るど〜〜!!

『営業‐1グランプリ』を通じて。コスパやタイパのその先に、おもろいことなんて生まれるわけがねぇ【徳井健太の菩薩目線 第229回】

2025.01.10 Vol.web Original

“サイコ”の異名を持つ平成ノブシコブシ・徳井健太が、世の中のあらゆる事象を生温かい目で見通す連載企画「徳井健太の菩薩目線」。第229回目は、営業‐1グランプリについて、独自の梵鐘を鳴らす――。

 

 皆さんは、ご覧になっていただけましたでしょうか?

 そうです。今やBSよしもとの一大イベントになりつつある『営業‐1グランプリ』です。学園祭や企業パーティー、お祭りなどで観客を盛り上げる――営業。その出演回数ランキングを発表するだけではなく、各芸人が“営業虎の巻”を開陳する本企画に、僕たち平成ノブシコブシも出演致しました。僕は定期的に公営ギャンブル関連の営業に行きますが、相方である吉村は営業とはほぼ無縁の芸人。にもかかわらず、コンビ揃って登場させていただけるなんて本当にありがたいことです。

 番組の見所は一言では言い表せませんが、何といってもサバンナ・八木さんの無双っぷりは必見でしょう。自信に満ち溢れた八木さんの姿は、いかに人間は自信を伴うと覚醒するか……がよく分かると思います。

 もし、「まだ見ていない」という方がいましたら、YouTubeのBSよしもと公式チャンネルにて、『【完全版】営業-1グランプリ2024総決算スペシャル』( https://www.youtube.com/watch?v=S3r7y6_zRRE )から視聴できますので、すきま時間を埋めていただけたら幸いです。

 番組をご覧になった皆さんなら、営業でしっかりと結果を残す芸人たちの哲学や戦術は、実社会でも大いに役に立つことが分かるはずです。

 その一方で、僕が個人的に感じたことは、この番組の大きなテーマとして、古き良き吉本を伝承していこうといったことがあるのではないかということです。

“古き良き”という言葉だけ見れば、その聞こえは良いと思います。ですが、コンプラが叫ばれるこのご時世では、あまりに昔を懐かしむと、その行為そのものが老害認定されかねない。僕たちは必要以上に“古き”に対して過敏になって、昔と今を線引きしながら自分たちが過ごした過去と向き合っているような気がします。古き良きという言葉自体、どこか言いづらい雰囲気すらあります。

『営業-1グランプリ2024』では、「吉本から失われたもの 失ってはいけないもの」と題して、昭和・平成・令和三時代別の営業の歴史が紹介された。その中で、かつては大阪の各劇場に“お茶子さん”と呼ばれる世話役の女性が存在していたという証言が議題に上がっていた。

 お茶子さんは、劇場の雑務や世話係を務め、(主に芸歴の浅い)芸人たちにあいさつや礼儀、楽屋での立ち振る舞いを教えていたという。お茶子さんにかわいがられていた芸人は売れたといい、その筆頭格がさんまさんであるとも触れられていた。叱られながら、かわいがられながら、芸人として成長していく。その裏側に、お茶子さんが大きな役割を果たしていたと、諸先輩たちは異口同音に話していた。

 また、芸人とマネージャー間の業務連絡も、かつては口頭だった手段がメール、LINEに変わっていったとも紹介されていた。昭和の時代は、マネージャーが口頭で営業先について説明するため、「昨年はこういう客層のお客さんが多かった」「会場はこれくらいの広さ」といった詳細を確認することができたけど、現在ではLINEになったことで必要最低限の情報しか伝わらなくなった……便利になればなるほど、反比例するように解像度が低くなるというのは、なんだか皮肉めいた話だよねって。

「失われたもの」を聞くたびに、僕は何度も膝を打ちました。このままいけば、僕らはAIからスケジュールを教えてもらうことだってできるだろう。伝達だけならそれでいいかもしれない。でも、現場では人間が躍動している。だったら、無駄から生まれるものだって必ずあるはずです。それが時に、仕事の幅を広げてくれるから、仕事はどんどん面白くなっていく。

 自分一人で、「これはやりたい」「これはやりたくない」と仕分けしていたら、5年後も10年後も同じ枠の中に留まり続ける。幅を広げるためには、無用の用と言われるような、一見、意味のないもの。雑談なんか最たる例で、非効率的だからこそ磨かれるものがある。吉本興業はアナログであってほしいと勝手に思っているし、その感覚はやっぱり大事なのではないかと、『営業-1グランプリ2024』で再確認した。

 あらためて説明すると、やっぱり懐古主義的な物言いをしているなって思います。自分でも古臭いことを言っているなと分かっている。だからなんだろう。こうした考え方を面白くおかしく伝えることが大切なわけで、『営業-1グランプリ2024』は、まさしく説教臭くならないようにパッケージしているのだからロックだなって思うんです。

 思えば、東京吉本の楽屋風景もだいぶ変わったような気がする。10年くらい前は、それなりに芸人たちが楽屋に溜まっていたけれど、今は空き時間を利用して様々なことができるようになったため、滞在し続ける芸人は確実に減ってしまった。『営業-1グランプリ2024』では、昭和の吉本芸人たちが楽屋で談笑している写真が紹介されていた。その写真を見ると、この馬鹿話からあのギャグやあのエピソードが生まれたのかななんてことが想像できた。この時間が吉本なんだなって。想像できるように――。僕も失わないようにしたい。

Copyrighted Image