人狼ゲームの実写化、第4弾『人狼ゲーム プリズン・ブレイク』が公開される。過去、同シリーズで主演を務めた桜庭ななみ、土屋太鳳、高月彩良らは公開後大ブレイク。人気女優へと飛躍する作品としても話題になるほど。今回主演の小島梨里杏もさらなる活躍が期待されている。
「この作品がそのように言われていることは撮影に入った後に聞きました。ですから、特別に意識することもありませんでしたし、むしろみなさんがやられてきたことをしっかりと受け継ぎたいなと。前3作品は同じ題材をテーマにしているのに、まったく違うものに仕上がっていた。そこにちゃんと並べるようにという意味では負けたくないと思いましたし、気合は入っていました。ですからブレイク伝説のことは記事を見て知って、ワーって驚いちゃいました」
前3作品と比べ違いがあるとか…。
「今までの作品の中では、主人公の役職は最初から明かされていました。でも今回は明かさない事に挑戦した作品なので、そこは見どころですし、楽しんでいただければと思います。あと、新しい試みではないんですが、3日目の投票シーンも見どころです。そこではいつものようにある人が投票されるのですが、長回しで撮ったんですね。それにより、どんどんみんなの気持ちが高ぶり、よりリアルに恐怖が押し寄せてきました。自分が罪を犯している気分になり、リハーサルの時など毎回苦しく、一人で泣いてしまうことも。でもそのおかげで気持ちがすごく入ったシーンになりました」
初主演映画での意気込みを語る。
「今回の役は、これまでの役に比べ見ている方が一番すんなりと感情移入ができる役だと思います。本当に普通の女の子。迷いもあるし、葛藤もあり、人間の醜さ、弱さなどを持っている子。そんな女の子・乾朱莉を戦いながら演じている私の姿をぜひ見て下さい」