SearchSearch

太宰治作品をモチーフにした演劇公演第15回 日本のラジオ『カケコミウッタエ』

2019.05.24 Vol.718

 三鷹市芸術文化センターの「MITAKA “Next” Selection」に並ぶ名物企画である「太宰治作品をモチーフにした演劇公演」。今回は「日本のラジオ」が太宰の『駈込み訴え』をモチーフとした作品を上演する。

「日本のラジオ」は作・演出の屋代秀樹の描く猟奇事件やオカルトをモチーフとした会話劇に定評があり、その鋭いセリフとオリジナリティー、そして緊張感のある演出で今、注目を集める劇団だ。

 原作は昭和15年に発表された、全編にわたり一人称独白体で書かれた短編小説。ユダを主人公とした視点となっており、イエス・キリストへの愛憎が渦巻き、激しく揺れるユダの心情をよどみない筆致で描いた傑作。

 今回は舞台を現代に置き換え、群像劇に仕立て上げる。物語では代表の死をきっかけに結束を深めるある団体の中で、その状況に納得のいかない主人公の鬱々とした心情や周囲の人々との人間模様が描かれる。物語を通して「宗教」や「組織」にまつわる問題も浮かび上がってくるという。

「六本木アートナイト2019」今年のメインプログラム・アーティストに韓国のチェ・ジョンファ氏

2019.05.23 Vol.web original



「六本木アートナイト2019」メインプログラムのプレスプレビューが23日、六本木ヒルズ アリーナにて行われ、今年のメインプログラム・アーティストを務める韓国の代表的アーティスト、チェ・ジョンファ氏と六本木アートナイト実行委員長の南條史生氏が、今年の開催に向け意気込みを語った。六本木アートナイトのメインプログラム・アーティストを海外作家が担当するのはこれが初となる。

【明日何を観る?】『空母いぶき』『神と共に 第一章 罪と罰』

2019.05.23 Vol.718

『空母いぶき』

 世界が再び「空母の時代」へと突入した20XX年。日本の最南端沖で起こった国籍不明の軍事勢力による突然の襲撃。日本領土の島が占領され、未曾有の緊張が走る中、政府は自衛隊初の航空機搭載型護衛艦「いぶき」を中心とする護衛隊群を現場に向かわせる。

監督:若松節朗 出演:西島秀俊、佐々木蔵之介、本田翼他/2時間14分/キノフィルムズ配給/5月24日(金)より全国公開  https://kuboibuki.jp/

「何か」が起こり、新しい時代が始まる—。 一歩を踏み出す者のために道は開かれる!【TSUTAYA MONTHLY UPDATE】

2019.05.23 Vol.718

 話題の映画や気になる海外ドラマ、チェックしておきたかったあの音楽に、話題のコミックス――。
TSUTAYAのレンタルなら気軽にたっぷり楽しめます。さて今月のおすすめは……?

令和のスタートを熱い心で迎えるなら… 魂を揺さぶる、圧巻のエンターテインメントに浸るべし!【TSUTAYA MONTHLY UPDATE】

2019.05.22 Vol.718

 話題の映画や気になる海外ドラマ、チェックしておきたかったあの音楽に、話題のコミックス――。
TSUTAYAのレンタルなら気軽にたっぷり楽しめます。さて今月のおすすめは……?

【おススメ落語会】2019年5月26日〜

2019.05.21 Vol.718

『芸協らくごまつり』
【日時】5月26日(日)10〜16時【会場】芸能花伝舎 ※旧淀橋第三小学校(西新宿)【料金】入場無料(一部有料) ※有料落語会のチケットはすべて当日売り【有料落語会出演者】笑福亭鶴光、神田松鯉、古今亭寿輔、春風亭昇太、三遊亭小遊三、ナイツ、桂文治他【内容】無料イベント:寄席体験教室、桃太郎の人生相談、花伝亭落語会、落研大集合、楽屋都市伝説、芸人屋台、うたまるしょうてん、サインラリー他【問い合わせ】落語芸術協会(03-5909-3081)

『神田松之丞 独演会』
【出演】神田松之丞【日時】5月29日(水)14時〜、19時〜【会場】東村山市立中央公民館ホール(東村山市)【料金】3500円【問い合わせ】所沢労音(04-2968-5239)

『末広余一会〈昼の部〉五代目 円楽一門会』
【出演】三遊亭鳳楽、三遊亭王楽、三遊亭円楽 他【日時】5月31日(金)13時〜 ※昼夜入れ替え制【会場】末広亭(新宿三丁目)【料金】当日一般3500円【問い合わせ】末広亭(03-3351-2974)

『末広余一会〈夜の部〉喬太郎・文蔵二人会』
【出演】柳家喬太郎、橘屋文蔵 他【日時】5月31日(金)17時〜 ※昼夜入れ替え制【会場】末広亭(新宿三丁目)【料金】当日一般3500円【問い合わせ】末広亭(03-3351-2974)

※発行日までに完売になってしまう会もありますのでご了承ください。

もがいた男の生きざまを描く LiveUpCapsules『軽佻浮薄な謀反を起こせ』

2019.05.20 Vol.718

 LiveUpCapsules は2002年の旗揚げ以来、全公演で多面舞台(多面客席)の舞台作りを継続して行っている。これは舞台と客席との垣根を取り払い、同じ空間にいる意識を共有することで観客の心を動かし、物語をうねらせ、劇場全体を巻き込んだ異空間を作り出すことを目的としたもの。

 確かに通常の劇場の作り、いわゆる舞台がありその正面に客席があるといった環境での観劇に慣れている者にとっては多面舞台の公演は劇場に入った段階から緊張感とワクワク感が増幅。そこからすでに作品に取り込まれてしまっている人も多いのでは。

 作・演出を務める村田裕子は2010年からは日本の歴史を題材にし、今の日本に通じる問題を抉り出すような作品を作り続けている。彼女が今回選んだのは「映画」。

 敗戦の傷跡が癒えぬ日本で小津安二郎、溝口健二、黒澤明、木下恵介といった巨匠たちが腕を競う中で、自らを「日本軽佻派」と称し不治の病を抱えながら映画を撮っていた男がいた。戦後の日本の映画界に実在した映画監督とその代表作の撮影時の実話をもとに、生きることにも、その表現にももがいた男の生きざまを描く。

写真が伝える“見えざる”ものを見る。写大ギャラリー・コレクション展 「うつくしきゼラチン・シルバー・プリントの世界」

2019.05.20 Vol.718

 発明以来、美術と複雑に絡み合い、科学技術とも深く関係しながら発展してきた「写真」。現在では、身近なコミュニケーションのツールであることはもちろん、アートの重要な表現手段の一つとなり、その表現の場や方法はさらに多様化。技術面から見ても、かつては銀塩だけでなく、プラチナ、鉄塩、顔料、染料など、さまざまな材料を用いて制作されてきたものが、デジタル技術が発達した今日では、インクジェット・プリントが主流になっている。技術の進歩によりさまざまな人が気軽に写真を楽しむことができるようになった反面、フィルムや印画紙といった材料の供給が狭まりつつあることも確か。

 本展では、写大ギャラリー・コレクションの中から、銀塩フィルムで撮影され写真用の印画紙に焼き付けられた写真=ゼラチン・シルバー・プリントの魅力を最大限に感じられる作品の数々を展示。他の技法では味わうことができない表面の質感やグラデーションの深みといったゼラチン・シルバー・プリントならではの魅力を、国内外の有名写真家の優れた作品を通して感じてみては。

BABYMETAL 新体制で行われる日本公演を見逃すな!

2019.05.19 Vol.718

 世界で活躍するメタルダンスユニットBABYMETAL。先日、新体制となって初めてとなるニューアルバムを2019年内にワールドワイドでリリースすることを発表。アルバムのリリースと同時に、待望の日本公演の開催もアナウンスされ彼女たちの一挙手一投足に注目が集まっている。アルバムリリースに先駆けて行われる日本公演は、新たなスタートを切るBABYMETALのこれからを、ステージを通して示してくれるものになるはずで、本ライブが発表されてからというもの日を追うごとに熱い視線を集めている。

 日本公演は関東東海の2都市4公演で行われる。関東での公演はタイトルを「BABYMETAL AWAKENS -THE SUN ALSO RISES -」として、横浜アリーナで2デイズで行われる。どんなライブが繰り広げられるのか、期待が高まる。

 ローチケではプレイガイド最速先行を実施。一般発売まで、プレリクエスト2次抽選先行も行われる。

エルアンコール会員抽選先行:5/21(火)18:00〜5/27日(月)23:59
プレリクエスト抽選先行:5/21(火)18:00〜5/27日(月)23:59

【日程】
6月28日 (金)17時30分開場/19時開演 横浜アリーナ
6月29日 (土)15時開場/16時30分開演 横浜アリーナ
【料金】MOSH’SH PIT(アリーナスタンディング)9,720円、MOSH’SH SEAT(スタンド指定席)9,720円
【備考】MOSH’SH PITは小学生以下入場不可、MOSH’SH SEATは3歳以下入場不可(4歳以上チケット必要)
【チケットの購入及びお問い合わせ】http://l-tike.com/babymetal/

ポルノグラフィティ メジャー20周年記念で東京ドーム2デイズ

2019.05.18 Vol.718

 ポルノグラフィティが、2019年、メジャーデビュー20周年のアニバーサリーイヤーを迎えている。その満20年となる9月8日とその前日の7日に20周年の集大成となる東京ドームライブを行う。ポルノグラフィティが東京ドームでライブを行うのは実に10年ぶりになる。

 ポルノグラフィティは、ライブハウスでの活動を精力的に行いながら、1999年にシングル『アポロ』でセンセーショナルなデビューを飾った。『ミュージックアワー』、ミリオンセラーとなった『サウダージ』や『アゲハ蝶』など、世に送り出した数々のヒット曲はアッパーでありながらも、どこか郷愁を誘うメロディーがあり、多くの人に愛されている。また、ライブの楽しさも彼らの人気の理由。参加した人すべてを楽しませるエンターテインメント性と音楽の味わいを兼ね備えたライブで多くの人を喜ばせてきた。ライブと作品の数を重ねながら、彼らは目まぐるしいJ-POPシーンのなかで不動の地位を築き、今もなお時を超えて愛され続けている。

 メジャーデビュー20周年を祝うアニバーサリーライブのタイトルは「NIPPON ロマンスポルノ’19〜神vs神〜」。このタイトルはポルノグラフィティのサービス精神旺盛なところを、最大限に発揮するライブになることを示している。セットリストは日替わり。全部とは言わないまでも、「だいぶ変えて、どちらの(公演の)セットも神セトリといってもらえるように」という、力強い宣言のようだ。このライブの開催を発表したとき、ギターの新藤晴一は「俺たちのヒット曲は全部やる」と言い切っているだけに、ポルノグラフィティが世に送り出し、J-POPの歴史に刻んできた楽曲をたっぷり堪能できるものになりそうだ。

 ポルノグラフィティが歩んできた20年、ポルノグラフィティと前に向かってきた20年、そして時代を彩ってきたポルノグラフィティの楽曲を思い切り味わおう!

プレリクエスト抽選先行:5/20(月)13:30〜5/27(月)23:59
【日程】
9月7日 (土)14時30分開場/16時30分開演 東京ドーム
9月8日 (日)14時30分開場/16時30分開演 東京ドーム
【料金】1日券8,640円、2日通し券16,000円 【備考】4歳以上有料、3歳以下入場不可。都合により興行内容の一部を変更する場合あり。一般発売は7月27日(土)10時〜。
【チケットの購入及びお問い合わせ】http://l-tike.com/pornograffitti/

1人の男の新たな出発『が〜まるちょば 公演 MINE CRAZY』

2019.05.17 Vol.718

 黄色いモヒカンのHIRO-PON1人となった新生が〜まるちょばが始動する。

 新体制で初めての公演となるソロ公演『が〜まるちょば 公演 MINE CRAZY』は、「コメディー満載で、少しダークでちょっぴり怖い??」らしい。約20年にわたり2人の掛け合いで展開してきた、が〜まるならではの舞台が、どう変化するのか。楽しみでならない人は少なくないようで、各公演ともチケットは残りわずかとなっているという。

 本公演の後には、大阪で、が〜まるちょばMC『NO BORDER』(7月7日〜9月16日)が控えている。

Copyrighted Image