「縦横無尽」宮本浩次
宮本浩次は圧倒的な存在感と沁みてくる歌詞と楽曲で、長きにわたって、聞く人の心を揺さぶり続けている。バンド、そして近年はソロと形は変われど、彼が発する音楽のパワーや影響力は揺るぎない。最新アルバムとなる本作は「宮本のすべてが注ぎ込まれている」。先行配信された「この道の先で」を始め、「passion」「sha・la・la・la」「shining」、「春なのに」のカバー、Mr.Childrenの櫻井和寿と組んだ「東京協奏曲」など全13曲を収録。
宮本浩次は圧倒的な存在感と沁みてくる歌詞と楽曲で、長きにわたって、聞く人の心を揺さぶり続けている。バンド、そして近年はソロと形は変われど、彼が発する音楽のパワーや影響力は揺るぎない。最新アルバムとなる本作は「宮本のすべてが注ぎ込まれている」。先行配信された「この道の先で」を始め、「passion」「sha・la・la・la」「shining」、「春なのに」のカバー、Mr.Childrenの櫻井和寿と組んだ「東京協奏曲」など全13曲を収録。
侍ギタリストとして国内外からリスペクトを集めるMIYAVIの最新作。通算13枚目となるオリジナル・フルアルバムで、プロデューサーに盟友のLenard SkolnikとJeff Miyaharaを迎えて制作。ECCとの「世界人になろう」プロジェクトテーマ曲「Are You With Me?」などのオリジナル楽曲に加え、ニルヴァーナの「Smells Like Teen Spirit」やアメリカンロックバンドP.O.D.の「Youth of the Nation」のカバー楽曲など全11曲を収録。参加アーティストも豪華で、ニュージーランドのシンガーソングライターKimbra(キンブラ)、韓国出身の男性歌手Kang Daniel(カン・ダニエル)を迎えている。
フジロックフェスティバルが20〜22日まで新潟・苗場スキー場で行われる。コロナ禍での開催となる今年は、参加者、出演者、スタッフ、フジロックに関わるすべての人たちの安全を確保するため「開催における新型コロナウイルス感染拡大防止対策ガイドライン」に沿って、徹底した対策を講じ開催する。
出演ラインアップは国内で活動しているバンドやアーティストのみ。ヘッドライナーは、初日がRADWIMPS、中日がKing Gnu、最終日は昨年も出演予定だった電気グルーヴ。そのほかにも、yonige、MISIA、秦基博ら注目のアーティストの出演が決まっている。チェックしたいのはEXILE MAKIDAIらのPKCZ。21日に、「Day Dreaming」に登場する。
会場までの行き帰りも含めて、大好きなミュージシャンの生演奏や生の音楽そのものをこれからもずっと楽しむためにも特別なフジロックを満喫したい。
ファンタジックなのにリアルな作品の数々で多くの人を魅了し続けている4人組ロックバンド、SEKAI NO OW
ARIの最新アルバム。タイトルが示すように香りをコンセプトに制作。「silent」「umbrella」「Dropout」といったシングル曲を始め、「周波数」のような主題歌やCMソングとして耳なじみのある楽曲に加えて、『めざまし8』のテーマソング「バードマン」など全12曲を収録した。聴けば今いる場所とは違う景色が広がる場所へと誘ってくれるのが音楽だが、“セカオワ”のそのレベルは別の領域。本作でもそれがさく裂している。「旅行できないならセカオワで」とPRしたくなる。
米津玄師の最新シングルはドラマ『リコカツ』の主題歌として親しまれている『Pale Blue』。多くの人に愛され続ける楽曲を世に送り出し続けている米津だが、本作もその例にもれず、5月31日に配信開始されるなりオリコンランキングでは初登場1位をマークした。ラブソングを作りたいという気持ちが盛り上がっているタイミングでこのドラマの話があり、「ラブソングを作ってやるぞ!」と作り始めたこの曲は、愛とは何かと苦悩しながらも切なく美しく、心が動く楽曲に完成した。アートワークは米津自身が手がけている。
Crystal Kayが4日、六本木のビルボードライブ東京でミニライブを行った。オーディオブランド「JBL」のアンバサダー就任と自身初のカバーアルバム『I SING』の発売を記念したプレスイベントで、自身の代表曲の1曲である『恋におちたら』やアルバム収録曲の全5曲を披露した。
自分のライブはクリスマスライブぶりだといい「みんなに会えてよかった!」とハイテンション。マーメイドラインのドレスの裾を揺らしながら、ピアノとギターと自身のボーカルのミニマムな構成でのパフォーマンス。最新アルバムからは、『ただ…逢いたくて』(EXILE)、『天体観測』(BUMP OF CHICKEN)、『サウダージ』(ポルノグラフィティ)、そして『I LOVE』(Official髭男dism)を歌った。
イベントのなかではアルバムについてトーク。アコースティックライブのカバーコーナーがきっかけとなっているといい、「カバーアルバムっていつも出すものではないし、スペシャルなタイミングで出したいと思っていて。今年デビュー22年目。今のタイミングだったらいいんじゃないかなと思った」。
選曲が大変だったそう。SNSで「何が聞きたいか」と集めたり、レコード会社や所属事務所でもリサーチして300曲ぐらいを集め、そのなかから100曲近くを選んで、ピアノでワンコーラスだけ歌い、さらに厳選してアルバムには13曲を収録。なかにはアコースティックライブで歌って作品にしたいと思っていた曲もあるそう。「そうしたら、素敵なおじさまたちの曲が多かった」と笑った。
WurtSは、作詞作曲、アレンジ、アートワークや映像まで、楽曲まわりの一切合切をセルフプロデュースするソロアーティスト。TikTokで楽曲を発表しては注目を集めている彼がリリースする最新のデジタルEP。5月5日に先行配信がスタートした「分かってないよ」はエモーショナルなロックチューン。多くの人が自身の経験を重ねられるリリック、キャッチーなメロディーライン、心を揺さぶるギターサウンドを聞けば、TikTokで爆発的な広がりを見せたことにも納得。タイトルトラックの「魔法のスープ」はダークポップ、「解夏」はWurtSらしいサマーチューンとのこと。
日本のブロードウェイとも呼ばれる日比谷ならではのイベント。当初の予定では、日比谷公園、日比谷仲通りなどオープンエアのステージができ、無料でミュージカル、日本舞踊、オペラ、ダンスなどのパフォーマンスステージを楽しめるイベントの予定だったが、緊急事態宣言を受けて、オンラインライブ配信で開催されている。東京ミッドタウン日比谷の日比谷ステップ広場で展開される予定だった舞台芸術・伝統芸能のショーケース「ステップショー」(〜5月9日まで)を中心のプログラムとなっている。YouTubeのHibiya Festival 2021公式サイトで視聴できる。
ヒップホップグループのCreepy Nutsが24日、千代田区の日比谷野外音楽堂で「Creepy Nutsのオールナイトニッポン0 presents 日本語ラップ紹介ライブin日比谷野音」を開催、自身のルーツであるというRHYMESTER、般若、LibeRty Doggsというベテランから新世代までのヒップホップアクトが揃い、オリジナリティあふれるライブパフォーマンスでオーディエンスを圧倒するとともに、ユニークかつヒヤッとさせるやり取りで楽しませた。
パーソナリティを務めるラジオ番組『Creepy Nutsのオールナイトニッポン0』のイベント。番組で、R-指定が日本語ラップの楽曲を分かりやすく紹介しているが、ラジオで音源をかける代わりに、このイベントでは本人が登場して聴かせ魅せる。DJ 松永は「もともと日本ラップヘッズだった俺らにしたら夢みたいな企画。学生時代は好きなHIPHOPの曲があると友達に無理やり聞かせたりしたじゃん。そのご本人登場版!」
「蝶々結び」などで知られるアーティスト、Aimer(エメ)が、約2年ぶりにオリジナルフルアルバムをリリース。通算6枚目となる本作には、ドラマ『あなたの番です』の主題歌の「STAND-ALONE」をはじめ、劇場版『Fate/stay night[HF]』最終章主題歌「春はゆく」など全14曲を収録。中には「春をゆく」を楽曲提供した梶浦由記による新曲「wonderland」も収めた。ミュージックビデオやライブ映像を収めたBlu-rayとコンパイルした初回生産限定盤もある。彼女の歌声を待ちわびていた人に。
[J-POP ALBUM]ソニー 4月14日(水)発売 【初回生産限定盤A】5280円【初回生産限定盤B】3960円【通常盤】3300円 ※すべて税込
数えきれないほどのヒットソングを生み出し、昨年亡くなった、コンポーザーの筒美京平さんをトリビュートするコンサートが開催される。2日間にわたって行われるもので、筒美京平作品を歌い届けてきたアーティストと実力派ミュージシャンが集う。
演奏するのは筒美さんが手がけた作品のみ。『セクシー・バス・ストップ』『セクシャルバイオレットNo.1』『センチメンタル・ジャーニー』『抱きしめてTONIGHT』『夏色のナンシー』『人魚』『また逢う日まで』『魅せられて』『木綿のハンカチーフ』『Romanticが止まらない』『Oneway Generation』など、時代を追いつつ、日本のポップスが変化していく様子が感じられる内容。出演ラインアップは、麻丘めぐみ、浅田美代子、伊東ゆかり、太田裕美、ジュディ・オング、平山みき、C-C-B、早見優、松本伊代らと、メンバーだけみても多種多様だ。演奏は、 船山基紀とザ・ヒット・ソング・メーカーズが担当する。出演と演奏曲は開催日ごとに異なる。
筒美京平作品をたどることは、日本のポップスや歌謡曲の歴史をたどることでもある。今もっとも見ておきたいコンサートのひとつだ。