ドラマに映画、舞台、さまざまな情報バラエティー番組に、幅広く活動を展開する前川泰之。釣りやアウトドア好きで、子供のころから海や水辺とは近しい関係。モデル時代には島を巡り、30歳を過ぎてからは渓流や海で本格的な釣りを楽しむように。その腕前を釣り番組で披露したりと、より密な関係に。俳優、夫、そして父である前川と水辺との付き合い方とは? 撮影・神谷渚 取材協力・512 CAFE&GRILL
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あの海賊船に乗り込んだ新たなヒロイン!
ご存じ、ジョニー・デップ主演の人気シリーズの最新作『パイレーツ・オブ・カリビアン/最後の海賊』がいよいよ公開。本作のヒロイン・カリーナを演じるのは『メイズ・ランナー』シリーズでブレイクしたカヤ・スコデラリオ。
「出演が決まったとき私はNYにいたんだけど、1週間後にはオーストラリアに到着していないといけなかったの。慌ててロンドンに戻って母に会い、6カ月間世界の反対側で暮らすためのパッキングをして…もうパニック状態だったわ(笑)。私はいつも作品が決まるごとに一度母に会いに行ってどんな作品に出るのか必ず伝えるようにしているの。母はパッキングも手伝ってくれるしね(笑)」
今回演じるのは、生き別れの父が残した本を手掛かりに秘宝を探す天文学者カリーナ。
「彼女は強くて自分の意志をはっきり持っている女性。それが人をイラつかせないように(笑)バランスをとりながら、彼女の背景が観客に伝わるよう演じたの」
ジョニーから学ぶことも多かった。
「本人はとても優しくて気さくな人。不思議なことにジョニー本人に会った時より現場でジャックになったジョニーを前にしたときのほうが“スターがいる!”って圧倒された(笑)。彼はどんな役でも完璧にコミットしてしまうすごい俳優でしょ。私も彼がどれくらいの“メソッド俳優”なのか興味があったの。実際は、彼のアプローチは完全なメソッドというわけではなかったけど、ジョニーと話しているときも、目の動きがジャックになってたりするの。グリーンバックの、実際には何もないスタジオでも彼は瞬時に、完璧に役に入り込めるのよ」
ファン興奮必至のネタも満載の本作。
「冒険もロマンスもスリルも全部あって、どの世代の人も楽しめる作品。ぜひ楽しんでください!」
門脇麦 不器用で引っ込み思案なヒロインを自然体で演じる
デビューしてわずか6年で、映画、ドラマ、舞台など広いフィールドで活躍中の門脇麦。そこにいるだけで目が離せなくなる不思議な魅力で、超個性的な役をさらりとこなし、普通の女の子の役を自然に演じる。そんな門脇の主演映画『世界は今日から君のもの』が7月に公開。生きることに不器用な主人公の真実について、また最近の自身の撮影に向き合う時の変化などを率直に語る。
まねきケチャ 福を招く見習い天使たちがついにメジャーデビュー
人気アイドルユニットのまねきケチャがメジャーデビューする。28日にデビューシングル『どうでもいいや/ありきたりな言葉で』をリリースして新しいステップを踏み出す。目標はオリコンウィークリーチャート3位、日本武道館、そして紅白歌合戦への出場。達成に向けて、まねきケチャは新たなスタートを切る。
選挙はひとつの手段。投票は終わりではなく始まり 堀潤氏(NPO法人「8bitNews」代表)
東京都議会選挙は6月23日に告示され、7月2日に投開票される。昨年夏に小池百合子東京都知事が誕生して以来、都政に対する注目度はかつてないほど高い。そのなかで行われる都議選はどう読み解くべきか。ジャーナリストの堀潤氏に話を聞いた
「新生Happinessとして始動」MIYUUさん、川本璃さん(Happiness)
「日本を元気に」を合言葉に毎週土曜日午後9時30分からTOKYO FMで放送中の『JAPAN MOVE UP supported by TOKYO HEADLINE』。今回のゲストはMIYUUさん、川本璃さん(Happiness)。
東京都議選直前企画④ 注目候補に聞く もり愛氏
東京都議会選挙が6月23日、ついに火ぶたを切った。投票を前に注目候補をピックアップするこの企画、今回お送りするのは、3期9年区議を務め今回「都民ファーストの会」から出馬するもり愛氏。
“魔法少女”が引き金を引く、ダークでマジカルなフィルム・ノワール!
白血病で余命わずかな少女アリシアは、日本のアニメ『魔法少女ユキコ』の大ファン。失業中の父ルイスはアリシアが欲しがっているユキコのコスチュームを手に入れようと、ある危険な行動に出る。やがてルイスの行動は、心に闇を抱える女性バルバラ、訳ありの元教師ダミアンを巻き込み、予想もしない悲劇的結末へと向かっていく…。
「そう、僕は日本のアニメや漫画の大ファンなんだよ(笑)」と笑うカルロス・ベルムト監督。イラストレーター、漫画家としてキャリアをスタートさせ、劇場用映画第1作目となる本作で、サン・セヴァスチャン国際映画祭グランプリと監督賞をW受賞するというまれに見る快挙を達成。巨匠ペドロ・アルモドバル監督からも大絶賛された逸材だ。
「僕は何度も日本に来ていて、実はこの作品の脚本も、日本滞在中に書いていたんだ。友人の家に泊まり込んでね。昼ごろ起き出して、原稿書いて、たまに近所のコンビニや飲み屋に行ったりして、明け方寝て…。東京は僕のような人間が暮らすのに最適な場所だね(笑)」
架空のアニメ『魔法少女ユキコ』をはじめ、日本のコンテンツが随所に仕込まれている。
「スペインのアニメは単純な子供向けのものがほとんどだったからね。日本のアニメに出会って夢中になったよ。『ドラゴンボール』とか『新世紀エヴァンゲリオン』とか」
本来ファンシーな“魔法少女”という要素で、不穏さを醸し出す演出に観客は思わず絡め取られていく。
「そのギャップが面白いと思ったんだ。魔法少女から始まった連鎖がどう転んでいくのか。悲劇とみるかブラックユーモアとみるかは見た人しだいなんだ」
【松江哲明×山下敦弘】日本映画界期待の監督2人と日本を代表する個性派俳優が放つ“カンヌへの挑戦状”!?
日本映画界に欠かせない存在にして、変幻自在の演技力で見る者を煙に巻く個性派俳優“山田孝之”の思考にダイブする3Dドキュメンタリー!? しかもカンヌ映画祭に正式応募!? 日本映画界期待の監督・松江哲明と山下敦弘が、山田とともに見つめた“カンヌ”とは?
ジミー大西&中尾明慶インタビュー 明石家さんま&ジミー大西…お笑い界伝説の師弟が歩んだ、笑いと涙の15年!
明石家さんまが、その芸歴42年目で初めて連続ドラマをプロデュース。描かれるのは、自身とその弟子・ジミー大西の“アホみたいなホンマの話”!ジミー大西本人とジミーを演じた中尾明慶が“主人公”対談!
ヒュー・ジャックマンと考えた、ヒーローの“理想の最期”
『X-メン』のウルヴァリンが、ついに一つの終焉を迎える。2000年に公開された『X-メン』以降、17年にわたってウルヴァリン役を務めてきたヒュー・ジャックマンだが、彼がウルヴァリンを演じるのは本作『LOGAN/ローガン』が最後になるという。メガホンをとったのは日本を舞台にした前作『ウルヴァリン:SAMURAI』でもジャックマンとタッグを組んだジェームズ・マンゴールド監督。
「ヒューとは『ニューヨークの恋人』からのつきあいだけど、彼とは本当に作りたいものを作れる関係なんだよ」と監督。「そして僕らはウルヴァリンの最期を、人間の物語として描きたかったんだ」。ウルヴァリン(ローガン)は脅威の回復力を持つ不死身の肉体に特殊金属の爪を備えたミュータント。しかし本作でローガンは特殊能力も衰え生きる気力も無くしており、プロフェッサーXに至っては要介護状態。熱狂的な『X-メン』ファンにはショックかもしれない。
「最後だからこそ僕らはウルヴァリンの本当のヒーロー性を描きたかったんだ。特殊能力が衰えたとき真のヒーローならどうするのか。絶望的な状況でも守るべき者がいたら? 僕もヒューも、ローガンの人間性を通してヒーローを描きたかったんだ。確かに、私のウルヴァリンをよくもあんなふうに殺してくれたわね!なんて泣き叫ぶ人も多少はいるだろうけど(笑)」
謎めいた少女ローラとプロフェッサーXを連れた危険な旅。ヒーローアクションというよりロードムービーのようであるにも関わらず、シリーズで最もエモーショナルなヒーローの物語となっている。
「CG全開のミュータントバトルも、エンディングの後の“復活”映像も無し(笑)。少なくとも僕とヒューのウルヴァリンはこれで本当に最後です」