SearchSearch

鍵盤で育まれたメロディーとリズム【オススメCD 4選】

2019.10.16 Vol.723

「Traveler」Official髭男dism

 ヒゲダンの愛称で親しまれる4人組ピアノPOPバンド、Official髭男dism(オフィシャルヒゲダンディズム)のメジャーファーストアルバム。映画『コンフィデンスマンJPーロマンス編ー』の主題歌としておなじみの「Pretender」を筆頭に、タイトルトラック、「イエスタデイ」「宿命」など全14曲を収録している。バンドは本作を携えて、まもなく全国ツアーをスタートする。ちなみにメンバーに髭男はいない。「髭の似合う歳になっても、誰もがワクワクするような音楽をこのメンバーでずっと続けていきたい」という思いが込められているという。

[J-POP ALBUM]ポニーキャニオン 発売中 初回限定盤(CD+LIVE Bluray/DVD)5000円、通常盤2800円(ともに税別)

ちゃんみな 初のホールツアーの追加公演決定!

2019.10.14 Vol.723

 ちゃんみなの初のホールツアー「THE PRINCESS PROJECT 4」の追加公演が決定した。絶大な人気を誇る、日本語、韓国語、そして英語を操るフィメールラッパーで、シンガー。そして待望のホールツアー。それゆえに、当初の日程はチケット発売後わずか30分でソールドアウトして、多くのファンが追加日程の発表を心待ちにしていた。

 20代になって初めての作品となった最新アルバム『Never Grow Up』を携えてのツアー。直訳すると大人になんてならないという強い意思のあるフレーズをタイトルとしたこの作品は、ちゃんみなの音楽に対する思いや、彼女がいま思い、感じる事が反映されていて、聴くほどに心が揺さぶられる。

 音源を聴いてそう思うのだから、ライブになったその感覚は同然もっと強くなるはず。ちゃんみなの言葉、歌声、そして音楽に、思いっきり浸りたい。

DJ DARUMA&JOMMYの「EDGE HOUSE」、28日のラインアップは80KIDZ、YOSA & TAARら

2019.09.28 Vol.Web Original

 DJ DARUMA&JOMMYが主催する、渋谷のSOUND MUSEUM VISIONの人気レギュラーイベント「EDGE HOUSE」が、きょう28日開催。

 注目のラインアップは、エレクトロニックミュージックシーンの人気ユニット2組。約3年ぶりのフルアルバムに向けて始動した80KIDZ、そして立て続けにバイラル・ヒットを発表してきたYOSA & TAARだ。

 さらに、YOSA & TAARがタッグを組んできた向井太一、MINMI、SIRUPも登場する。

 エレクトロニックミュージックとポップカルチャーの両面にアプローチする豪華アクトをゲストに迎え、最先端のトレンドがギュッと詰まった高濃度な夜になりそうだ。

【いまライブで聴くべきバンド】青山「月見ル君想フ」編

2019.09.25 Vol.Web Original

 今日もまた、都内のライブハウスではたくさんのバンドやアーティストがライブを行っている……けれど、数も種類も多すぎて、誰を見に行ったらいいのか分からない!!! だったらプロに聞きましょう!

 今月伺ったのは、青山のライブハウス「月見ル君想フ」。名前も覚えやすい、オシャレな街青山にぴったりのロマンチックなライブハウスだ。最も特徴的なのはこのステージにぽかんと浮かんだ巨大な満月。ライブの楽しみ方も他のライブハウスとはちょっと違う。そんな月見ル君想フ店長・タカハシさんレコメンド、この夏聴きたいおしゃれな音楽をチェックしよう。

ユルイのに、どこかメロウ。夏のドライブが楽しくなる、「TENDRE(テンダー)」

「ここ最近、グッと名声を得てきているTENDRE。ユニクロやHONDAなど、大きなメーカーのCMソングにも起用されていてまさに”今をときめく”おしゃれなサウンドが魅力です。 

 TENDERこと河原太朗は、ボーカルとしてだけでなく、奏者としても才能にあふれています。 ベース、サックス、ピアノ……ライブもその時々によっていろんな楽器を使いこなします。

 TENDREは河原太朗のソロなので、さまざまなサポートメンバーとのライブになります。つまり、ライブに行く度にその日だけのTENDREを聴くことができます。ライブで聴く生演奏って、その日その場でだけの音だと思うんです。彼もそういうマインドを持って、いろんな楽器やいろんなメンバーで自分の曲をその日だけのアレンジで演奏します。そういうその日だけの音が聴けるのが、やっぱりライブの魅力ですよね。やっぱり音楽は、目の前で鳴る音をそのまま聞くのが一番。体験に勝るものはないですよ」

 爽やかで耳に馴染むポップな楽曲は夏にぴったり。これからの時期ならホームパーティーやBBQなどで流してみるのもいいかもしれない。Suchmosのような雰囲気のあるおしゃれな横揺れ音楽が好きな人にオススメ。

 

茶目っ気たっぷりなピアノサウンドにウキウキする「Maia Hirasawa(マイア・ヒラサワ)」

「現在はスウェーデン在住で、日本では2011年にデビューしたマイア・ヒラサワ。ちょうどお子さんを出産されて一度活動を休止していましたが、最近また子育てが落ち着いて活動を再開しました。代表曲でもある『It’s doesnt stop』は花王のエッセンシャルのCMソングにもなっていたので、一度は聴いたことがある人が多いと思います。

 再活動を皮切りに、またじわじわと再沸騰してきています。キャッチーでかわいくって、それでいてファッショナブル。ライブでは会場の雰囲気作りも上手で、聴いている人を自然と元気にしちゃうような、そんなステキなオーラのある女性です」

 ピアノが入った遊び心のあるサウンドは、カラフルで可愛らしい。雨の日でも、ちょっと眠たい出勤前でも、柔らかく楽しげなサウンドは私たちに元気をくれる。YUKIや木村カエラのような、パワーのある曲が好きなら聴いてみて。

 

ネクスト東京事変?圧倒的な演奏力とPOPセンスに包まれる「CLCK/LCKS(クラックラックス)」

「イチオシのスーパーバンドです。バンドって奇跡的なバランスで存在していることがよくあると思うのですが、クラックラックスはまさにそんなイメージで、メンバーがそれぞれ個性的なアーティスト。各パートの主張も強いのですが、見事にバランスを保っているバンドなんです。

 そういう個性の強い、存在感のあるメンバーが集まって作ったバンドなので、とにかく作り込み方がすごい。椎名林檎や東京事変が好きな人にも刺さると思います。」

 ひねりのきいたサウンドに、すっと通る女性ボーカルが耳に残る。体ごと持っていかれそうなリズムと浮遊感で、散歩中に聴いたらどこまでも歩いていけそうだ。最近聴きたい音楽がない……そんな風に思っている人は一度聴いてみてほしい。

 

温かみのある音楽を聴きたいあなたへ「金佑龍(キムウリョン)」

「金佑龍は関西出身のシンガーソングライターです。 バンドを解散した後に、現在はソロとして活動しています。深みのあるボーカルに、ギター一本で奏でる柔らかな音色が特徴です。

 彼に関してはイヤホンで音源を聞くよりも、ライブで聞く方が絶対に楽しい。会場全員を巻き込むような、手拍子を載せたくなるようなライブパフォーマンスが彼の魅力です。 音楽を通して、お客さんと会話するのがとても上手なので自然と引き込まれます。お酒を片手に誰でも楽しめるはず」

 年代を選ばず愛される魅力があるキムウリョン。ハナレグミや秦基博のような、優しい音楽が好きな人におすすめ。

 

ライブハウスではなく、文化娯楽施設です。食事とお酒をメインに楽しめる!

 月見ル君想フでは食事とお酒を音楽と一緒に楽しもう、ということをモットーにしているそう。

 そもそもライブハウス内に席数がとても多く、「ライブは立って見るもの」という雰囲気もない。2階席は手すり付近がカウンター席になっており、座りながらライブを見れる。もちろん階下ではしっかり立ってライブを全身で楽しんでいる人もいるし、そういう遊び方を個人が選べるのが月見ル君想フのいいところだ。

※注・ セッティングは日によって変わります

 

 ライブハウスには珍しく、フードはがっつりと仕込みからこなしてメイン級の料理を提供している。カレーにタコライス、ルーロー飯にルーローまんなど……。しっかり食べたい人は座ってご飯物を、サクッと食べたければワンハンドで食べれるルーローまんがおすすめ。

お酒の種類の多さにも驚かされる。ドリンクの種類は期間限定のものなども含めて約60種、日本酒やクラフトビール、自家製の漬けフルーツを使ったカクテルも楽しめる。完全に音楽をバックに「お酒と食事を主役に」楽しむことも可能なのだ。

 珍しい台北産のビールなども提供。台北にも支店がある月見ル君想フでは、アジアを中心にグローバルな文化を大切にしている。そのため海外からの来日公演も多く、音楽好きならいつ行っても発見の多いイベントに巡り会える。

 日によっては演劇や、ダンス、映画の上映会などもやっている。職場が近いなら、有人と食事を楽しみに行ってみてはいかが? ステキな音楽との出会いも着いてくるおまけ付きです。

■月見ル君想フ
【URL】http://www.moonromantic.com
【Twitter】https://twitter.com/moonromantic

 

(取材と文・ミクニシオリ)

ここでしか見られないライブがある「J-WAVE INNOVATION WORLD FESTA 2019」

2019.09.22 Vol.722

 イノフェスの呼称で親しまれる、日本最大級のデジタル・クリエイティブフェス「J-WAVE INNOVATION WORLD FESTA 2019 supported by CHINTAI」。テクノロジーや音楽、エンタメ、アート、スタートアップがクロスオーバーするデジタル・クリエイティブのフェスティバルで、刺激的なコンテンツやプログラムが目白押しだ。

 当日は、イノベーターによるトークセッションや、VR、AR、MR、AI、IoTといった最先端テクノロジー体験、メディアアーティストによるパフォーマンスやインスタレーションなど、さまざまなコンテンツが繰り広げられる。

 音楽ライブでは、出演アーティストそれぞれがテクノロジーを駆使したこの日限りのスペシャルなライブパフォーマンスを披露する。EXILE SHOKICHIを筆頭に、パスピエ feat.Nu ink、キズナアイ、AKB48 feat. ☆Taku Takahashi、indigo la End feat. Lyric Speakerなど、出演者はジャンルレス。

 チケットには、レギュラーとプレミアムの2種。レギュラーは、プレミアム専用エリアを除くエリアにアクセスできる。

1曲ずつ聴くのは、とりあえず後【オススメCD 3選】

2019.09.18 Vol.722

【TSUTAYA】MONTHLY UPDATE― SEPTEMBER 2019 ―
話題の映画や気になる海外ドラマ、チェックしておきたかったあの音楽に、話題のコミックス――。
TSUTAYAのレンタルなら気軽にたっぷり楽しめます。さて今月のおすすめは……?

Mumford & Sons 世界的フォークロックバンド来日決定!

2019.09.14 Vol.722

 イギリスはロンドン発の人気フォーク・ロックバンド、Mumford & Sons(マムフォード・アンド・サンズ)の来日公演が決定した。バンドが来日するのは6年ぶり。今回は、昨年リリースされ、全米アルバムチャートで初登場1位を果たした最新アルバム『デルタ』を携えての来日。大阪と東京で1公演ずつ行われる。

 2007年に結成。2009年に発表したデビューアルバム『Sigh No More』がヒット。同アルバムやその後リリースされた作品も高く評価され、これまでに英ブリットアワード、米グラミー賞などたくさんの賞を受賞している。

 もともとライブを中心に活動し、ライブと楽曲の素晴らしさで人気が広まっていったバンド。ファンには改めていうまでもないが、間違いなく、この秋最も見ておくべきライブのひとつだ。

ダンスミュージックフェス「RAINBOW DISCO CLUB 2020」開催決定

2019.09.12 Vol.Web Original

 毎年春先に東伊豆で行われるダンスミュージックのフェスティバル「RAINBOW DISCO CLUB 2020」の開催が発表された。日程は4月17~19日までの3日間。会場は静岡県の稲取高原にある東伊豆クロスカントリーコース特設ステージ。

miles ファーストライブを東阪で開催!

2019.09.11 Vol.722

 シンガーソングライターのmilet(ミレイ)が初めてのライブ「milet first live“eye”」を開催する。放送中のドラマ『偽装不倫』(日本テレビ系)の主題歌『us』を担当し、彼女の歌声がより広く多くの人の元へ届いたことで、彼女の魅力にハマる人が続出。そんななかで行われるファーストライブだけに、こちらも注目を集めそうだ。

 miletの歌や曲は、思春期をカナダで過ごしたこともあってか、グローバルな存在感を放ち、既存のJ-POPの枠を軽々と飛び越えていく印象。ハスキーかつ重厚感のある歌声もまた、聴く人の心をとらえて離さない。この夏は夏フェスで注目も集め、さらなるブレークが期待できそう。記念すべきファーストライブは見ておくべき。大阪でも公演がある。16日までオフィシャル先行受付を実施中!

豊かなサウンドに他のことが手につかなくなる【オススメCD 4選】

2019.09.11 Vol.722

「馬と鹿」米津玄師

 米津玄師の最新シングル。タイトルトラックは現在放送中の日曜劇場『ノーサイド・ゲーム』の主題歌として書き下ろした楽曲。ドラマティックな楽曲の構成やアレンジメント、重厚だが手を伸ばした範囲にあって共感を覚えやすい歌詞世界が、聴いたその瞬間から真正面から迫ってきて、エネルギーや熱が感じられる。アニメ映画『海獣の子供』の主題歌「海の幽霊」、新曲「でしょましょ」を収録している。3曲とも聴くことに集中せずにはいられない楽曲。本作は、ノーサイド盤、映像盤、通常盤でリリース。映像盤のDVDにはツアーの映像のほか、「海の幽霊」のミュージックビデオを収録している。米津玄師を堪能できるシングル。

[ROCK ALBUM]ソニーミュージック 9月11日(水)発売 映像盤1500円(税別)

障害に「言い訳なし、限界なし!」超ダイバーシティ芸術祭が渋谷で開幕

2019.09.11 Vol.Web original

 障害、性別、言語、国籍などを超えたパフォーミングアーツの祭典「True Colors Festival −超ダイバーシティ芸術祭−」が10日開幕し、オープニングイベント「True Colors DANCE −No Limits−」が東京・渋谷で行われた。障害者8人組による国際ダンスグループ「イルアビリティーズ」も登場し、会場を盛り上げた。

「True Colors Festival −超ダイバーシティ芸術祭−」は、あらゆる多様性が溢れ、人々が支え合う社会の実現を目指して2019年9月〜2020年7月まで開催されるプロジェクト。約1年を通して、ダンス、ミュージック、演劇、ファッションショーなど多彩なパフォーマンスを披露する。第一弾となる「True Colors DANCE −No Limits−」では、カナダを拠点に世界各地で公演を行う障害者8人組ブレイブダンスグループ「イルアビリティーズ」が来日し、日本のトップダンサーとのダンスバトルが行われた。

Copyrighted Image