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災害時のエネルギー消失を防げ! 丸の内仲通り地下20m下を通る「丸の内仲通り洞道」【関東大震災から100年】

2023.09.02 Vol.web original

 関東大震災100年目の節目を迎える今年、東京都は災害時に備え都民の安全・安心を確保できる強靭で持続可能な都市の実現を目指し「風水害」「地震」「火山噴火」「電力・通信等の途絶」「感染症」の5つの危機や複合災害を念頭に「TOKYO強靭化プロジェクト」を始動。気候変動により頻発化、激甚化する風水害や、大規模地震など、いつ起きてもおかしくない災害に備える東京の災害対策最前線を取材した。

 東京都は7月24日、26日の2日間にわたり、東京都が進める「TOKYO強靭化プロジェクト」関連施設のメディア向けインフラツアーを実施。26日に行われた2日目のツアーでは電力対策に関連する施設「丸の内二重橋ビルプラント」・「丸の内仲通り洞道」と風水害対策関連施設として「高潮対策センター」「辰巳水門」「辰巳排水機場」を視察。

【丸の内二重橋ビルプラント】

 災害時、深刻な二次的被害をもたらすのがエネルギーの消失。東京都では「災害時の電力不安に強いまちづくり」を推進し、自立分散型電源確保の促進や、エリア一帯に効率よくエネルギーを供給するための導管整備に際する助成やエネルギー供給プラントの建設支援を行っている。

 その一つ「丸の内二重橋ビルプラント」・「丸の内仲通り洞道」は、大手町・丸の内・有楽町エリアのエネルギー供給網の要となる重要施設。

「丸の内二重橋ビルプラント」は従来の蒸気供給に加え、新たに冷温水供給やコージェネレーションシステム発電による電力供給により、有楽町地域のエネルギー安定供給を支えている施設。

 2機のガスコージェネレーションシステムで計2000kwの熱源を作り出すことができ、年間を通じて電力を高効率で製造。蒸気と温熱の併用方式により周囲の建物の異なる需要にも対応可能となっている。

丸の内二重橋ビルプラントのガスコージェネレーションシステム

 

プラントで作られたエネルギーは洞道を通る配管からエリアへ供給

1回の充電で528キロ!メルセデスが電気自動車の高級SUV「EQE SUV」発表

2023.08.25 Vol.web original

 

 メルセデス・ベンツ日本は25日、電気自動車SUV「EQE SUV」を発表。ドイツ本社から来日した、メルセデス・ベンツグループのオラ・ケレウニウス会長も登壇し日本のマーケットに期待を寄せた。

「EQE 350 4MATIC SUV」は全長4メートル88センチ、全幅2メートル3センチのミドルサイズSUV。一充電で航続距離528キロメートルを実現。標準装備のヒートポンプや抵抗力を低減させるディスコネクトユニットなど、航続距離を上げるさまざまな技術や工夫が施されている。また、床面のカーペットに漁網などから作られたナイロン糸を使用するなど、車両の70キロを超えるコンポーネントは一部で省資源材料(リサイクル材や再生可能原材料)から作られている。

 冒頭、メルセデス・ベンツ日本の上野金太郎社長は、電気自動車に対する消費者意識の変化を振り返りながら「一方、変わらないものとして、メルセデスは持続可能な自動車社会の実現を目指し続けています」と最先端のテクノロジーを搭載したサステナブルな電気自動車へのさらなる注力をアピール。メルセデスは自社生産拠点のCO2排出量を2030年までに80%削減、省資源材料のシェアを40%にすることを目標としている。

 この日は、メルセデス・ベンツグループのオラ・ケレウニウス取締役会長も登壇。ドイツ本社から会長が来日登壇するのは14年ぶりとのこと。ケレウニウス会長はメルセデスにおいても電気自動車の売り上げが世界的に好調であると言い「テクノロジーに関わるトレンドが近年の自動車業界を大きく変えてきている。その中でもメルセデスは今年だけでも50ビリオン(500億)ユーロをテクノロジー面に投資しており、絶対的にリードしている会社と言える」と電気自動車市場での手ごたえと期待を語った。

 さらにケレニウス会長は「目標はゼロエミッション」と言い「メルセデスはこの10年で脱炭素を進めていく。10年経ったころには、上から下まで完全に自動化された車両を提供できるようになっていると思う。我々がその先導を担いたい」と意気込みを語った。

 また「しばしば日本で最初にやったことに世界が追随していくという形は多い。昨年は横浜で世界初の電気自動車専門店もオープンした」と日本の電気自動車市場にも期待を寄せ、日本における専用充電設備のインフラ構築に巨額の投資を行うことを改めて語っていた。

「EQE 350 4MATIC SUV」はメーカー希望小売り価格1369万7000円。「メルセデスAMG EQE 53 4MATIC+ SUV ローンチエディション」は1707万円を予定(各税込)。25日より予約注文受付開始。

「メルセデス・ベンツ EQE 350 4MATIC SUV ローンチエディション」

 

 

WiL共同創業者・松本真尚氏が講演「AIを活用しながら自分のやりたいことを仕事にしていく時代に考えるべきこと」

2023.08.23 Vol.web original

 起業家精神の醸成を目的とした学生主体のイベントが20日、Startup Hub Tokyo 丸の内にて行われ、ベンチャーキャピタルのWiL General Partner・共同創業者、松本真尚氏による基調講演や、グループワークを通して学生たちが起業家意識に触れた。

 この日は、高校生から大学生、院生を中心に10〜20代の若い世代が参加。冒頭、イベントを監修する早稲田大学理工学術院の朝日透教授は「今日は、すでに起業している人から何となく興味のある人、就職を考えている人などが参加していると思いますが、起業家精神は進む先がアカデミアでも大企業でも必要なこと。今まで日本は、失敗に対して寛容ではなかったがそれではやっていけないということにやっと気づき始めた。確実なものを提案できるまで…と待っている間に他はどんどん進んでいく。下りのエスカレーターに乗っているのと同じ。その場にとどまるのではなく、先へ進む意識を持ってほしい」と熱いメッセージ。

 来賓として登壇した、文部科学省科学技術・学術政策局 産業連携・地域振興課 産業連携推進室 室長の迫田健吉氏も、政府のスタートアップ支援に触れながら「学生時代だとまだやりたいことが見つからない人もいるかもしれませんが、一つひとつステップを上っていくことで次の景色が見えてくると思います。自分の好きなこと、得意なことを追求していきながら、こういった場で自分が気づいていない強みを知ったり、属性の違う人たちと交わる経験が、今後のキャリアパスの選択で糧になると思います」とエールを贈った。

 第1部では、WiL General Partner・共同創業者の松本真尚氏を講師に招き基調講演を実施。

 松本氏は、1999年にPIMを設立し、CEOとして2000年にYahoo!JAPANとの合弁を指揮。その後、Yahoo!にて新規事業創出や他社との連携などを多数手がけ、2013年に日米を中心としたベンチャー企業への出資及び事業支援を行うWiLを創業。大企業と海外・日本のベンチャーの橋渡しをはじめ、パートナー企業(大企業)内に眠る社内IPを活用した新規事業創出にも力を入れオープンイノベーションを実現している。

 「世界で一番、最先端の実証実験が行われている場所」でもあり、WiL本社もあるシリコンバレーについて「近年、シリコンバレーが好景気と聞いていた人もいると思うが、去年からレイオフがすごい」と松本氏は語り、進化したAI技術がさまざまな分野で影響をもたらしていることで「ハリウッドでの俳優組合のストライキのように、アメリカでも現在、自分たちの仕事を守るためにAIの進出を止めようとする人たちと、推進しようという人たちで分かれている」と解説。

「スキルを身に着けても数年後にはAIがやってくれてスキル不要になるかもしれないほど速い流れの中で、どうやったら自分らしい働き方、生き方ができるか。AIを活用しながら、自分のやりたいこと、人から感謝されることは何かを考え、仕事にしていくことが必要なのではないか」と語り、若い世代の参加者たちに「今のうちに失敗しよう」、「自分がやりたいことを持つ仲間を作ろう」「目標設定をしよう」とアドバイス。最後に「イノベーションは知性の偉業ではなく意志の偉業である」と言うメッセージで締めくくった。

川嶋あい、羽田空港で代表曲を弾き語り「ひとりでは走り抜けられなかった」

2023.08.18 Vol.Web Original

 今年でデビュー20周年を迎えるシンガーソングライター・川嶋あいが、7月30日に羽田空港の「メルセデス ミー 羽田エアポート」で行われたラジオ番組『JAPAN MOVE UP』(TOKYO FM、毎週土曜21時30分~)の公開収録に参加。夏らしい白のワンピースと白のサンダルに身を包み登場した川嶋は、会場に駆け付けたファンや足を止めた旅行客に向け、優しく微笑み小さくお辞儀をしながら壇上に上がった。

劇団EXILE・小澤雄太、大学生らに向け「仕事の中で信頼関係を作るって大事なこと」

2023.08.12 Vol.Web Original

 TOKYO FMで放送中のラジオ番組「JAPAN MOVE UP supported by TOKYO HEADLINE」(毎週土曜21時30分~)の12日放送分に、劇団EXILEの小澤雄太がゲスト出演する。この日の収録は、ナビゲーターの一木広治が客員教授を務める淑徳大学表現学科の授業の一環として、大学生が観覧する中で行われた。

矢吹奈子、=LOVE大谷映美里、≠ME鈴木瞳美ら美の競演!「IDOL RUNWAY COLLECTION」

2023.08.08 Vol.Web Original

 国立代々木競技場 第二体育館にて9日、東京ガールズコレクションが協力したアイドルとファッションショーの融合イベント「IDOL RUNWAY COLLECTION Supported by TGC」が初開催された。MCは元「HKT48」の矢吹奈子とお笑いコンビ「ニューヨーク」の嶋佐和也、屋敷裕政。

川嶋あい、デビュー20周年の節目。優しく力強い弾き語りで羽田空港を彩る

2023.08.04 Vol.Web Original

 2003年に路上ライブから歌手を目指し、今年でデビュー20周年を迎えるシンガーソングライター・川嶋あいが、5日放送のラジオ番組『JAPAN MOVE UP』(TOKYO FM、毎週土曜21時30分~)に出演する。

MA55IVE THE RAMPAGEが約1年ぶりの沖縄アリーナで熱いトーク バスケW杯から沖縄の未来まで 29日放送のラジオ『JAPAN MOVE UP!』

2023.07.28 Vol.Web Original

 

 ヒップホップユニット、MA55IVE THE RAMPAGEが29日放送のラジオ「JAPAN MOVE UP!」(TOKYO FM、毎週土曜21時30分~)に出演する。

 番組は、26日に沖縄県沖縄市にある沖縄アリーナで行われた公開収録の模様を放送。

 この日、同所で世界の子どもたちが集まって平和で豊かな世界について考える“ピースコミュニケーション”の場「国連を支える世界こども未来会議」が「国連を支える世界こども未来会議 in OKINAWA」として沖縄で初開催され、地元の小学生たちが参加。「住み続けられる未来の沖縄」をテーマにアイデアを出し合い、実現のために明日からでも始められるようなことも含めてプレゼンテーションした。

 沖縄出身のメンバーの神谷健太がその審査員を務め、浦川翔平と鈴木昂秀は、イベント内で行われたダンス教室にスペシャルゲストとして登場。所属するLDH JAPANが運営するダンススクール「EXPG STUDIO OKINAWA」のインストラクターによるレッスンで、THE RAMPAGEの楽曲「ツナゲキズナ」で子どもたちと一緒に踊り、汗を流した。同曲のミュージックビデオは沖縄アリーナで撮影されている。

 番組では、「国連を支える世界こども未来会議 in OKINAWA」や約1年ぶりに戻ってきた沖縄アリーナで感じたことなどについて話すほか、8月25日に開幕が迫った「FIBA バスケットボール ワールドカップ 2023」日本組織委員会副事務局長の笠原健太氏を招いて大会の見どころやバスケットボールの楽しさについて話した。バスケットボールと音楽のつながりや、小中高のバスケットボール部のキャプテンでプロバスケットボーラーを目指していたというLIKIYAの前のめりなバスケットトークなど、メンバーの新たな一面が聴けそうだ。
 
 MA55IVE THE RAMPAGEは、人気16人組ダンス&ボーカルグループのTHE RAMPAGEのパフォーマー、LIKIYA、神谷、山本彰吾、浦川、鈴木で構成されている。番組では、8月2日に、THE RAMPAGEがリリースする両A面シングル『Summer Riot ~熱帯夜~ / Everest』についても聞く。

 放送は、radikoやAuDeeでも聴ける。

今年の夏休み一番の注目スポット!ハリポタ魔法ワールドに没入「スタジオツアー東京」最新リポート

2023.07.23 Vol.web original

 

 今年6月16日に「としまえん」跡地にオープンした「ワーナー ブラザース スタジオツアー東京 ‐ メイキング・オブ・ハリー・ポッター」。英・ロンドンに次いで2番目、アジアでは初となる、ハリー・ポッターの屋内型施設としては世界最大規模のウォークスルー型エンターテインメント施設。その見どころを一挙紹介!

【一歩足を踏み入れればそこは魔法ワールド!】

 映画「ハリー・ポッター」や「ファンタスティック・ビースト」シリーズの舞台裏に足を踏み入れながら、貴重な資料とともに映画制作の驚きのトリビアも楽しむことができるスタジオツアー。

 ハリーの巨大な丸メガネや、ハリーとハグリッドの像などのオブジェが雰囲気を盛り上げる広々とした庭園からエントランスに入れば、そこはもう魔法ワールドの世界。チェックインカウンターがあるエントランスでは、空飛ぶ巨大なドラゴンがお出迎え。ロビーに面したグッズショップでは、魔法の杖をはじめとする多彩な公式グッズはもちろん、ここだけの限定グッズもあるのでお見逃しなく。

 ツアーがスタートすると、まず最初に映画セットのクオリティーの高さに圧倒されるのが、ここホグワーツの大広間。映画撮影当時のスタッフが携わったというだけあって、臨場感は満点。

水内猛氏らが小学生を対象に「スポーツがもっと楽しくなる」課外授業を実施

2023.07.19 Vol.web original

「夢の課外授業 スポーツ体験スペシャル」が7月16日、浦和駒場スタジアムにて開催され、元プロサッカー選手の水内猛氏、プロスプリントコーチの秋本真吾氏、元プロラグビー選手の堀越正巳氏が特別講師として登場。約80人の小学生を対象に、楽しみながらスポーツに親しむイベントを行った。

 発起人の水内氏は「約30年前、僕は浦和レッズというチームでこのスタジアムでプレーしていました。今日は皆さんにもこの場所で、サッカーや走り方教室、タグラグビーを通してスポーツの楽しさを感じてください」とあいさつ。
 
 秋本先生のスプリントデモンストレーションに早くも大興奮の子どもたち。ポーツリズムトレーニングを取り入れた準備運動も大盛り上がり。スポーツリズムトレーニングは、リズム感を高めることで、運動パフォーマンスを向上させ、リズム感を高めることでケガの予防にもつながるというトレーニング。リズムにのって、手拍子をしながら飛び跳ねて進むという動きに、最初は混乱していた子どもたちもしだいにノリノリに。

 その後は、1~2年生チーム、3~4年生チーム、5~6年生チームに分かれ、それぞれ水内先生のサッカー体験、秋本先生の走り方教室、堀越先生のタグラグビー体験にチャレンジ。

経営第一線から退く大前研一氏「経営者として苦しかったことはない」 今後も起業家育成に力

2023.06.29 Vol.web original

 

 経営コンサルタントの大前研一氏が29日、都内にて行われた株式会社ビジネス・ブレークスルー代表取締役会長退任の記者会見に登壇。今後は経営の第一線から退き起業家育成にさらに力を入れていくと語った。

 株式会社ビジネス・ブレークスルー(千代田区/代表取締役・柴田巌)は遠隔型マネジメント教育事業を目的として1998年に設立。大前氏は28日の株式総会をもって同社取締役を任期満了で退任。同社は今年10月1日に社名を「Aoba-BBT」へ変更する。

 大前氏は「今日からは株式会社ビジネス・ブレークスルーの経営からは降りて、ビジネス・ブレークスルー大学の学長ということになります」と28日の株主総会をもって同社取締役を退任したことを報告。

 また「今、日本政府が一生懸命やろうとしている起業(支援)、10兆円投資して…と言っていますが、私からするとちゃんちゃらおかしいと思っておりまして」と、日本政府のスタートアップ支援策に厳しい見方も示しつつ「起業に何が必要なのか。我々は誰よりも日本の中で起業のお手伝いしてきたと思いますし、私自身もマッキンゼーにいたころから現在まで、起業についてはいろいろとやってきたつもり」と、数々の起業家を輩出してきた経験を振り返りつつ「行政の起業支援には実際に起業を経験した人の視点が足りない」と指摘し、起業家教育や人材育成にさらなる意欲を見せた。

 この日は、同社ビル地下に新たに開設した学習スペースも公開。「これまでも、ここでの出会いを通して多くの起業家が生まれていった。改めて我々はここを“起業の聖地”とし、さらに多くの出会いを通して起業家を生み出していきたい」と大前氏。
 
 質疑応答では「経営者として一番苦しかったことは」と聞かれると「経営で苦しかったことはないですね。問題解決が商売なのでむしろ喜んでやります」と言い「一番苦しかったのはバイク事故で14カ月入退院を繰り返したこと。二度とバイクに乗るなと先生に言われましたが、その後、同じ場所に行ってリベンジし、また乗っております。その後は事故を起こしていませんので」と笑いをさそっていた。

 大前氏は1943年生まれ。マサチューセッツ工科大学博士。マッキンゼー・アンド・カンパニー日本支社長を経てスタンフォード大学経営大学院客員教授などを歴任した。

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