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東京で日本のスタートアップが世界とつながる 宮坂副知事も期待「世界の“結節点”に」最大6億の事業支援も

2024.05.17 Vol.web original

 国内外のスタートアップ関係者が集まるイベント「TIB Global Expansion toward 2025」が17日、東京都のスタートアップ支援施設「Tokyo Innovation Base (TIB)」(有楽町)にて行われ、宮坂学副知事が登壇。グローバルを念頭に置いた東京都のスタートアップ戦略をアピールした。

 15日にグランドオープンした、東京都による最大級のスタートアップ支援施設「Tokyo Innovation Base(略:TIB)」では、東京からイノベーションを巻き起こすことを目指し、業種や分野に依らずスタートアップを対象に幅広い支援を実施。プレオープン期間からスタートアップ関連イベントを実施しており、この日に行われた「TIB Global Day 2024」には、海外のスタートアップ関係者も多数参加。台湾の公的スタートアップ支援機関代表者やタイのイノベーション庁長官、世界的アクセラレーター・VCなども登壇し、東京のスタートアップ戦略に大きな期待と関心を寄せた。

 東京都の宮坂副知事も、国内外の学生を対象としたアントレプレナーシッププロジェクトや、さまざまなアクセラレーターを迎えるユニコーン発掘プロジェクトなど目玉プロジェクトを紹介しながら「東京が世界のスタートアップの“ノード(結節点)”となれば」と期待。また今後、東京都では「東京の成長にとって重要な領域の中から6つのプロジェクトを採択し、東京都から3年間で最大6億円の支援を行います。6月上旬から事業の公募を開始します」と発表した。

3階のサロンフロアには卓球台も!

東京はシリコンバレーになれるのか?5月本格オープンの大規模スタートアップ支援拠点TIBが目指すもの

2024.05.16 Vol.web original

 東京都のスタートアップ支援拠点「Tokyo Innovation Base(略:TIB)」が5月15日にグランドオープン。JR有楽町駅京橋口から徒歩1分という立地で約5500平方メートルもの広大な空間に展開される、まさに日本最大級のスタートアップ支援拠点となる。東京都がTIBを通して実現を目指すイノベーションビジョン「10×10×10」とは。そしてなぜ今、東京に、この規模の支援拠点が必要なのか。東京都の担当者に話を聞いた。

(話:東京都 スタートアップ・国際金融都市戦略室 イノベーション推進部 ノノベーション戦略担当課長・西川知伸さん)

マーティン・スコセッシや堺雅人出演作も! 企業広告映像の祭典『BRANDED SHORTS 2024』審査員決定

2024.05.16 Vol.web original

 

 国際短編映画祭『ショートショート フィルムフェスティバル & アジア(略称:SSFF & ASIA)2024』(6月4~17日、都内各会場にて開催)では今年も、企業や広告会社が制作したブランディングを目的としたショートフィルム〈ブランデッドムービー〉の祭典『BRANDED SHORTS 2024』を開催。

 今年は、審査員長にクリエーティブ・ディレクターの高崎卓馬氏。審査員にDroga5 Tokyoのチーフクリエイティブオフィサーを務める浅井雅也氏、映画プロデューサーの雨無麻友子氏、博報堂 執行役員インターナショナルチーフクリエイティブオフィサーの木村健太郎氏、映画監督の箱田優子氏が決定した。

 また、審査員の発表と合わせて本日より世界の企業や団体から集まった747本の応募作品から選ばれたノミネート作品を「ABEMA」で無料配信開始する。

 今年のインターナショナル部門には、マーティン・スコセッシ監督・主演『ウェブサイトを作ろう』(Squarespace)や、ライアン・ゴズリング主演『カレラを求めて』(TAG Heuer)、ナショナル部門には堺雅人さん出演の『Share The Challenge できないことは、みんなでやろう。「紅丸」篇』(丸紅株式会社)など豪華な映画人の作品がノミネート。

 配信のほか、赤坂インターシティ コンファレンスにて6月10日から12日まで上映会や、AI、TikTok、ふるさと納税などマーケティング担当が気になる最新事例を交えたセミナーイベントも連日開催。12日に行われるセレモニーでは受賞者の発表のほか、主演・山崎紘菜、共演・村上淳の『父を、乗せて。』(ベースフード株式会社)をプレミア上映する。

『BRANDED SHORTS 2024』の開催詳細、チケットは映画祭公式サイトにて。

【SSFF & ASIA 2024】http://www/shortshorts.org/2024

 

プレミア上映『父を、乗せて。』
日本/ 15:00 / 2024/ 広告主:ベースフード株式会社
出演 山崎紘菜、村上淳、辻しのぶ、永⾕咲笑、ほか
監督/脚本 常盤司郎

永作博美や藤岡弘、が国際短編映画祭『SSFF & ASIA 2024』公式審査員に 優秀賞は翌年のアカデミー賞短編部門へ推薦

2024.05.13 Vol.web original

 

 国際短編映画祭「ショートショート フィルムフェスティバル & アジア(略称:SSFF & ASIA)2024」(6月4日開幕)の各部門公式審査員を発表。俳優の永作博美や藤岡弘、や映画監督の本木克英らが、翌年の米国アカデミー賞短編部門へのノミネート候補となる作品を審査する。

 1999年に「アメリカン・ショート・ショートフィルムフェスティバル」として東京に誕生して以来、世界中の優れたショートフィルムを紹介し、作品を通して映像や世界の今を伝えてきたSSFF & ASIA。2004年に米国アカデミー賞公認映画祭に認定され、現在は、ライブアクション部門のインターナショナル、アジアインターナショナル、ジャパン各カテゴリーと、ノンフィクション部門、アニメーション部門の各優秀賞・計5作品が、翌年のアカデミー賞短編部門へのノミネート候補とされる権利を獲得。同映画祭では、これまでにも2016年のグランプリ受賞作『Sing /合唱』が2017年の89回アカデミー賞短編実写部門を受賞しており、世界中からオスカーに続く道として注目されている。

 発表された今年の審査員は以下の通り。ライブアクション部門インターナショナルカテゴリーとノンフィクション部門で審査員を務めるのは、永作博美(俳優)、山崎エマ(ドキュメンタリー映像監督)、ティム・レッドフォード(クレルモン=フェラン国際短編映画祭 共同ディレクター)。ライブアクション部門インターナショナルカテゴリーはアジアを除く世界94の国と地域から寄せられた実写作品が、ノンフィクション部門は世界55の国と地域から応募のあったノンフィクション作品が集う。

 ライブアクション部門のアジア インターナショナルカテゴリーとジャパンカテゴリーの審査を務めるのはシャロン・バダル(フェスティバルプログラマー、ニューヨーク大学ティッシュ芸術学部の特別講師)、藤岡弘、(俳優・武道家)、 本木克英(映画監督・日本映画監督協会理事長)。アジア インターナショナルカテゴリーでは日本を除くアジア作品が、ジャパンカテゴリーでは日本から応募された作品が集う。

 国内外のさまざまな手法のアニメーション作品が集うアニメーション部門は、川田十夢(開発者/AR三兄弟 長男)、シシヤマザキ(アーティスト)、杉山知之(デジタルハリウッド大学 学長/工学博士)が審査員を務める。

 各受賞作品の発表は6月17日のアワードセレモニーにて発表。グランプリ「ジョージ・ルーカス アワード」はこの5部門の優秀賞から選出。またグランプリ受賞作には副賞としてクイーン・エリザベスの船旅も贈呈される。

『SSFF & ASIA 2024』は6月4日から17日まで都内各会場にて開催。オンライン会場は6月30日まで開催中。

市川紗椰と別所哲也がショートフィルムで「美しさ」を考えるトークイベント開催決定

2024.05.09 Vol.web original

 

 国際短編映画祭『ショートショート フィルムフェスティバル & アジア(略称:SSFF & ASIA)2024』が「美しさ」をコンセプトにショートフィルムを上映するイベントを6月8日に表参道にて実施することが決定。ゲストに映画祭代表の俳優・別所哲也とモデル・タレントの市川紗椰が登壇する。

『SSFF & ASIA 2024』では、期間中にさまざまなイベントを開催。6月8日には、美容室向けヘアケア・化粧品メーカーの株式会社ミルボン(本社:東京都中央区 代表取締役社長 坂下秀憲)とコラボレーションしたて「MILBON BEAUTY PROGRAM」を開催。SSFF & ASIAとミルボンは2022年からショートフィルム配信プロジェクト「MILBON BEAUTY MOVIES」を行っており、毎月「美しさ」をテーマに世界中から厳選したさまざまなショートフィルムをオンライン配信するとともに、定期的に豪華ゲストを招いたリアルイベントを開催してきた。

 今回は、今年の応募作品の中から「美しさ」をコンセプトにミルボンと映画祭が選んだショートフィルム3作品を上映すると共に、SSFF & ASIA 代表の別所哲也と、ファッション誌やラジオ、文筆活動など幅広い分野で活躍する市川紗椰が、映画の感想や、自身が考える「美しさを通じた心の豊かさ」について語り合う。

 イベント観覧応募は5月19日から予約受付開始(無料)。『SSFF & ASIA 2024』は6月4日から17日まで都内各会場にて開催。オンライン会場は6月30日まで開催中。

『ナイジェリアのバレエダンサー』ドキュメンタリー / 2023
雨の中バレエを踊る子どもたちの映像がSNSを通じて拡散されると、ナイジェリアはラゴスの小さなバレエスクールに世界中の注目が集まった。YouTubeの動画でバレエを習得したDaniel Ajalaは今世界のステージに立つため稽古に励んでいる。

 

『パリ1970年』ドラマ/2023
アルツハイマーの母を介護するヤン。母は息子に毎日のように亡くなった父のことを聞くが、「父さんは死んだよ」という答えを聞くたびに母は悲しみと混乱の表情を浮かべる。

 

『パレスチナ諸島』ドラマ / 2023
12歳の主人公Mahaはバラタキャンプ出身のパレスチナ難民。弱っていく盲目の祖父の姿を見ながら、彼女はある突拍子もない計画を思いつく。彼らを孤立させる壁が遂に取り払われ、おじいちゃんに故郷に帰れることになったと信じさせるのだ。

ペットのがん「早期発見」につながる毎日のチェック方法は?

2024.04.28 Vol.web original

 近年、ペットの犬・猫の死因上位を占めているのが“がん”。10歳の犬の死亡原因を調べた調査によると、1位は腫瘍22.6%を占め、2位は循環器疾患の19.5%、3位は消化器疾患の16.8%となっている(アニコム家庭どうぶつ白書2021犬の死因10歳 より)。また猫も同様に2番目に多い死亡原因となっている。(アニコム家庭どうぶつ白書2023 猫の死因10歳より)そんなペットのがんとどう向き合うか、自由ヶ丘どうぶつ病院の安念 了(あんねん さとる)院長に話を聞いた。

タイトルで心を鷲掴まれた2分半弱の短編映画『餃子の暴動』! 今年もSSFFが始まる!【黒田勇樹のハイパーメディア鑑賞記】

2024.04.25 Vol.web Original

 こんにちは、黒田勇樹です。

 今週のコラムは配信日時の都合で1日ずらしての公開になります。そうなんです。「ショートショート フィルムフェスティバル & アジア」の季節なんです。

 そして私事ですが、この23日で42歳になりました。いや、誕生プレゼントとかは結構ですから! 本当に結構ですから。

 それでは今週も始めましょう。

人気俳優初監督作から“全編AI”作品まで!国際短編映画祭SSFF & ASIA 2024ラインアップ発表

2024.04.25 Vol.web original

 国際短編映画祭『ショートショート フィルムフェスティバル & アジア(略称:SSFF & ASIA)2024』(6月4日開幕)の各部門ノミネート作品他、上映ラインアップが発表。オフィシャルコンペ部門に俳優の福士蒼汰や仲里依紗による監督作がノミネートされた。

 米国アカデミー賞公認映画祭、アジア最大級の国際短編映画祭。ライブアクション部門((インターナショナル、アジアインターナショナル、ジャパンの3カテゴリー)、ノンフィクション部門、アニメーション部門の中からグランプリ「ジョージ・ルーカス アワード」が決定。各優秀賞受賞作品が翌年のアカデミー賞短編部門へ推薦される。

 今年は「Illuminate your life ~いのち 照らせ セカイ照らせ」をテーマに、コンペティションから特別招待作品まで、選りすぐりのショートフィルム約270作品を上映。

 コンペテション〈ジャパンプログラム〉では、福士蒼汰が初監督に挑んだ『イツキトミワ』 や、仲里依紗監督、ロバートの秋山竜次主演作『撮影/鏑木真一』、柄本時生が主演を務めた結婚とAIをめぐる近未来SFコメディー『AIしてる』など、 人気俳優が参加した注目作品もずらり。

 特別招待作品では『パフューム ある人殺しの物語』のベン・ウィショーが主演し、アカデミー賞ショートリスト入りした感動のロードムービー『自慢の息子』や、『アデル、ブルーは熱い色」』のレア・セドゥが母親を熱演した『家から逃れて』など、海外の人気俳優・監督による豪華作品がめじろ押し。

 世界の出来事や映像制作の“今”を感じられる作品もめじろ押し。〈アニメーションプログラム特別上映〉では全編生成AIによる映像、および字幕翻訳と編集もAIで行った作品『人間再プログラム訓練』を上映。AIによる映画作りの最前線を目撃するべし。

 映像ジャーナリスト・伊藤詩織氏が監督を務め、トルコシリア大地震を現地の14歳の目を通して追った〈ノンフィクションプログラム〉出品作『エフェ』、ウクライナのキエフに対するロシアのミサイル攻撃の生存者がスマホで撮影した映像から作られた〈スマートフォンプログラム〉出品作『砲撃の瞬間』など、戦争や災害の話題が続く現在を反映した作品も多数。

 他にも、LGBTQの視点が描かれる、レインボープログラムや、韓国版『花より男子』ク・ヘソン監督作品など韓国ショートフィルムの特集など、SSFF & ASIAならではのラインアップとなっている。

 『SSFF & ASIA 2024』は6月4日から17日まで都内各会場で開催。4月25日からスタートするオンライン会場では、AIプログラム、レインボープログラムなど4プログラムが先行配信される。チケットは今年から有料制になり、1プログラムで一般1500円、当日1800円(一般)他。

パク・ソジュンも来日!韓国アパレルEC「nugu」×現代百貨店が渋谷PARCOでPOPUP

2024.04.17 Vol.Web Original

 ファッションビル運営のパルコ(渋谷区神泉町)は、韓国の大手百貨店「現代(ヒュンダイ)百貨店」と戦略的協業に関する基本合意を締結。これを受けて5月10日~7月28日の約2ヵ月間、POPUPイベント「THE HYUNDAI x PARCO Limited Store with NUGU」が渋谷PARCOにて開催される。

デジタル通貨で賞金授与! 国際短編映画祭『SSFF & ASIA 2024』でWeb3.0時代のアワード新設

2024.04.16 Vol.web original

 

 国際短編映画祭「ショートショートフィルムフェスティバル & アジア(略称:SSFF & ASIA)2024 」がデジタル通貨で賞金を授与する「Amic Sign アワード」の新設を発表した。

 デジタル通貨事業「Amic sign」を展開する株式会社ディーカレットDCP が Web3.0 パートナーとして映画祭に参画。デジタル通貨の分野のみならず、クリエイター・エコノミーに対する新たな価値観の創出を目指すべく「Amic Signアワード」を新設する。受賞作品は6月4日に行われる映画祭オープニングセレモニーで発表され、賞金 DCJPY500,000(円)がデジタル通貨で授与される。

 SSFF & ASIA代表の別所も「映画は、テクノロジーと共に成長し、そのクリエイティブの領域を拡げてきました。デジタル通貨による賞金!というプロジェクトをWeb3.0の技術を使い、ディーカレットDCPAmic Sign様と一緒に実現していくことは、これからの映画という動画知財のアセットマネジメントを次の次元に押し上げる未来地図 開拓の大きな一歩だと確信しています」とコメントしている。

『SSFF & ASIA 2024』は6月4日から17日まで表参道ヒルズ スペースオー他、都内複数会場にて開催。オンライン会場は4月25日から6月30日まで開催。上映会場、オンライン会場ともに有料、一部イベントは無料。詳細は映画祭公式サイトにて。

養蜂家が“蜂蜜コスメ”のイノベーションを早稲田大学で講義

2024.04.16 Vol.web original

 起業家などのトップリーダーを講師に迎える早稲田大学の特別講義「起業特論Aトップリーダーマネジメント」第1回が12日、同校にて開催。養蜂家のDD水谷氏が講師を務め、美容と蜂蜜を結び付けたイノベーションを生んだ、ものづくりへの情熱を語った。

 早稲田大学では、文部科学省が推進する「グローバルアントレプレナー育成促進事業」に選定されている「WASEDA-EDGE人材育成プログラム」の一環として、注目のトップリーダーを講師に招く特別講義「起業特論Aトップリーダーマネジメント」を開講(全7回)。第1回目は、第一部で早稲田大学研究院客員教授で本講義の担当教員でもある一般財団法人ピースコミュニケーション財団代表理事の一木広治氏、第二部で養蜂家のDD水谷氏が講師を務めた。

 第一部では一木氏が、業界を超えて各界の著名人や有名企業とつながりながら、SDGsを軸にした社会活動「ピースコミュニケーションプロジェクト」を展開している背景を紹介し「今は、一つの会社で一つのことをするのではなく、いろいろな人や企業が分野を超えてコラボレーションし、大きなプロジェクトを生み出す時代。皆さんも学ぶ分野や大学を超えた交流を意識してみては」とアドバイス。

 第2部では、蜂蜜を使用したコスメブランドHACCIの養蜂家・DD水谷氏が登壇。創業者・水谷仁美氏を母に持つ水谷氏。蜂蜜がまだ美容の分野で注目されていな時代に、仁美氏がコスメブランドを立ち上げ「蜂蜜で美容」のイメージを広めていった経緯を紹介しつつ「実は母は42歳まで普通の主婦でビジネスの知識もなかった。キッチンでの試行錯誤からスタートし、蜂蜜に美容成分を配合して“食べられるものであり、美容成分を混ぜることもできる”という新たな価値を生み出したのです。蜂蜜は保湿、殺菌、美白に生かすことができるのですが、当時はまだ蜂蜜が美容に良いことを知る人はほとんどおらず“蜂蜜を顔に塗るなんて…”という感じでした。そこを、老舗養蜂園の歴史と技術というバックグラウンドを生かしながら《はちみつ美容》のイメージを広めていったのです」と解説。

 最初に開発した商品は瞬く間にファン層を生み「銀座三越で3年間、この商品だけでビジネスすることができました。コスメブランドとしては新作を3年間も出さないというのは異例だと思います」と水谷氏。

 業界の常識に囚われないビジネス展開を紹介した一方、製品開発やブランド出店先に至るまで徹底的なこだわりも明かし「僕も並々ならぬ思いを持っているので、母ともよく言い合いにはなるのですが(笑)、うちのブランドのコンセプトとして、100年、200年愛されるものを、という思いが根底にあります。僕自身も、何が売れるかよりも、その時代に合った120%以上のものを作るという思いがブレることはありません」。

 授業の最後には受講者たちから「ビジネスであっても、夢を追い続けるために必要なことは」「昆虫食にも興味があるのだが、ネガティブな印象を持つ人も多く、社会的評価が低いもののブランド戦略をどうしたらよいか」など、熱心な質問が次々と上がっていた。

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