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岩田剛典と考える超越した幸せのカタチ 4月スタートの『超越ハピネス』でレギュラーMC

2025.03.29 Vol.Web Original

三代目 J SOUL BROTHERSなどアーティストで俳優の岩田剛典が、4月からレギュラー放送がスタートするトーク番組『超越ハピネス』(Eテレ)でレギュラーMCを務める。番組は、ゲストの多様な価値観に迫る内容で、カップルや親子、友人など互いの人生を認め合う“超ハピメイト”が、世間の固定概念を超越した幸せのカタチについてトークする。岩田は、この番組で初めてトーク番組のレギュラーMCを務める。番組収録直後の岩田にインタビューした。

 

――本日の『超越ハピネス』の収録を終えてみて、手応えはいかがですか?

岩田:100点! 冗談です(笑)。収録は特に構えることなく、いつも自然体でやらせてもらっています。ただ、まだ僕のテンションが定まっていないなとは思います。僕のテンション次第で、その日の収録の雰囲気も決まっちゃうので「今の2倍くらい声出してもいいかな?」なんて思う時もあるんです。

――すごい盛り上がりでした。

岩田:それはゲストの平子(祐希)さんとIKKOさんを含む、皆さんのおかげです。あと今日のIKKOさんの唐突な「超越〜!」はやばかったですよね。もう最高です(笑)。

――岩田さんは急な振りにも上手に対応されていますよね。

岩田:でも別に何も考えてないですよ(笑)。僕自身が皆さんとの交流を楽しんでいます。

――緊張もされてないですか?

岩田:番組を進行しなくてはいけないので、どこか冷静な自分がいます。MCとして進行する上での緊張はあまりないですね。僕が緊張しちゃうと、番組に変な間が生まれてしまうので気をつけてはいます。実は今日も収録中に変な間を感じる瞬間はあったんだけど、大変さは感じてないです。本当に楽しい!

――MCとして番組に期待していることは?

岩田:今は情報があふれている時代だから、キャッチしなくても色々入ってくることもあるんですけど、番組を観て「こういう考え方もあるんだな」とか「こういう生き方をしている方々もいるんだな」と知る良いきっかけになると思っています。実際に僕自身もこの番組のMCをやっていて、新たな気づきをたくさんもらえるんです。だから、視聴者の皆さんも凝り固まっていた考え方からものの見方が変わるかもしれない。それと超ハピメイトの方と同じ悩みを持っている方々も全国にいらっしゃると思うので、この番組が誰かの背中を押せるところまでいけたらすごく良いなって気がします。

THE RAMPAGE 長谷川慎が丸わかり? 初のファッション・スタイルブックは「僕を作っている、すべてのものからできている」

2025.03.23 Vol.Web Original

16人ダンス&ボーカルグループ、THE RAMPAGEのパフォーマー、長谷川慎が3月20日、ファッション・スタイルブック『melt』(幻冬舎)を発売する。グループのなかでも随一のファッショニスタで、グループが展開するアパレルブランド『*p(R)ojectRⓇ(プロジェクトアール)』を率いるメンバーのひとりでもある長谷川が最高傑作だという本作で表現しようとしたこととは? 本人に聞いた。

 

「信じてやってきたことの結果を表現できた」


―― ファッション・スタイルブック『melt』が完成しました。こちらがどんな本なのか教えてください。

長谷川慎(以下、長谷川):写真集『CHARACTER』を出版してから3年ぐらいが経ちましたが、その間に仕事やプライベートで、僕が見て感じて経験したこと、ファッションだけでなく音楽とかアートとか、僕の周りにあふれているものすべてから感じ取ったインスピレーションを落とし込んだファッション・スタイルブックです。いろいろこだわっていて、スタイリングも自分でやらせていただいたりしています。それに、関わってくれた人はみんな僕と親交の深い方々。自分のコミュニティというか人脈というような、数年前の自分では表現できなかったことが表現できたと思います。自分が信じてやってきたこと、その結果を表現することができたのかなと思っています。

―― 自分が信じてやってきたことというのは何でしょうか。ここ数年、自分たちで切り開いていこうとメンバーの浦川翔平さんと精力的に動き回っている印象がありますが、そのことと重なりますか?

長谷川:……まさにそうですね!日頃から自分たちで動いていこうっていう。そのスタンスは間違ってなかったなってこのスタイルブックを作る中で改めて思いました。『melt』は平本ジョニーさんが全部プロデュースしてくれた感じなんですけど、ジョニーさんとの出会いもこの期間のことだったし、関わってくれたヘアメイクさんやフォトグラファーの方たちも、自分で動く中で知り合って友達になった人たちなんです。

―― カッコいいと思う人たちと積極的に交流し関わってきたということだと思うのですが、そうさせたのはなぜでしょう?

長谷川:……カッコいい人たちの周りにダサい人って絶対いないんです。カッコいい人たちはカッコいい人たちとつるむし、その連鎖。そういう人たちの周りにいるといろいろなアイデアが沸いてくるんですよ。その人のファッションからカッコよさを学んでいくし、刺激的な場所に行けば自分がそれまで知らなかった何かを自然と学んでいる。それがまた自分がまとう雰囲気にもつながっていくんです。カッコいい人たちがいるところ、刺激的なところに行くんだったら、自分ももっとオシャレを勉強しようと思うし、音楽のことも知らなきゃなって思います。僕は勉強しに行こうという感覚ではなかったけど、そうやってカッコいい人たちの周りにいることで、何かが自分の身になっているのに気づきました。『melt』ではそれが確かに表現されています。

WOLF HOWL HARMONY「時代を動かしたい!」ファーストアルバム『WOLF』をリリース

2025.03.17 Vol.Web Original

4人組ラップ&コーラスグループのWOLF HOWL HARMONY(以下、ウルフ)が3月12日、ファーストアルバム『WOLF』をリリースした。デビュー以来、それよりも前のLDH JAPAN史上最大級のオーディション『iCON Z 〜Dreams For Children〜』で切磋琢磨していた時から大事に歌い続けてきた楽曲と、ウルフのこれからを音楽で示したような楽曲で構成されたアルバムで、聴くほどに楽曲たちが輝きを増す。本作に込めた熱い想いを聞いた。

「かなり自信に満ちあふれてます」

 

ーーファーストアルバム『WOLF』が完成しました。今の気持ちを教えてください。

RYOJI:かなり自信に満ちあふれてます。アルバムをリリースしますってお知らせをしてから準備をしたり制作する時間がしっかりあったこともあって、ちゃんとアルバムに向き合えた気がしていて、自分たちもやりきった感があります。いま持ってるものすべてを注いできたことには間違いないと思うからこその自信なんだろうなと思っています。

SUZUKI:思いを込めて向き合うことができた分、アルバムに対する愛情も深い。絶対にこのアルバムを成功させたいっていう気持ちもそれに比例して強くなっています。このアルバムのリリースイベントで各地を回ってきましたが、アルバムがどんな内容かも分からない状態にも関わらず、ファンの皆さんは期待をして予約を入れてイベントに来てくださったと思うので、その期待に応えなきゃいけないって思ってやってきました。自信を持って勧められるものを作らなきゃいけないって制作により気合が入りました。

GHEE:やっとアルバムって気持ちです!一般的なグループに比べたら早い段階でアルバムを出させていただいてるとは思うんですけど、自分たちからしたら持ち曲が3、4曲でライブさせていただいてたので、自分たちの曲がもっとほしいなと思ってる期間が長かったんです。今回のアルバムで、もう一歩ステップを踏めている感じです。

HIROTO:僕は率直にうれしいっていう気持ちが大きいです。自分もあこがれのアーティストのアルバムも買ってきたし、自分たちもそうなると思うと……めちゃくちゃうれしいなって。

「これがウルフだと押し出せるもの」


ーー『WOLF』はどんな1枚になったでしょうか?

RYOJI:ファーストアルバムにぴったりなウルフらしさ全開なアルバムだと思います。制作するにあたって、みんなで話し合いながらテーマを決めたんですが、最終的にはシンプルに、クラシックだけど新しいみたいなものにしたいねって。タイトルも『WOLF』とシンプルです。

SUZUKI:自分たち自身、胸を張って、これがウルフだと押し出せるものにできたんじゃないかなと思います。

ーーアルバムはすでに発表したシングル曲があって、それに加えて新曲を収録するのが基本のスタイルとしてあると思います。どこかで自分たちはアルバムを作ってるんだという意識に変わるようなポイントはあるものですか?

HIROTO:それによって変化はないかと思いますが、最初の頃は1曲1曲のリリースで精一杯だった自分がいましたね。ただ、アルバムを意識し始めたのは去年の「Frozen Butterfly」ぐらいかな。ウルフにアルバムができたらやばいみたいなことを話してました。

THE RAMPAGEの陣、初エッセイ『JOKER』は“陣生”とランペ愛でぎっちぎち?

2025.03.05 Vol.Web Original

 16人組ダンス&ボーカルグループ、THE RAMAPGEのパフォーマーでリーダーのひとり、陣が初めてのエッセイ『JOKER』(幻冬舎)を発売した。グループをこよなく愛し、メンバーやファンからもリスペクトされる“愛されリーダー”が作り上げたのは、THE RAMAPGEが詰まった一冊だった。もっと自分を語ってもいいのに? そう投げかけてもやっぱり話題はグループのことばかりで……。 


自分の言葉で自分の思いを伝えたいと思った


ーー初めてのエッセイ『JOKER』はどんな一冊になっているのでしょうか。

陣:自分の生い立ち、生まれ育った大阪で培ったもの、THE RAMPAGEのこと……そういうものがメインになっています。ただ、一番皆さんに届けたいなと思ってるのは、この生きづらい世の中をどう楽しく過ごすかみたいなことなんです。僕、そういうテクニックにすごい長けてんなって思っていて、辛いことがあったら自分はこうしてきたとか、そうしてきて別に後悔もないし楽しく行こうぜみたいなメッセージがあります。悩んでることとかあったらこの本を読んでいただいて、なんや!自分の悩みちっぽけやーって思ってもらえたらうれしいなと思ってます

ーータイトルは『JOKER』。こちらに決めた理由を教えてください。

陣:すごく悩みました。自分の座右の銘にする案もあったんですけど、それだとTHE RAMPAGEの部分が無くなってしまうと思って。編集の方がいろいろ出してくれたアイデアのひとつが『JOKER』でした。自分はふざけて場を和ませたりするのが好きなんです。楽観的な性格っていうのもあるかもしれません。ジョークを言う人とか悪ふざけをするみたいな〈JOKER〉、それとトランプでいうJOKER的でありたいなって。グループのリーダーというポジションで切り札みたいな! 自分で言うのはめっちゃ恥ずかしいんですけど。

ーーTHE RAMAPGEと幻冬舎さんとの企画『GL-16』で生まれた1冊。ただ、本といってもいろんなタイプがあって、企画の中から生まれた作品も、フォトエッセイ、写真集、小説、かるたも。陣さんは最初からエッセイで考えていたのですか?

陣:普段から自分の言葉で伝えるのが好きというか、それが一番自分らしいと思うことがあって。自分の言葉とか文章が好きだって好いてくれてるファンの人たちも結構いらっしゃいますし、自分の言葉で自分の思いを伝えたいと思いました。

新曲は「かっこいい男6人がドーンと歌う」イメージ! 片寄涼太がGENERATIONSでやりたかったこと

2025.03.04 Vol.Web Original

 GENERATIONSが6カ月連続で毎月新曲をリリースするというスペシャルな企画を展開中だ。6人のメンバーがGENERATIONSのために楽曲を1曲プロデュース、そして毎月リリースしていくという「PRODUCE 6IX COLORS」というプロジェクトだ。2月にパフォーマーの中務裕太プロデュースの「True or Doubt」が第1弾としてリリースされて企画が走り出し、3月3日には第2弾となるボーカルの片寄涼太プロデュースによるバラード曲「気づいたことは」がリリースされる。片寄がGENERATIONSでやってみたかったこととは? 本人に聞いた。

 

すごく深い愛を歌う、「気づいたことは」

ーー「PRODUCE 6IX COLOR」の第2弾となる「気づいたことは」がリリースされます。この曲は、片寄さんがプロデュースしたバラード曲。まずはこの曲について教えてください。

 シンプルながらすごく深い愛を歌った曲。すごくシンプルな言葉の中にいろいろなストーリーを込めた曲になっています。

ーー片寄さんはこの楽曲を制作するにあたって、数多くのアーティストの作品を手がけている音楽プロデューサーでありプレイヤーでもある蔦谷好位置さんと組みました。

 蔦谷さんとは、いつか、お仕事が一緒にできないかなと思っていました。これまで、お仕事はご一緒させてもらったことはないんですが、ご縁はあって、ライブを見に来ていただいたりしていたんです。

 僕は、自分の音楽的なルーツであるJ-POP、それにGENERATIONSが向き合うタイミングとしてすごくいいのかなとも思っていましたし、その時に数々の名曲を世に送り出してきた蔦谷さんは最強の味方みたいな感覚がありました。

ーーバラードというのは当初から決めていたのですか?

 最初からというわけではないですが、次第にJーPOPのバラードを作りたいというのが自分の中で大きなテーマになっていきました。そこからどう広げていこうかと思ってリファレンスも3 パターンぐらい出して。蔦谷さんと蔦谷さんの会社 agehaspringsの作家さんにも声をかけていただいてスタートしました。デモをたくさん集めてくれて、まずは7~8曲に絞っていただいて、そこからさらに絞ってブラッシュアップしていった感じです。

「意外って言われた」中務裕太が Da-iCE花村想太とGENERATIONSのために作った“あるある”だらけの恋愛ソング

2025.02.27 Vol.Web Original

 GENERATIONSがまたウキウキするようなトライをしている。昨年、新体制でスタートを切った彼らはさらに加速、予想もつかない面白いことをやって見せるグループという印象をより色濃くしている。先日、6人の新たな試み「PRODUCE 6IX COLORS」が船出した。ヒット曲を作るという目標のもと、メンバーそれぞれが自身のプロデュースでGENERATIONSの楽曲を制作するというものだ。その第1弾を担当したパフォーマーの中務裕太。彼が送り出した「True or Doubt」は“意外”な楽曲で……。

「意外だった」は想定内

ーー先日発表された「True or Doubt」(2月3日リリース)が好評です。

反響の中に「こういうのをやるとは意外だった」っていう声もあって……この曲を作って良かった、(花村)想太くんにお願いして良かったなと思っています。

ーー 意外という反応は……想定内ですか?

想定内ですね、メンバーの感想もそうでしたから(笑)。 

ーーそれについては後でもう少し聞かせて下さい。まず最初にこの楽曲が生まれたきっかけになった「PRODUCE 6IX COLORS」について聞かせてください。

メンバーそれぞれが自分がプロデュースしてGENERATIONSの楽曲を1曲作ろうっていうものです。ただこれは急に出てきた企画じゃなくて、以前から話してたものなんです。誰かが言い出したっていうことでもなくて、みんなで話しているなかで、そういうことをやってみるのは面白いんじゃないかって、自然に。それで新体制になった今がそのタイミングなんじゃないかと。GENERATIONSって、やりたいねって話していることがたくさんあって、それが後になって実現していくみたいなのが多いんですよね。

ーーここから毎月メンバープロデュースの楽曲がリリースされていきますが、中務さんが1番手、先陣を切ることになったのはどうしてですか?

 それは僕が言ったんですよ、一番に行かなさそうな人が一番目なのがいいんじゃない?って。そうしたら、みんなもそれでいいんじゃないかって。

ーー手を挙げられたのは、すでに曲のアイデアがあったとか、そういうことですか?

 まったくなかったです。だから、どうしようかなって。ツアーの準備をしながら、曲も考えてって感じでした。

ーー最初って少し緊張感がありますよね。

それはそうですね。好きなことができるってことでもあるんですけど、前例がないから、どこをどうすればいいかが分からないっていうのがありますし。

THE RAMPAGE 吉野北人「妥協しない自分を全開に出していきたい」 念願のベネチアで、自然体で頑張らずに“ストイックな”写真集

2025.01.31 Vol.Web Original

 16人ダンス&ボーカルグループ、THE RAMPAGEのボーカリストとして活躍する一方で、俳優としてさまざまな作品を通じて存在感を示し注目も集めている吉野北人が、2冊目の写真集『Orange』(幻冬舎)を発売した。ずっと行きたかったというイタリアで、自身が膨らませてきたイメージやアイデアを“ありのまま、かつ自然体で”さく裂させた。ボリュームたっぷりのずっしりとした一冊には吉野の熱い想いが詰め込まれていて……。

 

オレンジは、前向きでポジティブな色

ーー2冊目の写真集『Orange』が発売されました。この写真集は、THE RAMPAGEのメンバーが、それぞれの個性を生かして月替わりで作品を出している幻冬舎さんとのプロジェクト【GL-16~THE RAMPAGE BOOKS~】の第7弾となりました。提案もあったのかなとは思いますが、このタイミングで写真集を作ろうと決めたのはどうしてですか。 

……セカンド写真集出してもいい頃合いだな、海外でも撮れそうだなと思って。

ーー最初の写真集『As i』で取材をさせていただいた時、次は海外でと笑ってらっしゃいました。その頃からもう次のアイデアを育て始めていたんですか?

こんなことをやりたいってアイデアやイメージを考えたり膨らませたりするの、めちゃくちゃ好きなんですよ。写真集の話が決まってなくても考えていたので、タイトルも『Orange』は撮影前から決まっていたんです。先にいろいろ決まってたのは個人的には良かったなと思います。

ーータイトルを『Orange』とした理由を教えてください。

タイトルを決める時に自分の頭の中にあった色なんです。オレンジの持つ意味を調べたら、前向きで、ポジティブな色って知って。写真集を手に取ってくれた方が少しでも前向きになったり癒されたって感じてくれたりして、ポジティブな気持ちになってくれたらいいなと思います。

ーー普段から気になったものは、調べる性格ですか?

ちゃ調べます。写真集のタイトルにすることがなくても調べたと思います。調べる時は、その言葉に関する“いい言葉”を調べるんですよね。

ーー『Orange』の場合は、調べていたら、ガチッとあった感覚でしょうか。

……いい言葉があってよかったです(笑)。

THE RAMPAGE 川村壱馬、ソロで“零”から再出発! 「人の心に届くようにリアルなことを歌っていく」

2025.01.30 Vol.Web Original

THE RAMPAGEの川村壱馬がバンダイナムコミュージックライブの音楽レーベル・MoooD Recordsからアーティスト、零(レイ)としてファーストシングル「Enter」をリリースした。アーティスト名義の零には、川村“壱”馬が、アーティストとして“零”から再出発するという想いが込められており、過去の経験を尊重しながらも新たなフィールドへ挑戦していくことへの決意と未来への可能性、さらには川村壱馬/零が持つ神秘的な美しさを表すにふさわしい名義となっている。そんな零が、ソロデビューの感想、ファーストシングルの制作秘話、そして今後について語る。

 

──ソロでデビューすると聞いたときの感想を教えてください。

零:聞いたときという感じではなくて。というのも、ソロでやることになったもともとの発端は自分なんですよ。アイデア含めてHIROさんには以前から相談していたんです。それが実現に向けて動き出したのは2023年の秋。僕がずっと走り続けてきて疲れてしまい、一瞬活動を止めた時期があったんです。その後THE RAMPAGEの活動でタイに行ったのですが、そのときHIROさんのお気遣いで、ふたりで食事をさせてもらいました。自然とソロの話になって、自分が生きている中で何に憤りを感じているかとか、その想いを表現するためにも自分にはラップが合っていると思うという話をさせてもらいました。ラップって強い言葉で想いを伝えるじゃないですか。僕はその手法で世の中を変えたいと思った。そういうことをHIROさんに改めて話させてもらって。HIROさんも考えていてくださったようで、そこでガッチリハマって、具体的に動き出しました

──ソロをやりたいというのはいつごろから考えていたことなのでしょうか?

零:デビュー前からです。

──そのころから、ソロでやるならラッパーで、ということも?

零:ラップは好きでしたが、当時はただ“ソロで立つ”ということしかイメージできていなくて。ソロとしてのアーティスト像はグループの活動の中で見つけていけたらと思っていました。

──実際にTHE RAMPAGEとして活動をするなかで、自分にラップが合っているなと感じたり、ラッパーとして想いを伝えていきたいと思ったりするようになったのはどのようなタイミングですか?

零:デビュー曲の『Lightning』でラップをしているのですが、そのころから感じてはいました。あとは山彰さん(山本彰吾)がヒップホップに詳しくて、いろいろヒップホップについて教えてもらっていくうちに。それまでは漠然とラップしか知らなかったのですが、ヒップホップのカルチャーを知るために映画を見たり、国内外のラッパーをディグったりして、いろいろ調べていくうちに「ヒップホップってやべえわ」と気付きました。ラッパーって、飾っていなくてすごくリアルで。僕自身もそういうアーティストでありたいと。もちろん表現として、外見を着飾ったりファンタジックにしたりすることもありますけど、歌詞も含めて、言っていることや生き方は全部リアルでいたいと思いました。そう思ってからは、THE RAMPAGEのレコーディングでもいろいろなラップを試してみるようになって。そうやってどんどんラップやヒップホップへの理解と技術を深めていきました。

GENERATIONSの数原龍友がソロ名義KAZでアルバム! リアルと等身大を反映した『STYLE』で届けたいこと

2024.12.11 Vol.Web Original

 GENERATIONSの数原龍友が12月4日にソロアルバム『STYLE』をリリースする。ソロ名義KAZでリリースする本作は、タイトルが示すように自身のスタイルを音楽で表現した作品。2024年上半期にアメリカのサンディエゴに留学し、そこでの時間、経験や体験がナチュラルに反映されている。KAZが音楽を介して届けたいものとは?

 

KAZは短くていい
大事な書類もこれでいけたらいいのに

ーーソロアルバム『STYLE』がリリースされました。“ソロ本格始動”となる作品であることも踏まえて、今の気持ちを教えてください。

KAZ:アルバムができて、こんなにも曲がたくさんあるのを見ると、自分でもこれだけやっていたんだなっててビックリしました。ただ、ここからソロ本格始動っていうのは周りに言われて改めて感じたことだったかもしれないです。新曲「F.L.L.~4y~」は4~5年前に歌詞を入れていた曲だったりするし、GENERATIONSのデモを集めていた時にいい曲だなと思って取ってあった楽曲だったり。一人で表現をする場所もマイペースな感じではありましたけどあったはあったし……不思議な感じです。

ーーアルバムを作ることを考え始めたのはいつぐらいのことですか?

KAZ:それは1年とちょっと前ぐらいですね。

ーーその時はソロ本格始動という気持ちはなかったとして今は?

KAZ:今は本格的にって思っていますね。ただ基本はグループが軸、グループありきなので、そのバランスを大事にしたいなと思っています。

ーーソロ名義が数原龍友からKAZに変わりました。“KAZ”とした理由はありますか?

KAZ:それは海外での経験が理由です。

ーー2024年の上半期、アメリカのサンディエゴに留学されていたんですよね。

KAZ:3カ月間の語学留学で。学校に行くとね、みんなにKAZって呼ばれるんですよ。龍友って発音しづらいみたいで。思い返すとワールドツアーや仕事で海外に行かせていただいた時も向こうの人が呼びづらそうだった。ゆくゆくは海外でも聴いてもらえるような音楽を届けていきたいし、海外での活動を考えた時に、数原龍友ではなくてKAZなのかなって。検索もしやすいじゃないですか。自分が実際体験して経験して“KAZ“の方がよりグローバルな方に近づくのかなということで。

ーー気に入ってますか?

KAZ:最初の頃は、EXILE HIROさんに「ずっと数原龍友で活動していたからKAZを名乗り始めるのは、少し照れくさいかもしれないね」って言われて、そうだなって思ったんですけど、留学先の学校でも“I am KAZ”と名乗ってきたこともあって、今はそこまで抵抗がなくてしっくりきてます。

ーーKAZになることで数原龍友から自由になれるような感覚があったりとか……?

KAZ:それはないです(笑)。ただ短くていいですよね、子どものころから数原龍友って長いなって思っていたし。大事な書類とかもKAZで出せたらいいのになって思っています(笑)。

THE RAMPAGEのRIKUが魅せる「よりリアルなRIKU」! 鍛えあげた心と体で衝撃与えるフォト&ワード集

2024.12.06 Vol.Web Original

 16人組ダンス&ボーカルグループのボーカル、RIKUがフォト&ワード集『RIKU365』を12月7日発売する。今年8月に30回目の誕生日を迎えたRIKUが、自分史上最高に鍛え磨き上げたマインドとボディをむき出しに、かつ全力でぶつける一冊だ。ページを繰るほどに彼にズブズブと沼って……?

「THE RAMPAGE のRIKU」と「青山陸」

ーーRIKUさんのフォト&ワード集『RIKU365(サンロクゴ)』(幻冬舎)がいよいよ発売されます。RIKUさん史上最高のボディと、いま伝えたい言葉や想いを詰め込んだ渾身の一冊。RIKUさん自身はこの本のどういった部分に注目してほしいと考えていますか?

RIKU:「THE RAMPAGE のRIKU」と一人の男性の「青山陸」。その二面性を楽しめる作品になっているところが推しです。よりリアルなRIKUを見せたいとこだわっています。

ーー鍛え上げられたボディや笑顔で見せる写真集ではなく、フォトエッセイとも違う。いろいろな表情の上にメッセージのように言葉が綴られています。こうしたスタイルで本を作ろうと思った理由はありますか?

RIKU:前の写真集(『Life is Beautiful』宝島社、2021年)を出した時に、またこういう機会があったら自己啓発本のようなものを出したいって思っていたんです。そろそろその企画を動かしたいなと思ってた頃に、このお話をいただいて、その時が来た!と思いました。

ーー2年前にそう思ったきっかけはあるんでしょうか。

RIKU:ファンの方からのコメントだったり、質問を募集すると相談されることが多かったりして。自分が教祖になるつもりは全くないんですけど、自分の考え方を発信することで、誰かの力になれたりするのかなって思ったのがきっかけです。

ーー相談されがちなのは、THE RAMPAGEになる前からですか? 学生時代とか?

RIKU:それはどうなんだろう。学生時代、僕の周辺の悩み事って……大学に行ったらどうやったらモテるかとかしかなかったからなあ、男子校だったんで(笑)。自分は大学には行かないと決めて歌に全振りしてたし、周りの友達はどの大学のどの学部に行くべきかとか、それにはどれくらいの成績が必要でどのくらい勉強しなきゃとかそういう悩みはあったんだろうと思うけど、人生の悩みみたいなのは……だから気づいたら自分は相談されがちだった、そうなってました。こいつは相談できる人だって思ってもらえるようなことがあったんでしょうね、それが何かは自分では分からないですけど。

ーー相談相手として求められることはうれしいですか?

RIKU:うれしいかうれしくないかっていったらうれしいですけど、100点というか正しいこと言ってるつもりはないんですよね。その物事に対して自分はこう思いますっていうことをお伝えしているだけなので。いろいろある考え方のうちの一つぐらいに受け止めてくれればみたいな気持ちです。

EXILE TAKAHIROがソロでクリスマスソング「僕からのささやかなプレゼントです」

2024.12.05 Vol.Web Original

 EXILE TAKAHIROが配信限定シングル『Winter Song』を12月5日にリリースする。本楽曲は前回の『DESTINY』から続く物語ということで、制作に至った経緯を直撃! また『LDH LIVE-EXPO 2024 EXILE TRIBE BEST HITS』で披露した三代目 J SOUL BROTHERSのØMI、THE RAMPAGEの川村壱馬とのコラボ秘話や、『それSnow Manにやらせて下さい』の出演裏話など、今年の様々な活動を振り返る。

 

『Winter Song』は僕からのささやかなプレゼント

『Winter Song』はソロでは初めてのクリスマスソング。EXILE TAKAHIROは、本曲を発売するに至った経緯をこう明かす。

「実は2〜3年前から温めていた楽曲で、皆さんにはベストなタイミングでリリースしたい思いがあったんです。サーフィンの波待ちじゃないですけど、今年は12月24日にクリスマスライブも控えているし、いい波が来たと思ったのでそれに乗らせてもらいました(笑)。あと先日、日本武道館公演を2デイズやらせていただいて、2日目の24時に配信シングルの『DESTINY』をリリースしたんです。このタイミングで『DESTINY』を配信したのは、日本武道館公演2デイズを含めた一つの物語がずっと続いているような雰囲気を楽しんでもらいたかったから。『DESTINY』と『Winter Song』、物語としての浪漫を感じながら2曲あわせて聴いてもらえたらと思います」

『Winter Song』の醍醐味はライブ後にあるという。

「この曲はクリスマス前の僕からのささやかなプレゼント。この曲でクリスマスライブを楽しんでもらえたらいいなと思います。そしてライブが終わってからの方が、歌詞やメロディーがより心に沁みると思っているので、それが今から楽しみです」

 本作では自ら作詞を担当。歌詞を書いたのは意外な場所だった。

「歌詞を書く場所はその時々なんですが、僕は昔から車の中から見るイルミネーションが好きで、車内で移動中の時に書いていました。目の前に次々と飛び込んでくる光から歌詞や世界観がパッと浮かんできたんです。おかげで少し早くクリスマスの気分に浸りながらサクサク歌詞を書くことができました」

 イルミネーションが好きだというTAKAHIROにおすすめスポットを聞くと地元愛が炸裂!

「長崎県佐世保市出身の僕としては、ハウステンボスのイルミネーションは全国の皆さんにおすすめしたいです。日によっては冬でも花火が上がるので、クリスマスのイルミネーションと夏のお祭り気分を同時に味わうことができちゃうんです。何よりハウステンボスは世界一のイルミネーションの称号も獲得した施設。佐世保の誇りだと思っていますし、ぜひ皆さんにもあの光の輝きを見てもらいたい」

 12月24日に開催されるソロライブ『EXILE TAKAHIRO CHRISTMAS LIVE 2024 “Winter Song” 〜Love〜』はスペシャルなものになるそうだ。

「すべて生のバンド演奏で心地良い音楽をお届けすることにこだわっています。昨年のライブは26日でしたが、今年はついに24日のクリスマスイブに開催できるということで僕も本当に楽しみなんですよ。会場も相当きらびやかになる予定なので期待していてほしいですね」

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