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THE RAMPAGE 浦川翔平、東京タワーで自分の場所を発見? RED° TOKYO TOWERをぎゅっと満喫<BUZZらないとイヤー! 第33回>

2022.08.16 Vol.Web Original

 THE RAMPAGE  from EXILE TRIBEのパフォーマーとして活躍する一方で、DJ Sho-heyとして、TikTokerとして、日々バズることについて思いを巡らせている浦川翔平が、BUZZの中心に乗り込んだりBUZZの兆しを探ったりしながらBUZZのワケを探る連載「BUZZらないとイヤー!」。今回は、東京が世界に向けてBUZZの発信し続けているスポットの1つである東京タワーを訪問。この春登場し、ふつふつと人気を集めている、esportsパーク「RED° TOKYO TOWER」の魅力を体感します。

 THE RAMPAGEのツアー『THE RAMPAGE LIVE TOUR 2022 “RAY OF LIGHT”』、MA55IVE THE RAMPAGEとして参加したツアー『THE SURVIVAL 2022 ~BALLISTIK BOYZ vs MA55IVE~ × PSYCHIC FEVER』、ライブ『BATTLE OF TOKYO ~TIME 4 Jr.EXILE~』に、そして大成功のうちに幕を下ろしたREAL RPG STAGE『ETERNAL2』-荒野に燃ゆる正義と、目に見えるものだけでも休みなく駆け抜けて来た浦川さん。ひと息つく暇もなく、すでに次へと走り続けています。

 そんな多忙を極める中で行っている『BUZZらないとイヤー!』の取材。浦川さんの頑張りを労いつつ取材もできたらと考えて、気になっていた「RED° TOKYO TOWER」にやってきました。今年4月、東京タワーのふもとで開業した日本最大規模のesportsパークで、最新のゲームタイトルをプレーすることはもちろん、レトロゲームやARやVRゲーム、ドローン競技やフィジカルesportsなどゲームに長けていなくても楽しめるコンテンツが満載で人気を集めている施設です。

 夏休みの真っ最中ということもあり、混雑やお客さんの楽しみを邪魔しないようにとオープンに合わせて朝10時に集合。「おはようございます!」と登場した浦川さんは髪色が変わって新鮮なイメージで、なんとなく表情もやわらかです。「背負っていたものを少し下ろせたからかな。とにかく舞台が終わったのが大きいですね。髪色もマティアス(『ETERNAL2』で演じていた役)から離れようと思って変えてみました!」とのこと。

 フットタウン3階にあるエントランスまでエレベーターで上がり、館長の長野弘毅さんらと合流。長野さんの案内で早速館内に入っていきます。


鳥居をイメージしたアプローチ。「これすごい! 音もすごいですね。360度。サラウンド!」と静かに興奮気味の浦川さん。いい音に素敵な照明ときたら……あれです

「RED° TOKYO TOWER」は、esportsやエンタテイメントをはじめとしたさまざまなカルチャーに日本ならではの技術と感性をかけ合わせて“NEXT JAPAN”コンテンツとして世界に発信していこうという『RED゜』ブランドがメインプラットフォームとして開業した施設です。それゆえに、のれんが揺れるエントランスに、鳥居をイメージしたアプローチなど、“NEXT JAPAN”を意識させる演出もふんだんです。


……踊りださずにはいられない

「ここで写真を撮られる方はすごく多いんですよ」と、長野さん。

THE RAMPAGE 浦川翔平、今しか楽しめないチームラボボーダレスで童心に返る<BUZZらないとイヤー! 第32回>

2022.08.02 Vol.Web Original

THE RAMPAGE  from EXILE TRIBEのパフォーマーとして活躍する一方で、DJ Sho-heyとして、TikTokerとして、日々バズることについて思いを巡らせている浦川翔平が、BUZZの中心に乗り込んだりBUZZの兆しを探ったりしながらBUZZのワケを探る連載「BUZZらないとイヤー!」。今回も新たに生まれ変わろうと変化の真っ只中にいる、お台場。シンボルの大観覧車とともに、8月31日でこの場所での営業を終える「森ビル デジタルアート ミュージアム:エプソン チームラボボーダレス」を滑り込みで楽しみます。(撮影・辰根東醐)

 日本はもちろん世界中の注目を集め続けている「エプソン チームラボボーダレス」。2018年6月にお台場に登場すると、初年度の年間来館者数は、オランダのゴッホ美術館を超えて、単独のアーティストミュージアムとしては世界最多規模となる約230万人を記録。2021年には単一アート・グループとして、世界で最も来館者が多い美術館として世界記録に認定されました。コロナ禍以前は、訪日観光客の姿も多く、SNSなどを通じて、「エプソン チームラボボーダレス」での驚き、発見、感動は、BUZZとなって様々な言語で世界各地に広がり、今もなお、波紋のように広がっています。

 そんなお台場の人気スポットも今月いっぱいで閉館に。23年に都心部で開設予定の新しい「チームラボボーダレス」の開館準備に入ります。

 期間限定で六本木に登場したアートとサウナという新感覚の展示「チームラボ & TikTok, チームラボリコネクト」には本連載で取材で伺い、「チームラボプラネッツ TOKYO DMM」も体験済みと、チームラボの展示には親しみのある浦川さん。今回はチームラボのBUZZの源流へと滑り込みです。

 エントランスで「なんかこの感じ、六本木で説明を聞いた時の感じと似てますね」と浦川さんはワクワクした表情。スタッフの案内で館内に入ると急に闇に包まれたような感覚に、そのせいか感覚が鋭くなったのか、「あれ、いい香りがしてますよね……なんか癒される」。

 季節の花が咲き乱れ、変化していく「花と人の森、埋もれ失いそして生まれる / Forest of Flowers and People: Lost, Immersed and Reborn」のなかを進んでいくと、パッと広い空間が広がります。

 

 目の前に広がるのは「人々のための岩に憑依する滝 / Universe of Water Particles on a Rock where People Gather」。チームラボボーダレスを象徴する作品の1つです。

 広い空間の一面の壁から小高い丘のようになっていて、そこに滝が。「この作品は僕も見たことがあります」という浦川さん。SNSなどでもよく見かける作品なので、多くの人が見たことがあるかもしれません。でも何かで見るのと体感するのとはまた別。


滝に打たれる(?)、浦川さん

 

 来場者が順番に丘に登って写真撮影している様子を見て、浦川さんも登ってみます。一番上で壁側に背を向けて立つと、滝の水が浦川さんに落ちてきますが、ぶつかると跳ねて、別の流れを作ってきます。足もとでも、水が足を避けて流れ、人の動きにあわせて作品が変化しています。

 低い場所でももちろん作品を楽しめます。滝の流れに足をおけば、水はそこを避けて行くし、じっと立っていると足元に花が咲きだします。スタッフや担当の足元は黄色の花が咲き乱れたところで、浦川さんの足もとでも少し遅れて小さくてかわいらしい白い花が咲きました。

THE RAMPAGE 浦川翔平、今しか楽しめないお台場を歩く<BUZZらないとイヤー! 第31回>

2022.07.19 Vol.Web Original

THE RAMPAGE  from EXILE TRIBEのパフォーマーとして活躍する一方で、DJ Sho-heyとして、TikTokerとして、日々バズることについて思いを巡らせている浦川翔平が、BUZZの中心に乗り込んだりBUZZの兆しを探ったりしながらBUZZのワケを探る連載「BUZZらないとイヤー!」。今回はお台場。現在、新たに生まれ変わろうとしている青海周辺の、今しか楽しめないお台場を歩きます。(撮影・辰根東醐)

 

「THE SURVIVAL 2022 BALLISTIK BOYZ vs MA55IVE × PSYCHIC FEVER 」が成功のうちにフィナーレを迎えたものの、21日にはライブ「 BATTLE OF TOKYO ~TIME 4 Jr.EXILE~」が開幕、30日に舞台「REAL RPG STAGE『ETERNAL2』-荒野に燃ゆる正義」の初日が迫るなかで、ライブのリハーサルに舞台の稽古と相変わらず慌ただしい日々を送っている浦川さん。

 そんな中、浦川さんがやってきたのは、雨がポツポツと落ちる、お台場。賑わいを見せるフジテレビ本社サイドとは逆サイド。お台場名物の大観覧車がある青海エリアです。というのも、このあたりで遊び尽せるのは期間限定。さまざまな施設がクローズするなかで、残された施設も8月いっぱいで終了となります。それゆえに、この夏、注目を集めるエリアのひとつであることには間違いないと思われるからです。

「僕にとってお台場は仕事で来る場所ってイメージなんですよね」と、浦川さん。「この間もフジテレビのほうに来てたんですけど、こっち側は本当に久しぶりです。居酒屋えぐざいるが横浜に行く前は、まさにこのあたりでやっていたので、メンバーと一緒に遊びに来ては裏で遊んだり、食事したりしてましたね」


  観覧車と解体中のメガウェブの対比が何とも言えない。取材日とは別の日に撮影したもの 

 大観覧車に、ヴィーナスフォート、Zepp Tokyoに、チームラボボーダレス。さまざまなエンタメ施設が集まり、国内外から多くの観光客を集めてきたエリアですが、今はひっそりとした雰囲気。ポップでレトロな雰囲気の大観覧車の下ではメガウェブの解体が進んでいます。

 Zepp Tokyoはすでに更地に。3月27日に営業終了したヴィーナスフォートはポップな色で飾られた建物の姿はそのままですが、扉は閉ざされています。ゆりかもめの青海駅からつながる2階のエントランス部分には、家族や友だち、仲間、恋人同士の思い出の写真も張ってありました。

「ずいぶん変わってますね。ヴィーナスフォートも閉まってるんだ」と、浦川さん。「ヴィーナスフォートには思い出がありますよ、武者修行で来たことあるんですよ」

 THE RAMPAGEは何回か武者修行を経験していますが、検索してみると、メンバー確定前の2014年の武者修行だったよう。当時の懐かしいフライヤーの画像も出て来ました。

「あの頃は、まだ一人ひとりそれぞれ“”自分が!自分が!”って感じで、ステージの上でも踊っていてぶつかったりして。全然伝わってこないって叱られたこともよくありましたね……」と、しみじみ。

THE RAMPAGE 浦川翔平、BUZZを発信し続ける銀座を歩く<BUZZらないとイヤー! 第30回>

2022.07.05 Vol.Web Original


THE RAMPAGE  from EXILE TRIBEのパフォーマーとして活躍する一方で、DJ Sho-heyとして、TikTokerとして、日々バズることについて思いを巡らせている浦川翔平が、BUZZの中心に乗り込んだりBUZZの兆しを探ったりしながらBUZZのワケを探る連載「BUZZらないとイヤー!」。前回に引き続き今回も銀座篇。大好きなお寿司でお腹いっぱいの浦川さんが向かうのは…? (撮影・蔦野裕)

「鮨 銀座おのでら 登龍門」(以下、登龍門)からスタートした浦川さんの銀座歩き。お店を出て、歌舞伎座を見上げながら晴海通りを銀座四丁目交差点の方へ歩きます。

 お寿司で、浦川さんはちょっとだけいい気分? 「銀ぶらっていうのは銀座をぶらぶらするというのもあるんですけど、ブラジルコーヒーを飲みに行く銀ブラっていうのもあって……」と、歩きながらウンチクもこぼれます。

 横断歩道を渡り、「まじぇてまじぇて」でおなじみのナイルレストランを横目に歩きます。「銀座にはメンバーの買物に付き合ったりで来ることもあるんですけど、食事でということが多くて、だいたい夜なんですよね。昼間の銀座ってあまり知らないから新鮮」と、浦川さん。過ごしやすい天候だったこともあって、しばしチルな銀ぶらです。

 横断歩道の信号で足止めもあって10分弱で次の目的地である銀座三越に到着。「アクアリウム美術館 GINZA……アクアリウムって水族館みたいな感じなのかな」と浦川さん。ここからエレベーターで9階まで一気にあがり、エントランスに向かいます。

 

THE RAMPAGE 浦川翔平、銀座のBUZZを歩く<BUZZらないとイヤー! 第29回>

2022.06.21 Vol.Web Original

THE RAMPAGE  from EXILE TRIBEのパフォーマーとして活躍する一方で、DJ Sho-heyとして、TikTokerとして、日々バズることについて思いを巡らせている浦川翔平が、BUZZの中心に乗り込んだりBUZZの兆しを探ったりしながらBUZZのワケを探る連載「BUZZらないとイヤー!」。今回から2回は銀座。インターネットが登場する前からBUZZを発信し続ける銀座の東側を歩きます。(撮影・蔦野裕)


 浦川さんの銀ブラのスタート地点は、いま最も注目されている寿司店のひとつ「鮨 銀座おのでら 登龍門」(以下、登龍門)。今年、ゴールデンウィークが始まる直前にオープンするやいなや行列店に。それを回避しようと整理券制度を導入したところ、整理券のために行列ができてしまったと職人さんも苦笑いのバズってるお店です。人気の理由はもちろん、おいしいから。それに加えて、リーズナブルであることもあります。

 登龍門は、さまざまな食を通じて日本の魅力を発信していることで知られる、ONODERA GROUPの新業態。ONODERA GROUPについては、ミシュランの星や、マグロの初競りで聞いたことがある人もいるかもしれません。

 浦川さんは大の魚好き。子どものころから釣りに親しみ、釣りをしていない時には図書館で魚の図鑑を読みふけっていたとのこと。もちろん、食べるのも大好きで、お寿司は好物なんだそう。「登龍門! この店構えも……期待しかない」と、さっそく店に入ります。

「登龍門」は若手の職人さんがカウンターに立つのが特徴のお店です。「ここは道場みたいな場所なんです」というのは小林航大さん。一般に寿司職人の修行は10年かかると言われているなかで、親方に認められれば、それよりもずっと早くカウンターに立ってお客さんに寿司を握ります。小林さん自身はというと、「鮨 銀座おのでら」に来てから3年。その前にも2軒の寿司店で修行をして来たといいます。

「未熟な部分もたくさんありますので、そういった部分はお客様の胸を借りて…というのがこのお店のコンセプトです。ですので、ネタも仕込みも銀座の本店とすべて同じですが、ぐっと抑えた価格でお出ししています。それと、お好きなネタを一貫からお楽しみいただけるのも「登龍門」ならではですね」

 ここで認められて登龍門を卒業ということになると、握り手として本店に戻ったり、海外の店を任せられたりという将来があるといいます。「夢があるというか、目標がしっかり見えているのはいいですよね。僕としては、この店に立っている小林さんを知っていることで、小林さんが次に進んだ時に会いに行くのが楽しみになりますね」と、浦川さん。

THE RAMPAGE 浦川翔平が日比谷音楽祭でDJ 日比谷公園はハッピー空間 <BUZZらないとイヤー! 第28回>

2022.06.07 Vol.Web Original

THE RAMPAGE  from EXILE TRIBEのパフォーマーとして活躍する一方で、DJ Sho-heyとして、TikTokerとして、日々バズることについて思いを巡らせている浦川翔平が、BUZZの中心に乗り込んだりBUZZの兆しを探ったりしながらBUZZのワケを探る連載「BUZZらないとイヤー!」。今回は番外編。6月4日に日比谷公園で開催されたフリーの音楽フェスティバル「日比谷音楽祭」での、DJ Sho-heyの姿を、本人と一緒に振り返ります。

 

 4日、フリーの音楽フェスティバル「日比谷音楽祭」で、EXILE TETSUYAさんが「EXILE TETSUYA with EXPG」として行ったダンスのワークショップは、たくさんの人にハッピーな時間と笑顔を届けました。そのステージには、GENERATIONS from EXILE TRIBEの小森隼さん、そして浦川翔平さんも参加。浦川さんは、真っ青に晴れ上がった青空の下、DJ Sho-heyとして、DJ ブースからワークショップを盛り上げました。

「率直に楽し過ぎました」と、浦川さん。「ここ最近の中で最高にハッピーな空間になっていたと思いますし、会場に来ている皆さんも全力で楽しむぞって気持ちで来て下さっていたので、一体感が半端なかったです!! DJも、なんとか良い仕事が出来て、ひと安心な部分もあります」と、大仕事を終えてほっとした様子。

 

 当日は、ハッピーになるための天気とはまさにこのことと言わんばかりの晴天。開演時間の午前11時30分には、太陽は空高く昇って、日差しがじりじりと照りつけました。それでも、ステージの前には、TETSUYAさん、小森さん、そして浦川さんの姿を一目見ようというファンの方々と、ダンスワークショップを楽しみにやってきた子ども連れ、カップルや仲良しグループがスタートを待っていました。緑がまぶしい芝生に腰をおろしてスタンバイ。ステージからずっと後方の木陰でも、多くの人の姿がステージを見つめます。

THE RAMPAGE 浦川翔平、千駄ヶ谷でBUZZに登る?<BUZZらないとイヤー! 第27回>

2022.05.17 Vol.Web Original

THE RAMPAGE  from EXILE TRIBEのパフォーマーとして活躍する一方で、DJ Sho-heyとして、TikTokerとして、日々バズることについて思いを巡らせている浦川翔平が、BUZZの中心に乗り込んだりBUZZの兆しを探ったりしながらBUZZのワケを探る連載「BUZZらないとイヤー!」。春めいて……というよりも、夏を思わせた日に訪れたのは千駄ヶ谷。国立競技場のスタジアムツアーに参加したあとは、周辺を散策します。(写真・蔦野裕)

 スタジアムツアーで国立競技場の表と裏側を見学したあとは、少し周辺を散策してみることに。太陽が照りつけるなか、階段を下り、観音橋の交差点を渡ります。こじんまりとしたレストランや住宅が並ぶ静かな通りを歩いていくと、鳩森八幡神社の鳥居が見えてきました。

 千駄ヶ谷一帯の総鎮守である鳩森八幡神社は将棋の聖地としても知られています。棋力の向上をお祈りする将棋堂があり、『聖の青春』『3月のライオン』といった将棋が題材となった小説や漫画、映画の舞台やロケ地としても有名で、今も聖地巡礼に訪れるファンも少なくありません。

 さて、話を戻すと、「そういえば、今日、富士山に登るって言ってませんでしたか」と、翔平さん。浅草で取材をした際に、次は都内で富士登山とやんわり告知をしていました。「足場が悪いところもあるので歩きやすい靴で来てくださいね」とも。

「富士山って……もしかして、あれですか!」

 鳩森八幡神社は、都の有形民俗文化財指定の築山富士、千駄ヶ谷の冨士塚(ふじづか)があることでも知られています。冨士塚は、その昔、富士山に登りたくても登れなかった人たちのために作られた人造の富士山で、冨士塚に登れば富士山に登ったことになる、というもの。都内はもちろん、全国各地に多く点在しています。
 
 千駄ヶ谷の冨士塚は寛政元年(1789年)に築造されたと言われる、都内で最も古い冨士塚。円墳形に土が盛り上げられていて、高さは約6メートル。頂上の近くには富士山の溶岩が配されています。

「冨士塚っていうんだ。ちゃんと何合目とかって書いてありますね。では、行きますか!」と、鳥居で一礼をしてから軽快な足取りでスタート。「富士山には五合目までは行ったことがあるんですよね」と楽しく会話しながら頂上を目指しますが、徐々に言葉は少なめに。

 というのも、“登山道”の足場は岩がごつごつしていて意外と歩きづらいんです。山腹に植えられているクマザサなども山道の雰囲気たっぷりで、登山気分をぎゅっと凝縮しています。

「頂上までもう少しですが、なんだか急になってきましたね」と翔平さん。

最後の階段をよじ登って、登頂。「さすが頂上! 思ってたよりも高いし、山を登った感じがする。太陽に近い。より暑い気がします!」と目を細めながらも深呼吸。昔の人も同じように富士山に登った気分を味わったと思うと、少し感慨深いです。

 頂上から眼下に広がる境内を見下ろすと、近隣の会社で働く人たちがお弁当やテイクアウトしたランチを楽しんむ姿が。「お腹、空きましたね!」と、翔平さん。

 本当にお腹が空いてきたので再び国立競技場方面へ。千駄ヶ谷~北参道~原宿とつながるこの一帯はカレーの名店や注目のお店がひしめくカレータウン。今日のランチもカレーで決まりです。

 途中、歩きながら将棋会館を見つけて、「あ、僕、ここに来たことあります! 『ジブザイル』で 岩翔さん(THE RAMPAGEの岩谷翔吾)が渡辺明名人と対局したときに、後ろで邪魔したりした謎の企画。岩翔さんにそういう場所じゃない!って叱られたりして。もうなんか懐かしい。こんな近くに千駄ヶ谷の富士山あったんですね!」 

THE RAMPAGE 浦川翔平、千駄ヶ谷でBUZZに登る<BUZZらないとイヤー! 第26回>

2022.05.03 Vol.Web Original

 

THE RAMPAGE  from EXILE TRIBEのパフォーマーとして活躍する一方で、DJ Sho-heyとして、TikTokerとして、日々バズることについて思いを巡らせている浦川翔平が、BUZZの中心に乗り込んだりBUZZの兆しを探ったりしながらBUZZのワケを探る連載「BUZZらないとイヤー!」。春めいて……というよりも、夏を思わせた日に訪れたのは千駄ヶ谷、そして国立競技場。4月からスタジアムツアーがスタート、聖火台は敷地内に戻り、スタジアムの外周には大会中にポディウムに上がった各国やメダリストの名前を刻んだ「東京2020トリビュート トゥ チャンピオンズ」が設置されて、見るべきポイントが増えてきました。これはきっと……BUZZる? (写真・蔦野裕)

 

 ゴールデンウイークを控え、街に少し軽やかな雰囲気が広がっている中で、浦川さんがやってきたのは、千駄ヶ谷の国立競技場(オリンピック・スタジアム)。昨年の夏、国内外のトップアスリートたちが集結し、鍛錬してきたスキルとエネルギー、そして情熱をぶつけ合った東京オリンピック・パラリンピック大会の会場です。

 この日もまた現地集合。到着するなり浦川さんは「やっぱり……大きいですね」。

というのも、待ち合わせポイントとはほぼ真逆に到着! そこから走ってきたことで、広さをしっかり体感してきたのです。ただ、これから歩いて行くのは、浦川さんが走ってきたルート。汗がにじむ浦川さんには……鬼プランです!

 国立競技場周辺は自分の縄張り外と浦川さん。「手前までくることはあっても、ここまで来ることってなかなかないですね。THE RAMPAGEで、神宮外苑花火大会の関連イベントに出演したときに来たぐらいじゃないかな。その時は(会場だった)球場内だけで周辺を歩いた記憶はないし……あーー!気持ちがいい、時々はこうやって太陽に当たらないと!」

 真夏を思わせる日差しが照りつけるなか、ジョギングするランナーたちに追い越されながらスタジアムの外周を歩いていきます。すると、見えてきたのはきらびやかな、何か見覚えがあるオブジェのようなもの。それにスーッと近寄っていく浦川さん。「これは……大阪(なおみ)さんの! あの聖火台ですね。本物かな」と柵越しに点火のポーズ。

ポーズというよりも……日差しがまぶしい!

 東京2020オリンピック・パラリンピック大会で実際に使用された聖火台で、大会のレガシーとしてここに設置されました。デザインは太陽がモチーフで、太陽から得られるエネルギーや生命力を表現しています。

 その右手には1964年の東京オリンピック大会時に聖火が灯された炬火台、背後には、同じく1964年のオリンピック時に成功を祈念して設置された壁画「ギリシャ女神像」「野見宿禰像」があります。

先日公開された「東京2020トリビュート トゥ チャンピオンズ」も

 さて、この日のメインは国立競技場のツアーに参加すること。スタートまで時間があるので

……行っちゃいますか、「空の杜」。

「空の杜」は競技場の地上5階の部分にある、スタジアムをぐるりと回る一周850メートルの空間のことで、眺めもいい。……ただし、上まで階段です。

THE RAMPAGE 浦川翔平、浅草でバズ巡り。〈BUZZらないとイヤー! 第25回〉

2022.04.19 Vol.Web Original

THE RAMPAGE  from EXILE TRIBEのパフォーマーとして活躍する一方で、DJ Sho-heyとして、TikTokerとして、日々バズることについて思いを巡らせている浦川翔平が、バズの中心に乗り込んだりバズの兆しを探ったりしながらバズのワケを探る連載「BUZZらないとイヤー!」。前回は人力車で隅田川沿いの花見を楽しんだ浦川さんですが、今回は浅草から世界に発信されているバズを自ら歩いて確かめます。

 人力車の「時代屋」さんのキュートな看板娘ちよちゃんに後ろ髪をひかれつつも、浅草の中心部へと向かう浦川さん。

 横断歩道で信号を待っていると、道路の向こう側の雷門前はもうかなりの人出で、カップルもグループも家族連れも思い思いのスタイルで写真撮影中。「やっと(自分も)浅草になじんできた。着物の人が増えて来ましたね! さっきまで、自分だけだったらどうしようって思ってましたよ」と、浦川さんも、ほっとした表情だ

 ここ最近の浅草で目につくのは若者たちが着物で散策する姿。雷門前はもちろん、浅草寺や浅草神社、仲見世はもちろん、雰囲気のある裏通りなど、あちらこちらでセルフィーや動画を撮影している姿に遭遇する。浅草に通う人には「年配の人たちはどこに行ってしまったのか」と心配する人もいるほどだ。

 仲見世のお店にチェックを入れながら、まずは浅草寺へ。お参りを済ませて、いざ浅草のバズリを探してぶらぶら歩く。

 最初に確認したい浅草発のバズはイチゴ! 人力車の鈴木さんに確かめた時も「串に刺したイチゴたいなのをみなさんがよく食べているのを見ますね」と人気のほどは確認済み。

「串に刺してあるイチゴ」とキョロキョロしていると、仲見世でそれらしきものを手にしている女の子たちの姿を発見! 彼女たちの方に寄っていってみると……

 あった! いちご串!  

 いちごを串に刺しただけのシンプルなもの。いちごをそのまま刺しただけのもの、飴でコーティングしてあるものなど種類もあります。

 実はいちごを串に刺した形状のものは、ケーキなどを一緒に刺したいちごデザート串や、いちごがハート型いになっているものなどいろいろあり、バズってる浅草の象徴的なアイテムのひとつ。……とりあえず見つけたことに。

「あめの部分といちごの食感のギャップがおもしろいな。味のバランスもいい」と、浦川さん
 
 すぐ隣りには長い行列を作る和スイーツのテイクアウト専門店「浅草そらつき」。ショーケースには、いちごのお団子がズラリ。

「これはすごいな。映えますね!」と、浦川さん。食べてみませんか?と尋ねると、「いや、でも、すごい並んでるし……」って……バズは体験しないと!

スタッフが並んでゲット!「かわいいな! これは並びたくなるの分かる」 

「これはバズってるなあ。イチゴだけでいろいろあるんですね。仲見世のほうにもイチゴを出している店もありましたし。すごいなあ」と、浦川さん。

THE RAMPAGE 浦川翔平、桜の浅草をゆく。<BUZZらないとイヤー! 第24回>

2022.04.05 Vol.Web Original

 

  

THE RAMPAGE  from EXILE TRIBEのパフォーマーとして活躍する一方で、DJ Sho-heyとして、TikTokerとして、日々バズることについて思いを巡らせている浦川翔平が、バズの中心に乗り込んだりバズの兆しを探ったりしながらバズのワケを探る連載「BUZZらないとイヤー!」。さて新年度初回となる今回……予定通りに、新たなアプローチの「BUZZらないとイヤー!」がスタート。さまざまなBUZZを世界に発信し続けている浅草を歩いてきました。(撮影・辰根東醐)

「僕はあんまり東京を知らないんですよ」という翔平さんのつぶやきから始まった街歩きパターン。浅草を選んだのは、まずは王道、つまり“ベタ”なところから始めようと考えたからです。江戸時代から、もしかしたらそれ以前から、たくさんの人をひきつけてきた浅草。言い換えれば、浅草はずっとBUZZって来たのです。

「来ちゃいましたね! 本当に楽しみで、今日はちょっと調べて来ちゃったんですよね。いろいろ食べてみたいものがあって、立ち食い寿司とかあっちの方にあるんですよね……」と、随分高まっている様子の翔平さん。

 王道なら王道、ベタならベタを徹底的にーー。

 まず訪れたのは、さまざまな日本文化に触れられるさまざまなアクティビティを提供している時代屋さん。国内外から浅草を訪れる人たちを楽しませています。

 

……着替えた!

 

 あらかじめ用意しておいていただいたものからセレクトした着物を着付けてもらい、ご機嫌の翔平さん……髪の色にもぴったりじゃないですか。さて、まずは人力車。

 

翔平さんがキマりすぎて予定してなかったカット!

 

1周年目前!THE RAMPAGE 浦川翔平と秘密会議 <BUZZらないとイヤー! 第22回>

2022.03.15 Vol.Web Original

THE RAMPAGE  from EXILE TRIBEのパフォーマーとして活躍する一方で、DJ Sho-heyとして、TikTokerとして、日々バズることについて思いを巡らす浦川翔平が、いろんなバズりのバズったワケを探る連載「BUZZらないとイヤー!」。 さて年度末、世間は新しいスタートに向けてひとくくりのタイミング。この連載はというと、スタートは2021年4月で1周年は目前。2年目はどうしましょうか? 年明けからお出かけが続いていたので、今回はホワイトボードと向き合って会議(という名のブレスト)です!


ーー浦川さん、『THE RAMPAGE 浦川翔平のBUZZらないとイヤー!』は今回で22回目、カウントしていない年明けの動画も含めると23回です。1カ月に2回更新してますから、そろそろ1年が経とうとしているんです。

浦川:そうですね。ローカルカンピオーネとのコラボで始まって、いろんなところに行きましたね。パンケーキを食べたり、サウナに行ったり、TikTokerでハンドボール日本代表のレミたんさんにも会いに行って……。

ーーコロナ禍に悩まされながら蜜を避けての取材。楽しかったり、学びがあったり、いろいろでしたよね。それで2年目に入るにあたって、この連載をどうパワーアップしていくか、ちゃんと座って話したいなと思いまして……。

浦川:ここまでの反響が大きかったのは?

ーーどの回もたくさんの方に楽しんでもらっていますが、そのなかで目立つのはローカルカンピオーネさんとのコラボですね。初回だったっていうのも大きいと思いますが。

浦川:またやりたいねっていう話はしてるので、お互いにどこかいいタイミングでできたらいいなと思ってます。今年中に。TikTokでいうと、アーティストだけでなく、いろんな人気者に会いたいです。BUZZを起こしてる人というのもそうですし、最近は編集したりもするので編集系の人にも会いたい。レミたんさんに会った時にもいろいろ勉強になりましたし、お話を聞きたいですね。この人っていうのも何人かいらっしゃいますし。

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