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【インタビュー】天才少女と親代わりの孤独な男は、幸せの方程式を解けるのか?

2017.11.22 Vol.700

 日本でもスマッシュヒットを飛ばした『(500)日のサマー』のマーク・ウェブ監督の最新作『gifted/ギフテッド』がいま、『クレイマー・クレイマー』『アイ・アム・サム』に続く“父&娘”モノの傑作として世界中で絶賛。本作は天才的な数学の才能を持つ少女メアリーと、親代わりとして彼女を育てる叔父フランクの絆を描く感動作。7歳の天才児、孤独な男、そして片目の猫。どこか足りない彼らの日常の、何気ない描写がシンプルだからこそ涙が出るほど美しい。一方、天才少女メアリーを演じたマッケナ・グレイスの存在にも瞠目。

「マッケナとの出会いは本当に幸運としか言いようがない。彼女無しではこの映画は作れなかった。1000人近い女の子と会ったし、演技の上手な子は何人もいたけど、マッケナは特別だった。最終のスクリーンテストでフランク役のクリス・エヴァンスと一緒に、候補者4〜5人全員で即興をしてもらった。マッケナはホチキスを猫に見立てて猫と会話をしたんだ。本当に普段どおり、って感じで堂々としてる。“キャプテン・アメリカ”を相手にね(笑)。終わった後“この子しかいない”とクリスと顔を見合わせたよ」

 芝居に“嘘”が無く、かつプロ意識が高いと監督も絶賛。

「頭の良さにもいろいろあるけれど、マッケナの感情の豊かさや相手の気持ちを察する感覚も頭の良さの表れだと思うよ。一見何の特徴もないフランクを見事に演じたクリスもそうだし、メアリーの先生役のジェニー・スレイトもすごく賢い女性だと思った。他にも本作で数学アドバイザーを務めてくれたジョーダン・エレンバーグはまさに天才だしね」
 葛藤の末、フランクとメアリーが導き出した答えに温かな涙が流れる。

溝端淳平×忍成修吾×温水洋一 舞台『管理人』が11月26日からシアタートラムで上演開始

2017.11.20 Vol.700

 日本でもコアなファンの多い英国のノーベル文学賞作家ハロルド・ピンターの作品。その中でも世界的にも最も上演されている『管理人』が11月26日から東京・シアタートラムで上演される。出演する溝端淳平、忍成修吾、温水洋一に話を聞いた。

インタビューシリーズ【LDH バトン ~夢~】 Vol.1 EXILE AKIRA(EXILE/EXILE THE SECOND)

2017.11.19 Vol.Web Original

 EXILE、三代目J Soul Brothers、E-Girlsなどが所属するLDH JAPANは、音楽やダンスだけでなく、映画やお芝居、アパレルや飲食など、さまざまなプロジェクトを展開して「Love, Dream, Happiness」のメッセージを届けます。【LDH バトン】では、LDH JAPANに所属するアーティストやタレント、アスリートたちに、Dream(夢)について聞いていきます。

 トップバッターはEXILE、EXILE THE SECONDのパフォーマーや、役者としても活躍されるEXILE AKIRAさん。 記念すべき初回につき、スペシャルバージョンです。

いま話題の“街ネコ映画”監督が明かす「猫が苦手だったスタッフが、すっかり猫派に(笑)」

2017.11.18 Vol.Web Original

 猫の駅長が愛され、街には猫グッズがあふれ、猫カフェはすっかり定着。そんな日本に劣らぬほど、猫を愛するトルコ・イスタンブールを舞台に、街で暮らす野良猫と、彼らを見守る人々の素敵な関係を追った、話題のドキュメンタリー『猫が教えてくれたこと』。
 アメリカで映像製作に携わるジェイダ・トルンが、長編ドキュメンタリー初監督作の題材に選んだのは、彼女が11歳まで過ごしたトルコ・イスタンブールの街の物語だった。

「イスタンブールで過ごした子供時代を振り返ると、そこには必ず猫がいたの」とトルン監督。
「5歳くらいだったかな、住んでいたマンションの裏庭で1匹の子猫と出会い、友達になったの。やがて彼女は大人になり、何度も子供を産んで、私はそのたびに世話をしたわ。子供たちは育たなかった子もいれば、元気に育ってどこかへ行ってしまう子もいたけど、私たちはずっと友達だった」

 イスタンブールは昔から猫の街と呼ばれるほど、街で暮らす猫が多い。本作は個性豊かな7匹の猫の日常を追いながら、彼らと街の人々との交流を描き出す。ときに特製のカメラを使い、猫と同じ高さの目線で撮影。人間同様に、猫を街の住人として描いている。
「30匹ほど“オーディション”をしたけど、確かに撮影に向かない子たちもいたわ。すぐ逃げて行ってしまう子、まったく動かない子、フレンドリー過ぎて私たちを見つけるとすぐ近寄ってきて膝に乗ってしまう子とか(笑)。でもイスタンブールの猫は基本的に人に慣れていて、すごくフレンドリーなの。皆、たいてい撮影に協力的だったわね(笑)。私たちも彼らの日常を邪魔するようなことはせず、ありのままを撮っていたから」

「日本のアニメーター待ってます!」日本を舞台にした話題作 スタッフが熱烈アピール!?

2017.11.18 Vol.Web Original

「こんなに小さなパペットを使って、あれほど壮大な冒険映画を作ったんだと思うと、改めてすごいことだし誇らしく思うよ」と愛情たっぷりに“主演俳優”クボを紹介してくれたシフ氏。
『ティム・バートンのコープスブライド』『コララインとボタンの魔女』など数々の傑作ストップモーションアニメを生み出してきたスタジオライカが最新作の舞台に選んだのは、古き良き日本の昔話のような世界。“二弦の三味線”を奏で、折り紙を自在に操る不思議な能力を持った少年クボが、両親を奪い自分を狙う祖父“月の皇帝”に立ち向かう冒険物語だ。

 ストップモーションアニメとは、人形などを一コマずつ動かしながら写真を撮り、それをつなげて映像にすることで自ら動いているかのように見せるアニメーション。本作でも“俳優”である人形をはじめ、森の中や洞窟といった地形、村の家々や船、怪物たちまでパペットやセットを制作。その精巧さと表現力は“人形アニメ”の範疇を超えている。

「人形たちが着ている衣装にまで徹底してこだわったよ。衣装デザイナーは日本にまで生地を探しに行ったんだ。大変だったのは、目が非常に細かい絹を見つけ出すこと。着物の生地の目が荒いと、それを着るパペットが、いかにも人形らしいサイズに見えてしまうからね。条件にふさわしい生地を見つけ、それをもとに衣装の素材を作っているんだ」

【先着無料招待】「JAPAN MOVE UP! 頑張ろう九州!プロジェクト 発信イベント第2弾」開催!

2017.11.17 Vol.Web Oliginal

「日本を元気に!」を合言葉に、毎週各界の著名人をゲストに招いて、日本のこれからを語っていく、番組を聴いた人が、思わず元気になるようなラジオプログラム「JAPAN MOVE UP」の特別公開録音イベントをユナイテッド・シネマキャナルシティ13にて開催いたします。

 ゲストは黒木啓司さん(EXILE・EXILE THE SECOND)/高島宗一郎さん(福岡市長)/萩尾陽平さん(プレミアムウォーター社長)他の予定。※出演者の変更がある場合がございます。

 九州の復興について様々な切り口から活発な意見を交わすトークを展開いたします。

 このJAPAN MOVE UP 公開録音イベントに先着で135名様をご招待いたします!

【イベント詳細・応募】
http://eventregist.com/e/jbDo3Ey1vxan

【インタビュー】DOBERMAN INFINITY 新曲制作で「5人の恋愛観ぶつけ合った」

2017.11.15 Vol.Web Original

HIP HOP グループのDOBERMAN INFINITY(D.I.)が22日、シングル『あの日のキミと今の僕に』をリリースする。3カ月連続リリースの最後を飾る作品でクリスマスをテーマにしたウインターラブバラード。好きなのにすれ違ってしまう2人のストーリーは切なさがマックスで……。

話題の“SNS映画”監督が語る「ネットで人が攻撃的になる理由」

2017.11.15 Vol.700

「僕らの子供時代はいかに幸せだったかと思うよ(笑)」と“誰もがつながる、嘘も隠し事もないSNS社会”を描いた話題作『ザ・サークル』のジェームズ・ポンソルト監督。

「僕らはちょっとした過ちや失敗もじきに忘れて乗り越えることができたけど、今はそれがすべてデジタルフットプリント、つまりネット上に足跡として残ってしまう」

 もちろんITテクノロジーが悪というわけではない、と監督。

「要はバランスが必要ってことだよね。ただやはり行き過ぎたSNS社会には懸念を持っている。エマ・ワトソン演じる主人公メイは人から好かれたいとか認められたいという気持ちを抱えていて、それがゆえに彼女は大きなシステムの一つの駒になってしまう。社会において良い影響力を持つ存在になりたいという思いは間違ってはいないけど、全く知りもしない人からも愛されたい、“いいね”をもらいたいと思うのは…。人とつながるということは人から影響を与えられる、自分も与えるということだ。しかも、SNS上の存在となった瞬間にその人物は抽象化されてしまう。我々は抽象的な存在に対して倫理観が薄れがちだ。ネット上で非常に攻撃的になって、対面では絶対に言わないようなことを書き込んだり。ネットの影響で大統領が決まったりね(笑)」

 SNS社会の未来はユートピア?

「その答えは10年くらいで見えてくるんじゃないかな。僕らが子供のころ悪いことをすると一人で部屋で反省させられたりしたよね。そこで一人になって考えることが大人へのプロセスとして重要だったと思うんだけど、今はいつでも誰かとつながるから誰かがすぐ答えを出してくる。そんなふうに成長した人間が僕ら同様の“個”を持つのか。ちょっと疑問に思うね」

【インタビュー】C&K 彼らが 紅白を目指すワケ。

2017.11.14 Vol.Web Original

 唯一無二の歌声とハーモニーで魅了するシンガーソングライターデュオのC&Kがまた大きな目標をぶち上げた。「ROAD TO KOUHAKU」――、日本の大みそかを彩る国民的なイベント紅白歌合戦への出場を狙うという。それを自ら「無謀な挑戦」と呼んでおどけて見せるが、もちろん本気。なぜそこまで出演したいのか。聞けば、彼らを応援したくなるのは当然だった。(本紙・酒井紫野 撮影・蔦野裕)

【インタビュー】菅官房長官の天敵? 「新聞記者」著者 望月衣塑子記者

2017.11.13 Vol.700

 今年6月6日、首相官邸で行われる菅義偉官房長官の会見に一人の見慣れない女性記者がいた。記者は次々に菅氏にするどい質問をぶつける。その様子がテレビやウェブで報じられるようになると、にわかに官房長官の会見に注目が詰まるようになった。その人こそ、東京新聞社会部の望月衣塑子記者。10月に『新聞記者』を上梓した望月記者に話を聞いた。

【インタビュー】山﨑賢人 × 広瀬アリスが33年前の学園の秘密を解き明かす!『氷菓』

2017.11.13 Vol.700

 人気作家・米澤穂信の学園ミステリー小説を『劇場版 零〜ゼロ〜』の安里麻里監督がメガホンを取り、『四月は君の嘘』の山﨑賢人と『L エル』の広瀬アリスを迎え実写化。“薔薇色の高校生活”を望まない省エネ主義の天才高校生・折木奉太郎(おれき ほうたろう)を演じる山﨑と、好奇心の塊のような美少女・千反田(ちたんだ)えるを演じる広瀬が、劇中さながら、息の合ったコンビぶりで撮影舞台裏を語ってくれた。

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