SearchSearch

愛野ユキがIP王座奪取に意欲「全部をもって挑むので、辰巳リカさんには全部を出す必要があると思わせたうえで勝ちたい」【東京女子プロレス】

2023.06.27 Vol.Web Original

“バーニングヴィーナス”愛野ユキ(東京女子プロレス)が初のシングル王座獲りに燃えている。愛野は東京女子の夏の祭典「SUMMER SUN PRINCESS ’23」(7月8日、東京・大田区総合体育館)で、辰巳リカが保持するインターナショナル・プリンセス(IP)王座に挑む。

 2020年11月7日には実姉・天満のどかさん(卒業)との姉妹コンビ「爆れつシスターズ」でプリンセスタッグ王座を奪取し、2021年4月まで同王座に君臨。昨年3月に姉が卒業し、独り立ちを迫られた愛野は辰巳からベルトを奪えばシングル初戴冠となる。

 その愛野に姉が卒業した後のこと、今回のIP王座戦への意気込みを聞いた。

小池百合子東京都知事インタビュー「『未来の東京』戦略」はバージョンアップだけでなくゲームチェンジするくらいの勢いが必要

2023.06.27 Vol.Web Original

 年頭の記者会見で岸田文雄首相が「異次元の少子化対策」に言及するなど、改めて少子化対策や子育て政策に注目が集まっている。 6月13日には政府が「こども未来戦略方針」を決定するも、年3兆円台半ばに上る財源の具体策は示されていない。そんな中、いち早く1月に「『未来の東京』戦略 version up 2023」を策定し、少子化対策を強力に推進することを表明した東京都の小池百合子知事に話を聞いた。(聞き手・一木広治)

坂上忍「無駄と思える時間があるほうが何か幸せ」タイパ時代に好きなことをやり続ける意味

2023.06.25 Vol.Web Original

 俳優、演出家、映画監督、エッセイスト……とさまざまな顔を持つ坂上忍。昨年「バイキングMORE」が終了した後は、念願だったどうぶつ保護ハウス「さかがみ家」をオープンし、愛煙家として葉たばこ農家での収穫体験などに足を運んでいる。好きなことをとことん楽しんでいる坂上に、今、大切にしている時間や最近叫ばれる “タイムパフォーマンス” について聞いた。

◆ ◆ ◆

MAOが6・25後楽園でのDDT EXTREME王座決定戦に意気込み「チャンピオンになったら、徹底的に挑戦者を困らせてやろうかな」

2023.06.23 Vol.Web Original

 DDTプロレスのユニット・サウナカミーナの“ハイフライヤー”MAOが6月25日の東京・後楽園ホール大会に並々ならぬ決意で臨む。MAOは同大会でKO-Dタッグ王座の防衛戦を行う予定だったが、パートナーでDDT EXTREME王座も保持していた勝俣瞬馬が5月21日、後楽園での岡谷英樹との防衛戦で右足首を粉砕骨折し、しばらくの間欠場に。そのため、勝俣はKO-Dタッグ、DDT EXTREME両王座を返上。この事態にMAOが勝俣の無念の思いを受け継ぐべく、DDT EXTREME王座決定戦に名乗りを挙げ、6・25後楽園で平田一喜と同王座を争うことになっていた。ところが、6月13日の東京・花やしき内浅草花劇場でハプニングが発生。平田とのタッグマッチでの前哨戦(MAO&上野勇希vsヨシヒコ&平田)で、ヨシヒコが勝利し、3WAYでのEXTREME王座戦を要求。その結果、MAOvs平田のシングル戦が、MAOvs平田vsヨシヒコのサバイバル3WAYダンスでのタイトル戦に急きょ変更された。そのMAOにパートナーへの思い、EXTREME王座決定戦への意気込みを聞いた。

ーーパートナーの勝俣選手がケガで長期離脱になると聞いた時、最初はどういう思いでした?
「元々KO-Dタッグは(樋口和貞&吉村直巳の)返上からの王座決定戦で奪取してやってきたんですけど、瞬馬のケガでKO-Dタッグを手放すことになったし、瞬馬はEXTREMEも返上だし、この流れでMAOがいかなかったらウソだろうって! 一緒にずっとやってきたパートナーがケガして、ベルトを落として、自分以外の人にいかれても自分が納得しないし、(王座決定戦の)相手が誰であれ自分がいくしかないという気持ちでした。僕が一番理由があるじゃないですか。これで自分以外だったら、お客さんも瞬馬も自分も納得しない。KO-Dタッグの防衛ロードが途絶えてしまって、そこにケリをつける意味ではMAOが行くしかないと…」
 
ーー勝俣選手が5・3横浜武道館でEXTREME王座に返り咲いて、新たな歴史をつくりそうな雰囲気でケガをしてしまったんですが、EXTREME王座はハードコアっぽいイメージがありますよね?
「それは払しょくしたいとずっと思ってて。一時EXTREME王座がハードコアのベルトっぽいイメージになっていて。瞬馬が獲って、瞬馬には瞬馬の色がある。結局ハードコア、デスマッチのベルトになっていくのかなと予感はしてたし、そこはガラッと変えたいですね」
 
ーーDDTのエクストリームといえば、MAO選手か勝俣選手のイメージですが、そこにこだわらないですか?
「エクストリームのイメージを持ってくれてる人が多いんですけど、僕はEXTREMEのタイトルじゃなくてもエクストリームな試合が多い。もともと入りは路上プロレスからだったんですけど。路上って実質ハードコアマッチ。僕がやってるハードコアマッチは路上の延長みたいなところが強くて。こだわりはあるんですけど、できるだけ挑戦していきたいんで、普段から変な試合が多くなる。そこでエクストリームのイメージを持ってくれてる人がいる。去年の3月20日、両国でDDT UNIVERSAL王座を初戴冠した時、“EXTREMEのベルト、おめでとう”ってすごい言われた。その時のルールがハードコア3WAYマッチだったというのもあって、EXTREMEのベルトを獲ったって思ってた人も多くて。そういうイメージを持ってくれてるのは大歓迎。普段からエクストリームなイメージを作り上げてきた証拠でもあるし、悪いことじゃないから。瞬馬とはタッグタイトルがエクストリームなルールが多くて、バーレスク東京でやったり、後楽園の全面使用でエニウェアフォールがあったり。ただ僕のなかでは一番エクストリームなのは瞬馬だと思ってるんで、僕はその次にエクストリームな男だと思います。瞬馬は人生エクストリームですから(笑)」

福士蒼汰「新しいことに挑戦するときプライドに縛られていたら打ちのめされてしまう」初の海外挑戦 必要と感じたのは「素直さ」

2023.06.17 Vol.web original

 陸から約2700km離れた太平洋のど真ん中に浮かぶ巨大貨物船を舞台にした極限の心理サバイバル・スリラー、Huluオリジナル「THE HEAD」Season2が6月17日からHuluにて独占配信開始。前作に出演した山下智久に続き、国際色豊かなキャストの中で存在感を放つのは、本作が初の海外作品となる福士蒼汰。「20代のうちに海外作品に挑戦したい」という夢を叶えた福士が持つ“実現力”とは。

渡辺未詩「白昼夢は今が一番強い。坂崎ユカさんが卒業してしまう大事な年に結果を残したい」【東京女子プロレス】

2023.06.05 Vol.Web Original

 プロレスとアイドルを両立する「アップアップガールズ(プロレス)」のメンバー渡辺未詩(東京女子プロレス)がグングン急上昇中だ。

 昨夏の最強女王決定トーナメント「東京プリンセスカップ」では中島翔子、山下実優の2強を破って準優勝。昨年10月9日にはアレックス・ウィンザーを下してインターナショナル・プリンセス(IP)王座を奪取し、シングルベルト初戴冠。同王座は3月18日、東京・有明コロシアムで白昼夢のパートナー辰巳リカに敗れて陥落したものの、その勢いはとどまることを知らない。

 渡辺は辰巳とのコンビで6月11日、東京・後楽園ホールでマジカルシュガーラビッツ(マジラビ=瑞希&坂崎ユカ)が保持するプリンセスタッグ王座に挑む。そこで、その渡辺に昨夏以降のこと、タッグ選手権試合への思いを聞いた。

教えて!PSYCHIC FEVER “BAKU BAKU”なステージ前のルティーン

2023.06.01 Vol.Web Original

 PSYCHIC FEVERのツアー『PSYCHIC FEVER LIVE TOUR 2023 “P.C.F”』が開幕する。初めての単独ツアーで、最新作『PSYCHIC FILE Ⅰ』を携え、大阪、愛知、東京、そして福岡のZeppを巡る。念願だった単独ツアーだけに、メンバーも”BAKU BAKU”していることに違いない。そこで、ステージ前のルーティンやジンクスをトピックにトークしてもらいました!

ーー単独ライブを前に、みなさん”BAKU BAKU”な状況じゃないかと思うのですが、それぞれライブだったり大事なことを控えているときにすることルーティンやジンクスなどはありますか?

剣:緊張で”BAKUBAKU”している時、僕はステージの床を触ります。僕は幼少期に空手をしていたんですが、空手って床の状態がすごく大事なんですよ。マット式なのか体育館のような感じなのか、裸足の足裏で感じます。いまは靴を履いて踊るので、手で触って確かめます。こうやって自分が立っているところを確認すると落ち着くんです。地に足を着ける、そんな感覚になるのかな。

JIMMY:僕はジンクスを作らないのがジンクスです。願掛けが苦手なんですよね。そういったものを作ってしまうと、何か失敗した時に、そのせいにしちゃうじゃないですか。あ、あれをやってない!って。失敗しそうで”BAKU BAKU”するのが嫌なので、普通のことをして、そのままステージに出る。そうすると、いつも通りいけます。

中西椋雅(以下、椋雅):僕は靴ひもを2重に結びます。一度結んで、その上にもう一回。ステージに上がる前には、それをもう一回確認します。ダンスをやってる方は分かるんじゃないかなあ……

剣:分かる! 俺、今も二重のままだ。

椋雅:踊ってる人からすると靴ひもは命みたいなものなんです。僕ぐらいの世代だと靴ひもがほどけて踊ってると「あいつ気が緩んでるな」ってなるぐらい。だから、ステージに上がる前にもう一回ぐっと。

JIMMY:蝶結びの上からもう一回結ぶんですか? 俺とWEESA、結構ハズレがちなんですよね。

小波津志(以下、志):龍臣もだよね。3人はよくほどけてる(笑)。

JIMMY:だからステージ上で直すのもうまくなってきてる(笑)。

半田龍臣(以下、龍臣):かっけー! 教えてください。

椋雅:それは良くないぞ!

―― 志さんはどうですか? 

志:本番前、リハの時をイメージして全集中すること。誰に話しかけられても聞こえないぐらい集中します。それから深呼吸してリップロール……そういう確認を出るギリギリまでやっています。というのも、リハーサルの時が一番歌のポジションがいいんですよ。本番になると、気持ちが高まりすぎて声がうわずっちゃったり、フルで踊りすぎて歌までまわらなかったりするので。

ーーでは、廉さん!

渡邉廉:僕は、ビートボックスする時のマイクの持ち方をチェックしてます。自分のマイクの時はいいんですけど、そうじゃない時は持ち方や位置を調整して、しっかりと鼻が通るようにしたり、確認する。そうすると落ち着きますね。

龍臣:では、僕。表情の運動です。「あ」「い」「う」「え」「お」ってやらないと気が済まないんです。昔からやってるルーティーンで、気づかなくてもやってます。

剣:それ、いつもやってるね! 

ーー みんな分かってるんですね。じゃあ、やってないを見つけたら、教えてあげないと(笑)。最後は……WEESAさんかな。

WEESA:ジンクスというジンクスはないけど、ステージ上でメンバーの顔を見ると落ち着きます。龍臣君とすれ違うことが多いんですけど、握手したりとかしています。

ーー ありがとうございました。ツアーの会場でみなさんがそれやってるの想像してますね!

(TOKYO HEADLINE・酒井紫野)

林和希「今の僕は音楽の魅力に取り憑かれている」 DOBERMAN INFINITYのKAZUKIがソロデビュー

2023.05.31 Vol.Web Original

ヒップホップユニットのDOBERMAN INFINITYでボーカルを担当するKAZUKIが「林和希」としてソロデビューを果たした。全曲作詞作曲を手がけたソロアルバム『I』では、グループ活動とは違う魅力・才能を開花させた。TOKYO HEADLINEではシンガーソングライターとして新たな一歩を踏み出す林和希にインタビューを実施。ファンの間でかねてから音源を望む声が多かった『Wow』に対する思いや、今回の制作活動の秘話を語ってもらった。

音楽への愛が最高潮に達している

――ソロアルバム『I』でソロ活動がスタートします。今の率直な気持ちをお聞かせください。

もう楽しみでしかないです。あと今作の制作活動を経て自分のなかで音楽へ対する情熱がさらに高まったので、アルバムが完成したばかりですけど、早速次の新しい曲を作りたくてウズウズしています。今は音楽への愛が最高潮に達している状況です

――不安は全くないのでしょうか?

最初はありましたけど、やっていくうちに自分1人で音楽を生み出せる喜びを知ってしまったので不安を喜びがかき消してくれました。DOBERMAN INFINITYのメンバーが僕のソロ活動をめちゃくちゃ応援してくれているのも心強いです。むしろ音楽熱が高まりすぎてどうしようっていう気持ちはあるかもしれない(笑)。

――ソロ活動はいつから構想を描いていたのでしょうか?

歌手になる夢を持った時からです。だからDOBERMAN INFINITYに加入するよりもずっと前、もっと言えば『VOCAL BATTLE AUDITION 2 〜夢を持った若者達へ〜』を受ける前から思っていたことなんです。やっぱり歌手として1人で音楽を届けるというのは、持つべき夢だと思います

「目が見えないんですけど、よく映画を見に行くんです」全盲のヴァイオリニストが「光を見つけた」生きるヒント

2023.05.29 Vol.web original

「私は目が見えないんですけど、よく映画館に映画を見に行くんです。それでたまに、何を見るのか決めないで行って、ちょうど時間が合う映画を前情報無しに見るんですけど、これがとんでもなく面白かったりその逆だったりして、それがまた面白いんですよ」と笑いながら語る、ヴァイオリニストの穴澤雄介さん。

 心臓と目に障がいがある状態で生まれた穴澤さんは、これまでに3度の心臓手術を乗り越えたものの、盲学校高等部の音楽科でプロヴァイオリニストを目指していた時期に視力をほぼ失い、現在は全盲。そんな彼の半生や人生観に迫るドキュメンタリー映画『光をみつける・ヴァイオリニスト穴澤雄介からのメッセージ』が5月30日から公開となる。自ら「不幸のデパート」と苦笑する劇的な半生とは。次々と直面する絶望的状況の中で常に希望の光を見出してきた穴澤さんの“生きるヒント”とは。

亀田誠治が創る “思いやりと優しみ” の都市型フェス「日比谷音楽祭2023」

2023.05.27 Vol.Web Original

 音楽の聖地・日比谷公園大音楽堂(以下、日比谷野音)を擁する日比谷公園をメイン会場に、2019年から無料で開催されている「日比谷音楽祭」。今年は6月2日(金)から4日(日)までの3日間にわたり、豪華なアーティストたちの饗宴が繰り広げられる。コロナ禍が事実上収束し、3年ぶりとなる声出しOKのステージに期待するファンは多い。実行委員長である音楽プロデューサーでベーシストの亀田誠治に意気込みを聞いた。

早乙女太一「僕らの”お祭り”にふらっと遊びに来て!」劇団朱雀の祭りが始まる!

2023.05.19 Vol.Web Original

 早乙女太一が総合プロデュース・演出、出演もする劇団朱雀の新しい祭りが始まる。19日に東京・かめありリリオホールで開幕し、その後、大阪、福岡、沖縄と全国で31公演。早乙女が思い描く”お祭り”が全国に広がっていく。劇団朱雀を再開して、コロナ禍を乗り越えて、行われる”お祭り”。早乙女が静かに、そして熱く語る「舞台で祭りをするのではなく、いつかは祭りごと作りたい」という言葉に、心が踊り、血が騒ぐ。

 

―― 劇団朱雀の公演、いよいよ初日を迎えます。

気づいたらもうこんなに近づいているのかと。焦りを感じつつ、ワクワクする高揚感もありながら、準備を進めています。『蜘蛛巣城』(舞台、KAATS神奈川芸術劇場などで上演)をやっていたこともあって、そちらに集中している時間も長かったので、公演の間に劇団朱雀のことをやってまたそっちに戻る……みたいなことをやっていましたね。

――『蜘蛛巣城』はかなりヘビーな作品でした。その最中にも劇団の準備をされてたんですね。

難しかったですよ。濃ゆい舞台だったので、簡単に切り替えられるものじゃなかったですから。

―― そうした経験を経て始まるこの公演。このタイミングでの上演を考えた理由はありますか?

劇団朱雀は舞台を作るというよりもお祭りを作る感覚のほうが大きいんですね。ただ、コロナ禍に入って、お祭り自体が難しくなって。声を出しちゃいけないとか、いろんな抑制や規制がでてきました。そのなかでも”お祭り”をやろうって言えばできたんだろうけど、自分たちがやりたいことはそういう”お祭り”じゃなかったから、次に作る時には、やりたい”お祭り”ができる環境であってほしいなと言う願いがありました。それと、このくらいの時期になればいけるんじゃないかという勝手な予想も。そしたら運良くそういう流れになってきて……良かったなと思っています。

―― 劇団朱雀は、そういう風が吹いてくるところがありません?

2019年に復活公演をやってそれが終わった1週間後に一連のコロナが始まって。そのあと、岐阜のぎふ葵劇場で幕引き公演(その劇場で行われる最後の公演)があったんですけど、それも自粛期間が明けた時で、公演が終わったら、また自粛期間になってみたいなキリギリの期間でした。まあ、たまたまでしょうけど。今回はそれに感謝するような願いもこめて作れたらいいなと思います。

Copyrighted Image