シンガポール出身の写真家アンディ・チャオ氏が、米雑誌「PLAYBOY」で日本人初の表紙モデルを務めたグラビアアイドルの渡辺万美をモデルに起用した写真展「SIREN(セイレーン)」が、6月15日より渋谷区代官山町のアートギャラリー「DRELLA」にて開催される。
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【DVD & Blu-ray】家で見ても大迫力の世界観!『ゴジラ-1.0』『アクアマン/失われた王国』
『ゴジラ-1.0』
第47回日本アカデミー賞で最多12部門で優秀賞を受賞。さらには日本映画として初の快挙となるアメリカの第96回アカデミー賞で視覚効果賞に輝いた超話題作。「ALWAYS 三丁目の夕日」シリーズをはじめ数々の話題作を生み出してきたヒットメーカー山崎貴が監督・脚本・VFXを手がけた、「ゴジラ」生誕70周年記念作品。
戦後の焼け野原に突如、現れた「ゴジラ」の脅威に生きて抗う術を探ろうとする人々の戦いを描く。主演を神木隆之介、ヒロイン役を浜辺美波が務めるほか、山田裕貴、青木崇高、吉岡秀隆、安藤サクラ、佐々木蔵之介ら実力派キャストが集結。
従来のブルーレイディスクには収録できない4K/HDR(ハイダイナミックレンジ)の映像で収録された豪華版の4K Ultra HD Blu-rayや、劇場公開でも絶賛されたモノクロ版『ゴジラ-1.0/C』など、いろいろなバージョンで“視覚効果”と世界観を楽しんでみるのもおすすめ。
【明日何を観る?】『マッドマックス:フュリオサ』
1979年、監督ジョージ・ミラーと主演メル・ギブソンのタッグで、暴走族による凶悪事件が多発する荒廃した近未来を描き、カルト的人気を誇った『マッドマックス』シリーズ。『マッドマックス/サンダードーム』(1985)から30年ぶりに制作された『マッドマックス 怒りのデス・ロード』(2015)は世界的に大ヒット、第88回アカデミー賞で最多の6部門受賞という快挙を達成。そのシリーズ最新作となる本作では、前作でシャーリーズ・セロンが演じた戦士フュリオサの怒りの“原点”を描く。フュリオサ役には、ハリウッドの最旬俳優アニャ・テイラー=ジョイ。対するディメンタスには『マイティ・ソー』シリーズでおなじみのクリス・ヘムズワース。
劇団桟敷童子『阿呆ノ記』が6月4日から上演開始。生贄や人身御供といった風習や伝説が蘇る村の人々を中心とした群像劇
桟敷童子は1999年に結成された劇団で、作品の主だったものは演出を務める東憲司が幼少期に過ごした福岡の炭鉱の町・筑豊や霊場巡りで知られる篠栗での原風景をもとに、困難に立ち向かう人々の壮絶な生きざまを描いた骨太で猥雑な群像劇。
旗揚げ公演は辰巳倉庫内特設劇場。以降、いわゆる演劇を上演するための「劇場」ではなく、倉庫、廃映画館、野外といった、本来、演劇とは縁遠い場所での上演を続けてきた。
それは彼らが「追い求める風景」、つまりは東の作品の世界観を実現させるためで、劇団員たちは1週間から半月ほどの時間を費やし、総出で大掛かりな舞台を作り上げる。劇団が成長し、ザ・スズナリ、吉祥寺シアターといった通常の劇場で公演を行った際には劇場でありながら野外公演かと思わせるほどのリアリティーと迫力のあるセットを作り上げ、観客に「ここがスズナリか?」と思わせるほど。大掛かりな演出も変わらずで、とことん自分たちの色を貫き通す。
そして公演当日はスタッフだけではなく、役者たちも衣装のまま観客たちを迎え、終演後にはそのまま外に出て観客たちを見送る。観客側からすると開演時間からではなく、開場時間から作品が始まっているかのような錯覚にとらわれ、会場に入った瞬間から強引に物語に引きずり込まれていく。
今回は昭和初期の辺境の村が舞台。生贄や人身御供といった概念が否定された時代に、その風習や伝説が蘇る村の人々を中心とした群像劇が展開される。
劇団ONEOR8新作公演『かれこれ、これから』5月31日から上演開始。シェアハウスを舞台とした恋愛にまつわる悲喜こもごも
劇団ONEOR8は舞台芸術学院出身者で1998年に結成され、今年で26年目となる。
作・演出を務める田村孝裕が主に描く世界はありふれた日常的空間。物語はそこで暮らす市井の人々のなんてことのない日常が淡々と進む。特別な大事件が起こるわけではないが、そこにはしっかりとしたドラマがあり、ONEOR8の作品を見ていると実は“つまらない人生”なんてものはないんじゃないかと思わされる。
今回は約1年半ぶりの新作公演。作品の舞台はとあるシェアハウスで、ここに住む10数名の男女が織りなす必然的に生まれた恋愛にまつわる悲喜こもごもが描かれる。
今公演のコンセプトは「若い男女がたくさん登場する」というもの。そのため、座長を務める恩田隆一はこの1年半、若い俳優を探すため多くの舞台を観劇し、実際に会って話をしたりという時間を過ごしてきたという。
その結果、今回は10人の若い俳優たちが出演。さらに過去に出演経験のある保倉大朔、異儀田夏葉に富川一人といった小劇場界の実力派の中堅俳優3人を加え、旗揚げ以来最大人数となる16人での舞台となる。
また1・2日14時、3日13時の回は終演後にアフタートークが行われる。
【明日何を観る?】『からかい上手の高木さん』
永野芽郁と高橋文哉の初共演で山本崇一朗による同名人気コミックを実写映画化化。監督は『愛がなんだ』『ちひろさん』の今泉力哉。隣の席になった女の子・高木さんに何かとからかわれる男の子・西片。どうにか高木さんにからかい返そうと策を練るもいつも見透かされてしまい失敗。そんな2人のからかいをめぐる日常を描き、シリーズ累計1200万部突破の大人気コミックを原作に、10年の月日を経て再会した2人を描く。
「クレイジージャーニー」丸山ゴンザレスが綴る “タバコの煙のあった風景”『タバコの煙、旅の記憶』
今すぐ読みたい話題の本
昨今の状況では信じられないことだが、かつてどこでもタバコが吸えた時代があった。そんな時代、愛煙家の旅の思い出はタバコの煙と共にあった。
危険地帯や裏社会の取材を得意とし、紀行バラエティー番組「クレイジージャーニー」で知られるジャーナリストで編集者の丸山ゴンザレスが、タバコとベイプのポータルサイト「ケムール」の連載「煙のあった風景」に加筆修正し、書き下ろしを加えた一冊が本書だ。
フィリピンの銃密造村で、バンコクの日本人宿で、ニューヨーク最安の宿で……。著者が体験した旅のエピソードを拾い集め “もう二度と会うことのない人たちや今では存在しない場所も含めてタバコの煙のあった風景” を描写。タバコを吸う人も吸わない人もなぜか郷愁を誘われる。
ドラマ放映開始から38年『帰ってきた あぶない刑事』
「あぶないマネするからデカなんだよ」。ドラマ放映開始から38年、今も愛され続ける伝説の刑事ドラマ『あふ刑事(デカ)』。日本一“Dandy”な刑事タカと、日本一“Sexy”な刑事ユージによる最強バディのインパクトが、それまでハードボイルドタッチの作品が多かった刑事ドラマの常識を打ち破り、瞬く間に大ヒット。しゃれっ気たっぷりに事件を解決していく2人の軽妙なやり取りをはじめ、サングラスやスーツなどのファッション、さらにはスタント・CG無しのド派手なアクションが人気を博し、社会現象ともなった。
昭和・平成・令和と3つの時代を超えて帰ってきた本作では、前作『さらば あぶない刑事』(2016)で刑事を定年退職しニュージーランドで探偵事務所を開設していたタカとユージが8年ぶりに帰国。2人のどちらかの“娘”という依頼人が現れたことを機に、かつてない危機に立ち向かう。
鷹山敏樹役の舘ひろし、大下勇次役の柴田恭兵、真山薫役の浅野温子、町田透役の仲村トオルというレギュラー4人に加え、土屋太鳳、岸谷五朗、吉瀬美智子ら豪華キャストが集結。
星空も、オーロラも…天空のアート「KAGAYA 星空の世界 天空の贈り物」
星空写真家、プラネタリウム映像クリエイターのKAGAYAによる写真展。天空と地球が織りなす壮大な奇跡を、デジタルアートやプラネタリウム番組、あるいは写真など、さまざまなアプローチを通して表現し、世界中の人々を魅了するKAGAYA。2006年に発表したプラネタリウム番組「銀河鉄道の夜」は国内外で観客動員数100万人を超える大ヒットとなっている。
【明日何を観る?】『ミッシング』
俳優・石原さとみが「母となった今だからこそ、この役と向き合えた」と語り、これまでのイメージを一新させる新境地に体当たりで挑んだ話題作。
失踪した娘を懸命に探し続けるが、夫婦間の温度差や、マスコミの報道、SNSでの誹謗中傷により、いつしか「心」を失くしていく母親・沙織里を全身全霊で熱演。さらに、沙織里たち家族の取材を続けるテレビ局の記者・砂田に中村倫也、沙織里の夫・豊に青木崇高、娘の最後の目撃者となった沙織里の弟・圭吾に森優作、ほか豪華実力派キャスト陣が集結。監督は『ヒメアノ〜ル』『空白』の“人間描写の鬼”𠮷田恵輔。
PSYCHIC FEVERがシンガポールで初パフォーマンス! 熱量たっぷりのライブに観客ヒートアップ
EXILE TRIBEのPSYCHIC FEVERが5月10日、シンガポールで開催された世界三大音楽見本市『MUSIC MATTERS LIVE 2024』(8〜11日)に初出演し、熱くもスタイリッシュなパフォーマンスで盛り上げた。
PSYCHIC FEVERは、オーディエンスが待ちわびる中、登場。まずは重たいビートとその中に響くメンバーのラップ、クリアに伸びる歌声が印象的な「Up and Down」を披露した。曲中でメンバーが「Make some noise!」と会場を煽ると、観客もそれに反応し、大きな歓声が沸き上がっていく。特にサビでは、リズムに合わせてジャンプをしながら楽曲を楽しんでいるファンの姿も多数見られ、1曲目から大盛り上がりとなった。
続いて、国内外にPSYCHIC FEVERの存在を知らしめた「Just Like Dat feat. JP THE WAVY」を披露。SNSや音楽チャートで各国の音楽ファンから注目を集めた楽曲ということもあり、パフォーマンスでは、サビを中心に観客の大合唱が響く場面も。メンバーの歌に合わせたかけ声も自然発生的に沸き起こった。