今年は寺山修司の生誕80年ということでさまざまな企画が催されている。この『レミング〜世界の涯まで連れてって〜』もそう。2013年に没後30年にあたって上演され、「維新派」の松本雄吉が演出することでも大きな話題を呼んだ。この作品をキャストを一新し、上演台本もリニューアルして上演する。寺山作品では重要な要素となるのが母と子。その母子を演じる溝端淳平と麿赤兒に話を聞いた。
インタビューカテゴリーの記事一覧
地方創生 ×TEAM2020 倉敷市から日本を元気に 伊東香織さん(岡山県倉敷市長)
地方創生を推進し、日本を元気にするために、各市町村が行っている取り組みを紹介する不定期連載。JAPAN MOVE UPの総合プロデューサー・一木広治がさまざまなキーマンに鋭く迫る集中企画。
島崎遥香 新たな恐怖が幕を開ける―! 映画『劇場霊』主演
伝説のホラー映画『女優霊』を生みだし、世界的にJホラーの存在を知らしめた鬼才・中田秀夫監督が、同作を超える恐怖に挑んだ最新作『劇場霊』がいよいよ公開。中田監督に見出された新たなミューズとなったのは、AKB48のメンバーとして幅広く活躍する島崎遥香。女優としての魅力を開花させた初主演作を語る!
本郷奏多 伝説的映画館で感じた“122年”の映画愛! 『シネマの天使』
2014年8月、広島県福山市で122年続いた映画館・シネフク大黒座が閉館した。その取り壊しの前に撮影された奇跡の映画『シネマの天使』が公開。『GANTZ』『進撃の巨人』の人気俳優・本郷奏多が大黒座で感じた“映画の力”を語る。
竹中直人 × 生瀬勝久 あの絶妙な空気感を醸し出す2人が舞台『ブロッケンの妖怪』で4年ぶりの共演
2011年に竹中直人と生瀬勝久という2人の超個性派俳優が初めてタッグを組んだ舞台『ヴィラ・グランデ 青山〜返り討ちの日曜日〜』は大きな話題を呼んだ。その2人が再会した舞台『ブロッケンの妖怪』が10月30日から北千住のシアター1010で上演が始まる。
「全世界空手道選手権大会」開催迫る 緑 健児 新極真会代表 INTERVIEW
4年に一度のフルコンタクト空手世界最高峰の大会『第11回オープントーナメント 全世界空手道選手権大会』が10月31日〜11月1日に開催される。かつてこの大会を制し、現在「全世界空手道連盟 新極真会」の代表を務める緑健児代表に大会の見どころを聞いた。
大島優子 AKB48卒業後、初の主演映画『ロマンス』で見せた”初めての顔”
『紙の月』で日本アカデミー賞優秀助演女優賞ほか映画各賞を受賞。女優として高く評価される大島優子。そんな彼女が、『ふがいない僕は空を見た』のタナダユキ監督に望まれAKB48卒業後、初の主演映画で本領発揮!
生駒里奈「小道具のグロテスクな人形に興味津々」
乃木坂46の第1期生で、中心的なメンバーとして活躍中の生駒里奈主演の映画『コープスパーティー』が公開中。
「ホラーはあまり見ません。一人で見ると夜中に思い出して眠れなくなるので、あえて避けています(笑)。でも撮影は全然怖くありませんでした(笑)。むしろ小道具とかお人形がすごくリアルで、それに興味津々でした。血糊も楽しかったですし(笑)。お化け系は苦手ですが、グロテスクなのは割と平気なので、普段なかなか見られないものをいろいろ見られて、すごく面白かったです」
意外と肝が据わっている生駒だが、演技には苦手意識があったとか。
「あまり経験がなかったので、不安だったんですけど、主演という機会は二度とないと思ってやりました。なんとか最後まで演じきれたので良かったです。下手は下手ですが、また機会をいただけたら、ちゃんとチャレンジしていきたいなと思います」
次回は恋愛映画とか?
「うーん、お仕事じゃないと経験できないので、それもいいかもしれませんが、そういう意味では、青春を経験していないので、学校生活をエンジョイする青春ものにもあこがれます。でも経験できないことに興味があるので、一番やりたいのは殺される役(笑)。死人は絶対に経験できないですから、挑戦してみたい!」
ホラーが苦手でも楽しめるポイント。
「一人で家にいたら幽霊が出たという映画なら実際に起こりそうで怖いかもしれませんが、異世界での出来事なので、逆に安心して見ることができると思います。あと、イケメンと美女がたくさん出ているので、目の保養にもなります(笑)」
映画公開のタイミングで発売されたニューシングルでは7作ぶりにセンターにカムバック。
「いい時にたくさんの素晴らしい機会をいただいたなと思っています。多分、二度と自分がセンターの時に自分の主演作品が公開されることはないと思うので、両方ともたくさんの方に見て、そして聞いていただければうれしいです」
黒島結菜 注目度上昇中のなか『虹とマーブル』で舞台に初挑戦!
『ごめんね青春!』、さらには大河ドラマ『花燃ゆ』と話題のドラマに立て続けに出演する一方で、主演・出演映画も続々公開中。『カルピスウォーター』のCMでもフレッシュな笑顔を振りまく、黒島結菜。注目度がぐんぐんと上昇しているなかで、『虹とマーブル』で初めて舞台に挑戦する。「こんなに早く舞台に挑戦するとは思わなかった」と、稽古に臨む彼女にインタビューした。
【インタビュー】ピアニスト・大井健「メジャーデビューはたまたま幸運が巡ってきた感じ」
ソロピアニスト、そしてオペラユニットLEGENDのピアノ演奏でも活躍する大井健(おおい・たけし)が、メジャーデビューアルバム『Piano Love』をリリースした。アルバムは穏やかで柔らかい印象だ。
「穏やかな楽曲が好きなので、そういう曲が多くなったのかなと思います。選曲では悩みましたが、実際には流れにさっと乗って録音しています(笑)。そのなかでいかに自分の色を出すかというところは苦労しましたね」
全11曲を収録。ドビュッシー『月の光』、ショパン『ノクターン 第1番 Op.9-1』といったクラシック、『デスペラード』『Englishman in New York』など、映画音楽やポップスまでさまざまだ。
「母がピアノを教えていて父親が運転する車のなかではワーグナーが流れているという環境で育って、音楽を学ぶ上でもクラシックをベースにやってきましたが、社会に出たところで、クラシック音楽はそれほど世間には普及していないという事実に直面するわけです。どうしたら自分のピアノを聴きに来てくれか、クラシック音楽にもっと興味を持ってもらえるかを考えるようになりました。LEGENDもいろいろなお客さんに聞いてほしいと思って活動しているグループなので、その経験がアルバムにも大きく影響しています」
タイトル曲や『Fragments of lyric』など自身が作曲した曲も収めている。
「1曲完成させるという意味での作曲は小学生ぶりぐらいです。アルバム全体を見た時、こういう曲があったらいいなと、LEGENDのコンサートでつなぎで即興演奏をするスタイルで制作しました。間違いなくこのアルバムのハイライトですね」
「楽譜を忠実に演奏するとか、それに自分の解釈を加えていくというのよりも、キース・ジャレットみたいに1時間半ぐらいの公演を即興でやっちゃうみたいなやり方に興味がある」と本人。彼の視線はもっと先にある。テレビのバラエティー番組への出演がきっかけで、今も「イケメン」のフレーズとともに語られることが多いが浮ついている時間はまったくなさそうだ。
アルバム『Piano Love』(2778円・税別)はキングレコードより発売中。最新情報は公式サイト(http://www.takeshioi.com/)で。
DRUM TAOが宮本亜門迎え最新公演「新しい魅力というか、表現力つかんだ」
和太鼓グループのDRUM TAO(ドラムタオ)が新たな挑戦をしている。演出に宮本亜門を迎えた最新公演『百花繚乱 日本ドラム絵巻』で、これまでにないステージを展開している。
「最初は賛否両論。プレビュー公演では“これはTAOじゃない”“もうTAOは見ません”という反応をいただきました。アンケート用紙の裏まで使って批判が書かれていたものも…」と、結成当初からTAOを率い、作曲・演出、舞台のすべてを指揮してきたフランコ・ドラオ氏は苦笑いする。「ただよく考えてみると、TAOを始めたころも似たことがあったなあって。法被に鉢巻が和太鼓でしょうって。それもかっこいいんだけど、僕らはそれとは違うかっこよさを求めて、革ジャンやサングラスっていうスタイルでしたからね(笑)」
公演を重ねるなかで反応はポジティブなものに変化。アンケート用紙の裏まで使ったかの方も「すばらしいね」と、何度も足を運んでいるという。
舞台にはストーリーがあり、和太鼓のパフォーマンスもその表現のひとつとして物語に組み込まれている。華麗で、優雅で、煌びやか。勇ましくもある。タイトルが示すがごとく、“絵巻”といった様相。
「叩かないで表現するシーンも多いので、稽古を始めたころは分からないところもたくさんあって難しかったですね」と、座長の西亜里沙。「それぞれ役どころもあるので、お父さん、お母さんなんて役どころで呼び合ったりしながら、なりきって稽古を重ねてきました。それによって、太鼓を叩くということにおいても新しい魅力というか、表現力をつかんだ感覚はあります。これまでも表現したいものがあって演奏してきましたが、その色が深まったというか。大きい小さい、激しい優しいだけじゃないんです。1曲1曲の意味がはっきりして、曲の持つ表現力も膨らんでいます」
新しいTAOの魅力、まもなく東京でも見られる。